M1> MY LOVE / KEISSY(ケイシー)
赤道直下のアマゾン河口の都市「ベルン」生まれの
日本とブラジルのハーフ
『KEISSY』
お父さんはじめ、お兄さんもシンガーとして有名な家系。
母方の祖父は1930年代にトメアスに入植した開拓者の先駆者的存在。
そんなKeissyの作るオリジナルにはその逞しいDNAが色濃く出てきます。
大きな魅力のひとつである「ヴォイス・インプロヴィゼーション」には
インディオの祈りや日本の声明にインスパイアされたフレーズまでが入り交じって、
クライマックスで彼女はシャーマンと化す。
歌を歌うためにこの地に降り立った彼女。
アルバム「Anjo」(アンジュ)は
ポルトガル語で「天使」を意味しています。
まさにAnjoな彼女の歌声はこの時代の宝物みたいです♪
ただのボサノヴァではない別物のサウンドを味わってください。
M2> Do Right(パステル・メッセージ) / ポール・デイヴィス
『ポール・デイヴィス』(Paul Davis)です。
飾ることなく自然体のメロディ、
美しく優しい歌声はAORのお手本みたいな方♪
曲からも人柄や優しさみたいなものが滲み出るような。
1980年に発表した日本でのデビューアルバム
『Paul Davis』
このアルバムの1曲目に収録されていたのが『Do Right』
(邦題:パステルメッセージ)です。
エレピの心地よいイントロ。サビのコーラスワーク。
キラキラしています!
この鮮やかさを80年に表現していたなんて素晴らしい♪
なんといってもこの歌声の温かさでしょう。
大事に聴かなくちゃ。
2008年にこの世を去ったアメリカの偉大なAORシンガー・ソングライターです。