M1> Flame Turns Blue / デヴィッド・グレイ
イギリスを代表する世界的なシンガーソングライター、デヴィッド・グレイ。
1968年にイギリス マンチェスター生まれ。
1993年にデビューアルバム「A Century Ends」をリリース。
母国イギリスやヨーロッパ・アメリカなど世界中で高い人気を獲得しているシンガーソングライターですが、実は日本での知名度はあまり高くはない・・・。
もったいない・・・。知らないなんてもったいない。
2001年にリリースされたアルバム「Lost Songs 95-98」に収録された1曲。
癖がある心地よいハスキーボイスは、今いる場所に風を吹かせ、景色を変えてくれる力を持ちます。ギター、ピアノでエッジのきいたイギリスロックを届けてくれるアーティスト。
僕はこの曲を聞くと勝手なイメージですが、枯れかけた草木が生い茂る河辺、冷たい風が吹きぬける風景が浮かんできます。その吹き抜ける風の中で歌いながら歩くデヴィッド・・・。
この曲でアナタはどんな風景を想像しますか?
10数カ国でプラチナ・ディスク、ゴールド・ディスクを獲得。
アイルランドでは4年間にわたってチャート・インを記録した実力あるシンガーの魅力をどうぞアナタの耳でお楽しみにください♪
風吹いてますか?
M2> ジャスト・ライク・オールウェイズ / ジミー・ウェブ
綺麗なピアノから始まるこの1曲を。
60年代からソングライターとして数多くのアーティストに曲を提供してきた天才ソングライター、「ジミー・ウェブ」
今まで数多くの名曲を世に送り出してきていますが、最近では自身の曲をセルフカバーしているアルバムをリリースするなどまだまだ現役で活動しているシンガーソングライター。
ブライアン・ウィルソン、アート・ガーファンクル、ジョー・コッカー、・・・などが参加しているって言うから驚きです!
それだけの豪華なメンバーに楽曲を提供してきた才能はこのアルバムでも十分に発揮されています。
93年リリース「サスペンディング・ディスビリーフ」から。
ジャケットはネイティブ・インディアンの人のように男らしくてハードなイメージ。
しかし、内容は繊細で美しくて魅力的。
見事に表現された哀愁と空気感。
優しくも男っぽい歌声、引き込まれる雰囲気を吸い込むことが出来ます。
このアルバムの中でも美しくて、メロディの緩やかさは日本人の心にも溶けます。
まだ寒い窓の外。
灰色の空の中でも流れる風を避けるようにブランケットのような温かさがこの曲には備わっていてコートを羽織る感覚にこの1曲は似ているのかも?
ホッコリホッコリ♪