HI!心呼吸 2月21日(水)

M1>  One People ワン・ピープル  /   モーリー・スターン

 

『モーリー・スターンズ』

カナダ出身のシンガー・ソング・ライター。

プロデューサーの顔も持つマルチプレイヤー。

彼はセッション・ミュージシャンとして数多くのミュージシャンを支えてきた人物でもあります。

「ケニー・ロギンス」、「シカゴ」、「マイケル・マクドナルド」、「セリーヌ・ディオン」・・・。

と凄い顔ぶれをサポート。

そんな彼が1992年にリリースした1stアルバムがこの

『POWER IN OUR HANDS』

ソフトな透明感のあるヴォーカル。

そして彼の人柄を感じさせる歌詞がとても素敵。

音楽への情熱はもちろん、人への愛に溢れています。

日本人でも分かり易いメロディライン。

1つ1つクリアな音作り。この懐かしい感覚。このスケールの大きさって最高です。

 

 

 

 

 

M2> (I Love You)For Sentimental Reasons /  リンダ・ロンシュタット

 

「フォーク・カントリー」繋がりでこの曲を♪

カントリー・シンガーとして絶大な人気を誇った80年代。

『リンダ・ロンシュタット』

彼女がジャズの超有名スタンダードなナンバーを歌ったアルバム。

11曲を歌ったアルバムなんですが、演奏しているのは

「フランク・シナトラ」の時代から活躍する

「Nelson Riddle & his Orchestra」

そのオーケストラだけの演奏だけでも聴きたいほど。

めっちゃくちゃ良いのです♪

1986年にリリースされているこのシリーズ3部作の3作目

『For Sentimental Reasons』

スタンダードをリンダの美声が歌い上げます。

彼女の歌声をゆっくりと楽しんでください。

それもカントリーではなく、ジャズのスタンダードで♪

HI!心呼吸 2月20日(火)

M1>   One Of Those Days  /   エイドリアン・ブリュー

 

『エイドリアン・ブリュー』

アメリカのギタリスト。

「フランク・ザッパ」に見出されて、「キング・クリムゾン」、「トーキングヘッズ」、

「デヴィッド・ボウイ」との競演など・・・

数々のビッグ・アーティストとステージを共にしている経歴の持ち主。

そんな彼のソロの4枚目。

1989年にリリースしたスタジオ・アルバム

『Mr. Music Head』 (ミスター・ミュージック・ヘッド)

軽快なリズムに肩の力の抜けたヴォーカル。

さりげないギターテクニック。

彼のギターは素人目に見ても「楽しそうに演奏する」

その雰囲気がこのアルバムからも感じられます。

1曲目の「Oh Daddy」は娘ちゃんと共演だったり♪

「早くパパヒットする曲を書いて」娘ちゃんの歌声が入った曲だったりするところも

楽しい♪掴みどころのない世界感は不思議と癖になってきます。

 

 

 

 

 

M2>   Dansero ダンセロ   /    イーディ・ゴーメ

 

1963年にリリースされた名盤

『ブレイム・イット・オン・ザ・ボサ・ノヴァ』(恋のボサノヴァ)

1950年代から70年代にかけて活躍した女性シンガー

『イーディ・ゴーメ』

アメリカ芸能界でも大スターとなった彼女の代表作です♪

このアルバムのジャケットが好きで部屋に飾っていました。

「ザ・ギフト」という曲が日本でもヒット。

1980年代後半、当時のCMで使用されて「ボサノヴァ」を

日本で知らしめるキッカケとなったなんて言われています。

ボサノヴァのリズムにのせた彼女のハツラツとした歌声。

今でも気持ちよく耳を刺激してくれます♪

古き良きアメリカを連想させてくれる彼女の音楽。

楽しげでイキイキしているオールディーズの要素と、

ブラジルとジャズを融合させた最先端なサウンドはやはり素晴らしい♪

 

HI!心呼吸 2月19日(月)

M1>  I Don’t See Me(からっぽの愛)  /   ボビー・チャールズ

 

今週もこのコーナーでごゆっくり♪

『ボビー・チャールズ』

元々は「ファッツ・ドミノ」や「ビル・ヘイリー」にヒット曲を提供していた

シンガー・ソング・ライター。

ルイジアナで生まれた彼は幼い頃から地元のラジオを聴いて育ち、

黒人音楽などに刺激を受けたんだそうです。

偽名を使って曲を提供していたシンガーだったんです。

ですから人に提供した曲は多数ありますが、自分の作品として残しているものは少ないんですね。

そんな彼の94年リリースのアルバム。

『Wish You Were Here Right Now』(君がここにいてくれたなら)

少し地味なジャケットに哀愁も感じてしまう素朴なアルバムかなと思いきや、

豪華なゲスト陣(Willie Nelson、Neil Young、Fats Domino)に囲まれて楽しそうに

歌う彼の歌声が印象的♪彼の素朴で優しい歌声はこの時期にもピッタリと寄り添うん

です♪

 

 

 

 

 

M2>   Loving You   /   ジュリア・フォーダム

 

少しロマンチックなアレンジでいかがでしょう?

『ジュリア・フォーダム』

1991年にリリースしている『(Love Moves in) Mysterious Ways』

(愛はミステリアス)

このアルバムに収録されている「Loving You」

お馴染みのオリジナルは「ミニー・リパートン」が歌った

「Loving You」をジュリア・フォーダムがカバーしています。

数多くのアーティストがカバーした皆さんにもお馴染みの曲・・・

ですが、UKレゲエのベテラン歌手「ジャネット・ケイ」のカバーと

彼女のカバーが大好き。

「ジュリア・フォーダム」のゆったりと、包み込むようなカバー。

このアルバムの中でも存在の大きい1曲でしょう。

優しい気持ちにしてくれるリラックス・ソング♪

好きな人(大事な人)を想ってみては?

 

HI!心呼吸 2月16日(金)

M1>    I Want Your Love  /   アンソニー・フィリップス

 

今週の締めくくりは♪

気持ちよく穏やかな気持ちになれる曲を♪

なんて美しい曲なんでしょうか。

『アンソニー・フィリップス』

1970年代のプログレッシブ・ロック全盛時代を代表するバンド

『ジェネシス』のギタリストとして活躍したロンドン出身のアーティスト。

1979年に彼の3rdアルバムとしてリリースされた

「Sides」(サイズ)

モダンなポップ感をさりげなく聞かせてくれる名盤です。

その「ポップ」には色んな意味が込められている。

アルバムにはプログレ・ポップ、レゲエ、ロック・・・幅広い音楽に挑戦した彼自身の

存在そのものがポップ!

そんな曲の中から「I Want Your Love」は数あるアンソニーの名曲の中でも最も美しいものの一つに数えられる1曲♪穏やかで緩やかで心落ち着かせてくれる曲。

 

 

 

 

 

M2> One Of Them Is Me (このままでいたい)/  アンドリュー・ゴールド

 

今週の締めくくりはこの曲にしてみました♪

ウェスト・コースト・ロックの黄金期を支えた

シンガー・ソングライター『アンドリュー・ゴールド』

70年に「ケニー・エドワーズ」、「カーラ・ボノフ」、「ウェンディ・ウォルドマン」とともに『ブリンドル』を結成。

グループ解散後、「リンダ・ロンシュタット」のアルバムに参加するなどそのマルチな活躍をしたアーティスト。

あの「矢沢永吉」さんにも多大な影響を与えたとか・・・。

そんなアンドリュー・ゴールドの1977年のアルバム

『自画像』(What’s Wrong with This Picture?)

どこか懐かして、潮風を感じるような爽やかなサウンド。

優しいメロディに甘く切ない大人の歌・・・。

全米ヒット・シングル「ロンリー・ボーイ」も収録された1枚。

ちなみにアルバムのラストをこの曲が飾ります。大好きな1曲♪春を感じるのは僕だけ?

HI!心呼吸 2月15日(木)

M1>  Tristeza (トリステーザ) /  クレモンティーヌ

 

『クレモンティーヌ』

2000年9月にリリースされた『Les Voyages』(レ・ヴォヤージュ)

日本で最も有名な「フレンチ・ポップ・シンガー」

クレモンティーヌ。

幼い頃にメキシコで暮らした経験があるんだそうで、スペイン語を流暢に操り、

現在でも南仏の別荘でヴァカンスを過ごすなど、ラテン文化との接点が多かった彼女。

「初」のブラジル録音で魅せた本格的なボサノヴァ・アルバム。

フランスという異国のフィルターを通った“フレンチ・ボッサ”フレイヴァーと、

本場の“ブラジリアン・ボッサ”の融合は見事なブレンドなんですよね。

パリとリオ、地球を半周してじっくりとレコーディングの結果がこの心地よさ。

さぁ、春は目の前。

耳から春モードにしていきますか!

 

 

 

 

 

M2>   メウ・サンバ・トルト(傾いだサンバ)  /   クララ・モレーノ

 

ブラジルを代表するシンガー「ジョイス」を母に持つ

ボサノヴァ・シンガー『クララ・モレーノ』

2006年にリリースされている通算5枚目のアルバム

『メウ・サンバ・トルト』

タイトル・ナンバーです。ボサノバ、ブラジル音楽をお好きな方には素晴らしい1枚。

サウンド・クリエーター「セルソ・フォンセカ」

ギタリスト「ヂエゴ・フィゲレード」らがゲスト参加したという

アコースティックな名盤。

そして「ジョイス」も書き下ろし曲でギタリストとして参加しているって・・・

最高です。

アコースティック・テイストの簡素なサンバ・サウンド・・・

ギターと重なり合う、一つになる歌声が甘くて。

「セルソ・フォンセカ」とのデュエットにうっとりです♪

しっとり仕上がったこの曲「メウ・サンバ・トルト」♪

 

 

HI!心呼吸 2月14日(水)

M1>     Big Love    /  シンプリー・レッド

 

イギリスで最も成功した「ブルー・アイド・ソウル・アーティスト」

『ミック・ハックナル』

彼が率いるのが『シンプリー・レッド』

シンプリー・レッドのバンド結成30周年目に再結成して

リリースされたアルバムがこの2015年にリリースされた

『BIG LOVE』

サウンドは文句なし。

ストリングスをフィーチャーしたソフトなソウルを聞かせてくます。

お得意のサウンドが色褪せないバランスで収録。

シンプリー・レッドの曲・・・メロディが主体なイメージがありましたが、

このアルバムは「ミック・ハックネル」のボーカルがやけに入ってくる・・・

メロディを抑えて彼の声を主体にしている。

かなりソフトに歌声を届けてくれます。

大人のブルーアイド・ソウルを楽しんでください♪

 

 

 

 

 

M2>  Have You Ever Really Loved a Woman? /   ブライアン・アダムス

 

1996年にリリースされた『18 Til I Die』

1980年代のロック・アイコンを代表する

『ブライアン・アダムス』

“死ぬまで18才”というタイトルは衝撃・・・。

デビュー当時を彷彿とさせるロック路線へとシフトした7枚目のアルバム。

大ヒット曲のオンパレード。名曲が沢山過ぎて・・・。

『Have You Ever Really Loved a Woman?』

を久しぶりにゆっくりと聞いてみる。

メチャクチャ良いことを再認識する。

今聞くと「あの頃」との聞こえ方がまるで違う。

まだ学生時代のフワフワした気持ちの僕には大人の曲だったんだろうなぁ・・・、

あの頃の焦り、妬み、苛立ち。

思い出される友人の顔とか。

今日は「バレンタインデー」だし。こんなバラードはいかがですか?

HI!心呼吸 2月13日(火)

M1>    Simple As This  /   ジェイク・バグ

 

1994年2月28日生まれ。

もう少しで30歳になる『ジェイク・バグ』

イギリス・ノッティンガムに生まれた彼は18歳の時にデビュー。

このアルバムでデビューを飾った2012年

『ジェイク・バグ』

ボブ・ディランの再来〜と呼ばれた彼の雰囲気。

まさにその言葉を裏切らない。

不思議と彼の声を聴いていると1960年代の曲を聴いているような錯覚に。

恐ろしいほどの才能・・・こういうことをいいのかも。

アコースティック・ギター主体で、温もりがある曲が並び。

カントリーの風合いを感じさせながらこのデビューアルバムをどうぞ。

この時若干18歳・・・。

若きボブ・ディランを聴いたときってこんな感じだったのかもしれませんね。

彼の歌声に吸い込まれて下さい。

 

 

 

 

 

M2>  Sweet Loving Man(スイート・ラビング・マン) /  モーリス・アルバート

 

こちらは純粋に古い曲です。

1975年にリリースされている

『Feelings』

たまに自分の「生まれた年」にどんな曲が流行っていたのかって気になりませんか?

この吐息から始まる名曲♪

色気たっぷりですね。僕が生まれた年にリリース1曲です。

『モーリス・アルバート』

ブラジル・サンパウロ生まれのブラジル人シンガー・ソングライターです。

この年、75年にアメリカ、イギリスでトップ10ヒットを記録した

「Feelings」はお馴染みですよね♪

多くのアーティストにカバーされています。

日本では3人組コーラスグループ「ハイ・ファイ・セット」によってリメイク。

そんなアルバム『Feelings』の中に収録されているのが

「Sweet Loving Man」♪何とも言えず切ないメロディと懐かしいサウンド良いでしょ?

 

HI!心呼吸 2月12日(月)

M1>      Everything I Need  /   ニッキー・ブローン

 

今週もこのコーナーでごゆっくりして下さい♪

カナダ出身の女性シンガー

『ニッキー・ブローン』

デビュー当時は数多くのCMでも彼女の歌声は重宝された彼女の歌声。

「ピーター・アレン」のバック・コーラスを経験していたことも。

1994年にリリースされた彼女のアルバム

『NIKKI ニッキー』

このアルバムにはAOR系シンガー・ソング・ライター

「ランディ・グッドラム」とのデュエットも収録。

ランディとのデュエット曲はAORそのもの♪

爽やかなバラードからブルースまで並びます。

だいぶ古い曲にはなりますが、

今日は「建国記念日」の振り替え休日。

さわやかなメロディは休日の時間をのんびりと演出してくれます♪

 

 

 

 

 

M2>    Funny    /   トラッシュ・キャン・シナトラズ

 

爽やか繋がりでこの曲も♪

『トラッシュ・キャン・シナトラズ』

スコットランド、アーヴァイン出身のロック、ポップバンド。

まぁ。こちらも懐かしい音楽。

今でもやはり洗練されたオシャレさを感じます。

日本では「ネオアコ」「ギターポップ」

またはメンバーの出身地から「スコティッシュ・ポップ」系と称されていました。

ちなみに僕は「ギターポップ」って呼んでいました・・・。

1990年代はネオアコ・サウンドがラジオでも沢山流れていました。

1990年。『トラッシュ・キャン・シナトラズ』のデビューアルバムがこの

『Cake ケーキ』

デビューの初々しさの中に、職人なんじゃないの?

と驚くような玄人好みの音も♪

今でも聞いているファンも多いはず♪

 

HI!心呼吸 2月9日(金)

M1>   IF IT WASN’T FOR YOU  /     POCO

 

今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました♪

『POCO』(ポコ)

1969年に結成されたアメリカのカントリー・ロックバンド。

ちなみに「POCO」は、スペイン語で“小さい”という意味。

謙虚なバンド名でしょw

ですがメンバーは『リッチー・フューレイ』『ジム・メッシーナ」』

『ラスティー・ヤング』『ジョージ・グランサム』『ランディー・マイズナー』

の5人で結成れたバンド。多彩なメロディと、サウンドを聞かせてくれます。

今でも感動しっぱなしです♪

1989年にリリースされた『Legacy』

このアルバムは17枚目のアルバムなんですが、

「結成当時」のメンバーが集結して作られた1枚。

何度もメンバーチェンジを繰り返したグループなんですが「最初期」の

ラインナップが再結集している。ファンにはたまらない1枚。

 

 

 

 

 

M2>   Two Steps Behind  /     デフ・レパード

 

今週の締めくくりは♪

正直、普段なかなか聞かないんですが・・・『デフ・レパード』

久しぶりに聴きたくなってしまいました。

今日は1993年にリリースされた

『Retro Active』 (レトロ・アクティヴ)から。

「デザート・ソング」「アクション」など全13曲を収録しています。

未発表テイクやB面の曲などが網羅されているという1枚。

バンド初期の荒々しいハードなサウンドはもちろん。

『She’s Too Tough』なんて最高ですよね♪

しかし、僕の個人的な好みは

デフ・レパードが奏でるバラード。

ロック・バラードですよ!

「Two steps behind」、・・・なんでしょう?

この曲から来るこの震え。懐かしさの震え?メロディからの震え?感動♪

 

 

HI!心呼吸 2月8日(木)

M1>      Flower   /    エイモス・リー

 

2011年にリリースされたのアルバム

『エイモス・リー』5枚目のアルバム

『Mission Bell』

この微かなハスキーヴォイス。

さすが、「ノラ・ジョーンズ」が魅了された声です♪

彼の特徴でもあるファルセットですが、このアルバムでは封印している様子。

ストレートでまっすぐにこのヴォイスを届けてくれます。

シンプルな歌はソウルミュージシャンの存在と安定を認識。

ドップリではないけど、少し土臭くて哀愁をおびている。

なんでしょう?じっくり聞いていると涙腺が緩くなる感覚になったりします。

聴けば聴くほどに、味がでてくる作品♪

どうぞこの「スルメ」チックな音をお聞きください♪

さぁ、あなたはどの曲を聞きまくりますか?

この13曲からどうぞ自由にお選び下さい。

 

 

 

 

 

M2>  The Closest Thing to Crazy  /    ケイティ・メルア

 

ジョージア(グルジア)出身、イギリスのシンガーソングライター

『ケイティ・メルア』(Katie Melua)

一度聴いたら、実に耳に心地いい感じ。

虜になること請け合いです。

あのエリザベス女王もお気に入りという彼女の歌声とシンプルなサウンド。

透明感ある女性ヴォーカルがお好きな方はおススメ。

ラジオで聞く彼女の声は、また良いんです。

「ノラ・ジョーンズ」を引き合いに出されることも多いのですが、

全く違う気がするのは僕だけでしょうか?

ノラ・ジョーンズよりもアンニュイ。

囁くような彼女の声はノラよりも柔和。

一般には「ジャズ」ではなく「カントリー」にも分類されるらしい彼女の音楽。

時にチャーミングで、

時に力強くて、とても魅力的。

2003年にリリースされた『Call Off The Search』からお送りしました。