HI!心呼吸 6月28日(水)

M1>  悲しき恋心(Absence Makes The Heart Grow Fonder)  /

ティファニー・アンダース&ボイド・ライス

 

1996年に公開された「キャロル・キング」の半生をモデルに描かれた映画『グレイス・オブ・マイ・ハート』のオリジナル・サウンドトラックから。

この映画は1950年代から1970年代前半までのアメリカのミュージック・シーンを描いた、作品。

60年代の音楽が好きな方にはたまらない作品だと思います。

その拘りや、作品の豪華さもその理由の1つ。

音楽を担当したのは「ジョニ・ミッチェル」の元夫の「ラリー・クライン」

そしてこのアルバムの中で『バート・バカラック』と『エルヴィス・コステロ』が初めて共作し、編曲とプロデュースまで手掛けた《ゴッド・ギヴ・ミー・ストレングス》が収録されているトコロ。

曲調そのものが時代を感じさせてくれて、僕が知らざる世界を教えてくれる教科書のような映画。

だからこそこのサントラが素晴らしかったりする訳です。

この曲は「ティファニー・アンダース&ボイド・ライス」が歌った「悲しき恋心」♪

映画の中でも印象深いラブソング♪

胸キュンにするような美しい、懐かしい曲がゾクゾク登場するワクワク感・・・また見ようっと♪

 

M2>  ブリング・オン・ザ・レイン  /   ジョ・ディ・メッシーナ

 

1990年代後半から2000年代前半の女性カントリー・シンガーのムーヴメントの中で、

重要な存在感を放ったアーティスト『Jo Dee Messina』(ジョ・ディ・メッシーナ)

 

デビューから勢いよくカントリー界の中で異彩を放った彼女、

彼女の音楽にはソウルや、ポップさを兼ね備えています。

 

カントリー・ミュージックにルーツを持ちながらも、

そのポップな感覚を大切にしたアレンジは、今のノラ・ジョーンズなどの現在のカントリー・ミュージックのベースを作ったようにも感じます。

聴いていてソフトでありながら、カントリーのトラディショナルなところも伝えてくれる。

間違いなく、この音楽は幅広い層にアピールできる。

曲によってはとてもゴージャスでグローバルなアレンジもあって飽きさせない。

 

そんな彼女の2000年にリリースされた通算3枚目のアルバム『バーン』

ノリに乗っている彼女の勢いを感じながら、大切にしている彼女の心。

カントリーへのオマージュを感じてしまいます。

性格のいい1枚とでも言いましょうか。

梅雨時に聞くカントリー・・・好きかも♪

HI!心呼吸 6月27日(火)

M1>   Kiss Beyond The Catcher  /    ジュリアン・レノン

 

「ジョン・レノン」の長男「ジュリアン・レノン」

彼が5歳の頃、両親の仲が悪だった時に、ポール・マッカートニーがジュリアンのために作ったのが、ビートルズの「ヘイ・ジュード」と言われていますよね。

 

そんな彼の1998年にリリースされている「PHOTOGRAPH SMILE」

このアルバムはそれまでの作品と全く違う姿を見せてくれる名盤。

ジュリアン自身の本当の姿を見せているような、人間ジュリアンを感じることがでいる曲が並びます。

メロディの美しさや、アコースティックに込められた作品は、どこかにジョン・レノンの姿を見てしまったりしまう・・・。

 

誰しももつ「やさしさ」や「寂しさ」を正直に表現している1枚だと思います。

ピアノ、アコースティックの曲を中心に、ロックバラードが心地よく、胸の奥に聞こえます。

メロディとジュリアンの優しい声が見事にマッチしている作品の中で、

僕が個人的に気になっていたのがこの曲。

どこか懐かしい優しい気持ちになる曲が素晴らしい♪

ジュリアンを身近に感じられるそんな1曲だと思います♪

 

M2>  Lanikai Moon(ラニカイ・ムーン)/  マンゴ・シーズン

 

ハワイからのAOR・ソウルの風を1曲♪

おすすめのアーティストをご紹介します♪

ご夫婦デュオ「マンゴ・シーズン」

Curtis KamiyaとAnnie Kamiya、ホノルルを拠点に活動している夫婦デュオです。

彼らが2013年リリースした初フル・アルバムがこの『Flying Home』

ハワイの陽気が伝わってくるようなゴキゲンな1枚をお約束します♪

アイランド・ミュージック、70’sのウエスト・コースト・サウンド、ボッサ、AOR・・・と色んな音楽のエッセンスをたっぷりとオシャレに聞かせてくれます。

ハワイアン、ハワイアンしていないところも程よい。

もちろんハワイアン・テイストの曲も数曲入っていますが、丁度いいバランスでウキウキさせてくれます。

他にご紹介したい曲ばかり。

ピチカート・ファイヴの名曲「Sweet Soul Revue 」の日本語カヴァーも驚きます♪

ムードボッサ風の曲も聞かせてくれます。

このアルバムはハワイアン好き、AOR好きの方、カラパナやナレオがお好きな方は刺さると思います。マジでおすすめ♪この

HI!心呼吸 6月26日(月)

M1>   ワインを選んで   /    石川さゆり

 

熊本出身。日本の音楽シーンを牽引し続けるアーティスト「石川さゆり」さん。

今週は石川さゆりさんの新曲からスタートです。

今年6月21日にリリースされたデビュー45周年を記念して製作された、

アルバム「X-CrossIII-」からの先行シングルがこの曲。

 

1曲目に収録されているのがコブクロの「小渕健太郎」さんが作詞・作曲・編曲を手掛けた「春夏秋冬」♪

季節の移り変わりをコブクロのフィルターを通した美しい1曲。

そして2曲目に収録されているのが「ワインを選んで」♪

この曲は作詞・作曲・編曲に「大江千里」さんが手掛けているジャジーで大人っぽいサウンド。大江千里さんの世界を石川さゆりさんが気持ちよさそうに泳ぎます。

チャーミングな歌声に演歌界の大御所の姿は見えません。

「ワインを飲みましょ♪」優しく歌い上げる雰囲気のいい1曲です。

大江さんのピアノも伸びやかで涼しげです♪

大人の時間を演出してくれています。ワインを飲みたくなっちゃう気分♪

「素敵なアーティストさんとのコラボはワクワクする出会い」とさゆりさん。

今後の活動にも目が離せません。「春夏秋冬」もいずれおかけしたいな♪

 

M2>  Caught Up In You   /    JAZMIN(ジャズミン)

 

1999年にリリースされている「JAZMIN」のアルバム『Better be good』から。

このデビュー・アルバムを知り合いに紹介されたことを思い出します。

当時の僕はアリーヤが大好き♪

「アリーヤに似ているよ」という友人の言葉にCDを購入したのを思い出します。

大阪は心斎橋のHMV・・・w

 

さて彼女はカナダ人の母とカリブ出身の父の間に生まれたシンガー。

デボラ・コックスの次世代シンガーとして期待されたマルチ・タレントさんです。

どこか南国を思わせるニュアンスをこのアルバムからも感じましたが、

バリバリ、カナダ・トロント出身。

モダンなR&Bは癖もなくサラッと聞き流せてしまうんです。

エレクトリックなビートも心地よく聞かせてくれますが、僕はどちらかと言えば彼女のラブ・ソングがお気に入り♪

聴いていてノン・ストレスです。

特別な個性もないのは確かですが、聴いていて耳を奪われないというのは、僕にとっては重要な歌声という事。

このノン・ストレスな世界を頂いて下さい♪

HI!心呼吸 6月23日(金)

M1>   Happy Ever After  /   ジュリア・フォーダム

 

ご存知、イギリス・ポーツマス生まれのシンガーソングライター「ジュリア・フォーダム」

1988年7月このアルバムから彼女の伝説は始まります。

彼女のデビューアルバム「Julia Fordham(ときめきの光の中で)」。

 

スタンダードの名曲。聞きたいから仕方ない。良いですよね?

この深いブレス、歌声。

透明感に満ちている、透き通るような1曲。

「Happy ever after」♪

シンプルにパーカッションのリズムだけで構成されていく名曲。

初めて聞いたときは男性ボーカルだと思っていました。

この低音のハスキーボイス。しかし、高温の美しい声が女性みたい・・・と思っていたら女性だった!あの驚きを今でも鮮明に思い出しますw

MVを見たときに彼女の美しい姿と、ショートの髪が印象的だったなぁ♪

涼しそうな曲をイメージしたら、このパーカッションの音しかしなかったんです。

欲していたんでしょうね。

深い歌唱が重なってくる瞬間。このゾクゾクする感じ。

厚みを増していく彼女の驚くデビュー作♪あぁ気持ちいいわ~♪

 

 

M2>   ダンシング・オン・アトムズ  /   デイヴィッド・バトウ

 

1976年にリリースされた幻の1枚。

「デイヴィッド・バトウ」の作品です。

76年に発表した唯一のアルバム「ハッピー・イン・ハリウッド」から。

 

さてこの方「デイヴィッド・バトウ」(David Batteau)は、ニューヨーク出身ののシンガーソングライター。

もともとは楽曲を提供する側。

すなわち表に出ない方。裏方の方だったわけです。

「マンハッタントランスファー」、「ヴァレリー・カーター」、「ウィルソン・フィリップス」などが彼が作った作品を歌っているんですね♪

そのライティング力はこのアーティストの並びを見れば一目瞭然でしょ♪

そんな彼自身の唯一のアルバムだからこそ、彼の本当に歌いたい姿。曲たちが並んでいます。

全体的にメロウかつスウィートなナンバーが並んでいて僕個人的には幸せな気持ちにしてくれます♪

優しい歌声とAORとも呼べるような美しいメロディが特徴♪

ちなみにこの方6月25日生まれ♪僕と同じ誕生日なんです♪今年で68歳になられます♪

HI!心呼吸 6月22日(木)

M1>  スペシャル・レディ  /    レイ・グッドマン&ブラウン

 

『レイ・グッドマン&ブラウン』は、アメリカのリズム・アンド・ブルース男性ボーカルグループ。

1979年に「ザ・モーメンツ」というグループ名から改名しました。

スイート・ソウルを代表するグループの一つで、この美しいファルセットコーラスはあまりにも有名。

80年代コーラスグループの最も代表格ともいえます。

改名してから、1980年に発表した初のアルバムがこの『SPECIAL LADY / スペシャル・レディ』

ブラコン・ブームのハシリとなったビッグ・ヒット「スペシャル・レディ」は時代を超えて愛される名曲ですよね。

この痺れるほどじっくりとリズムを刻む「おっさんソウル」

ディスコの全盛期を知らない僕が憧れるディスコのチークタイム。

この1曲や、オージェイズ、スピナーズなどで踊ったという先輩方も多いはず。

ウィスパーズなども忘れちゃいけないですよね・・・。
「ハリー・レイ」、「アル・グッドマン」、「ウィリアム“ビリー”ブラウン」

このお三方の甘い声に癒されて、あの時間を思い出すタイミングです♪

それではチークタイム、スタートです♪

 

M2>   Unforgettable Dream   /  Norm (ノーム)

 

2000年にリリースされているハワイアン・シンガー「ノーム」のアルバム

『Unforgettable Dream』のタイトルトラック♪

 

1998年にハワイでデビューして以来、ハワイのクラブやイベントなどで人気を博したハワイアン・レゲエ・アーティストの1人。

見た目は柔道のコーチのような大柄な体格で優しそう♪

このアルバム以外にも4枚のアルバムをリリースしています。

日本盤として彼のベスト盤がリリースされているので、ハワイアン好きの方はお聞きいただきたい。

パーティチューンはもちろん、僕は彼のこんなバラードが大好き。

ケアリー・レイシェルのようなトラディショナルの要素はさほど感じないですが、

ゴリゴリのハワイアンはちょっと苦手という方にはベストだと思います。

何といっても彼の声には癖がない。

非常に聴きやすい耳馴染みが気持ちいいはず♪

本当に癒される1枚です。

都会生活や。少しリゾートの香りを感じたい。

そんな方には「NORM」氏はよろしくてよ♪マハロ~♪

HI!心呼吸 6月21日(水)

M1>   Still Got Love  /   MISHKA (ミシカ)

 

15歳までヨットで生活していたという、海が育てたシンガー「ミシカ」

バミューダ島育ちの彼が作り上げたデビュー作。

1999年6月にリリースされた「MISHKA」から。

 

「レコードなんて本当は作りたくなったんだ・・・」とミシカ本人が言っているとおり、

奇跡のリリースとささやかれた1枚。

このアルバム後には数枚アルバムをリリースしています♪(笑)

海の男が歌い、海の男が語る温かなメッセージ。

夏になるとこのリズムと彼の声を聴きたくなるという人も多いはず。

 

音楽が沁みる。心の奥にしっかりとメッセージを届けることができるアーティスト。

レゲエ、サーフミュージック、フォークと彼の音楽からはいろんなジャンルの音の要素を感じられるけど、そんなものはどうでもいい。

彼の音楽が一つのジャンルみたいなもの。それほどのオリジナリティが溢れているんです。

とりたてて、特別なものを歌っている訳でもないのに、自然体という何にも捉われることのないスタイル。ジャケットデザインからも分かります。

夏が始まる・・・そんな感じをもらえます♪

 

M2>  When I Need You(はるかなる想い) / レオ・セイヤー

 

「レオ・セイヤー」はイギリス出身のシンガー・ソング・ライター。

70年代、ギルバート・オサリヴァン、キャロル・キングらと並び賞された、この時代を代表するアーティストの1人。

1973年にデビュー以来「星影のバラード」「恋の魔法使い」などのヒット曲を持つアーティストとしても外せないアーティストですよね。

 

この曲「When I Need You」(はるかなる想い)は1977年にリリースされ、

ビルボード年間チャートTOP100では最高位24位をマークしたヒットナンバー。

彼にとっても代表曲の1つ。

2002年にリリースされている『ベスト・オブ・レオ・セイヤー』から。

70年代の風を感じながら名曲をゆっくりとどうぞ♪

良い時代の滑らかな風が吹くようです。かれの切ないあまい声は今でも健在。

 

2015年に久々にスタジオアルバムとなる『Restless Years』をリリースして勢力的に活躍しているお姿は、まだまだ音楽を追及するアーティストの本気を感じます。

 

また日本でも来日公演してほしいな♪前回は34年ぶりだったから…次回は???

HI!心呼吸 6月20日(火)

M1>  There You Are  /   マルティナ・マクブライド

 

『マルティナ・マクブライド』は1966年カンサス州シャロン生まれ。

カントリー・ミュージックのシンガーソング・ライター。

今のアメリカを代表する最も歌唱力があるカントリーのスーパースターのひとり。

彼女のデビューアルバムは1992年。

少し遅いデビューだったにも関わらず、スーパースターに昇り詰めるという事は彼女の実力と人気が分かっていただけますよね?

 

さてそんな彼女の2001年にリリースされた『Greatest Hits』

ベスト盤でありながらトップチャート入りしています。

デビューから5枚のアルバムをリリースした後の初のベスト盤。

この19曲を聴いていただければ、彼女の過去の5作は理解できるような気がします。

お得感満載です♪

カントリーを好きな方にはお馴染みな彼女。

コテコテのカントリーソングをイメージしていると、こんな曲で拍子抜け。

「There You Are」

なんて綺麗なバラードでしょうか?お気に召したら嬉しいです。

ここからカントリーに入ってみてはいかがですか?

 

M2>   See The Sun  /    ジェイムス・イハ

 

1998年の「ジェイムス・イハ」のアルバム『Let It Come Down』

『THE SMASHING PUMPKINS』のギタリストとして活躍したJames Ihaの

ソロとして記念すべき1stアルバムです。

 

スマパンでは、轟音のギター、サイケなギターをかき鳴らしていたイハ。

このソロアルバムでは、うって変わってアコースティック・ギターでミドルテンポの楽曲を届けてくれました。

久しぶりにこの名盤を聴きたくなってしまいました。

言うなれば、たまに聞きたくなる往年の1枚にクレジットしたいアルバム。

キャロル・キング、カーペンターズのラックに並べているそんなアルバムって言っても分かりづらいですよね・・・。

まるで自宅のリビングで作ったような、リラックスした雰囲気♪

オーガニックなサウンドはこの時期にもピッタリです。

全身を包んでくれるような温かなサウンド。

やはりたまに聞きたくなります。このリラクゼーション・メロディ。

このセンスはなんだろう。天才だな。イハさんは♪

HI!心呼吸 6月19日(月)

M1>    Happy /   THE BOYS

 

1988年にモータウンよりデビューした4人組のキッズR&Bグループ『THE BOYS』

当時、メンバー最年少は9歳という何とも可愛くて「やんちゃ」なイメージたっぷりのグループ。

ただこのグループがただ者ではないのが、この1988年のデビューアルバムのプロデュースを「BABYFACE」手掛けているという事。

88年というとすでに売れっ子プロデューサーになっていたBABYFACE。

そんな彼が本気で作っちゃった1曲が、彼ら(THE BOYS)を代表するアルバム

「Messages From The Boys」

 

この胸キュン・ニュージャックスウィング♪

このサウンドを聴いてしまうとキュンキュンするのは僕が聞きまくったジャンルだからでしょうか?

 

この「HAPPY」かわいいし、胸キュンでしょ!!

自然と体が動いてしまうミディアムナンバー。

この甘いハイトーン・ヴォイスがとにかく可愛い♪

この純粋さとモータウン・・・やはりやりますね。モータウン♪

 

M2>  Why Don’t You Kiss Her?  /   ジェシー・マッカートニー

 

「ジェシー・マッカートニー」は俳優としても有名ですよね。

もともと7歳から舞台などに立っていたという彼。

アイドルという一面もありますが、アイドルだけじゃない。

アーティストとしての才能も見せつけてくれたのがこの2004年にリリースされている彼のデビューアルバム「Beautiful Soul」

 

ティーンに大人気だった彼のシンガーとしての出発点。

彼の僕は歌声は素晴らしくスウィートでアイドル路線にちょっと歌ってみました♪位なのでは?なんて思っていましたが、全くのお門違い。

しっかりと癒されてしまいました。

このアルバムの後にも沢山の作品をリリースしていますが、バラード中心に構成されたこのアルバムがシックリと聴けるんですよね。

優しい彼のピュアな歌声とシンプルなラブソングは胸キュンです。

 

アップテンポの曲を歌う彼の声のイメージの違いを楽しむためにも他のアルバムも聞いていただきたいですが、シンプルに母性本能とティーンの心を掴む術を知っている彼のこの甘いヴォイスを・・・少し妬みながらお送りしますw

HI!心呼吸 6月16日(金)

M1>  リヴァー・オブ・ライフ(ポルトガル・ヴァージョン) /   ヘイトー (HEITOR)

 

1994年にリリースされた『HEITOR』(ヘイト-)のアルバム「HEITOR」から。

「シンプリー・レッド」の元ギタリスト『エイトール・テー・ペー』のソロアルバム。

 

ブラジル出身のギタリスト「HEYTOR」(ヘイトー、エイトール)

もともとはイヴァン・リンスや、ジャヴァンなどのバンドに在籍していたと言う実力者です。

それから「シンプリー・レッド」の楽曲にも参加していくことになります。

彼の音楽のベースにはブラジルがあって、とても尊敬しているように丁寧に演奏します。

その郷愁溢れる美しいメロディは豊かな音楽性が垣間見えます。

心も和むことができる緩やかなサウンドです。

 

ちなみにこのアルバムにも「シンプリー・レッド」の「屋敷豪太」さんと「ミック・ハックネル」も参加しています。

ブラジルだけではなく、アフリカの音も取り入れていて色とりどりなアルバムになっています。

聞き飽きることはなくこのラストに収録されている「リヴァー・オブ・ライフ」(ポルトガル・ヴァージョン)は英語詞のものよりもブラジルの愛を感じられる優しくてロマンティックな1曲になっています♪

何度聴いていても飽きない。この曲だけでもこのアルバムを欲しいくらい。

シンプリー・レッドがお好きな方には刺さるようなサウンド♪

ポップスとジャズの要素を吸収したギター。そしてこの声・・・。素晴らしい♪

 

 

M2> So Beautiful(ソー・ビューティフル)  /   シンプリー・レッド

 

ではシンプリー・レッドを♪

シンプリー・レッド (Simply Red) は、イギリス・マンチェスター出身のバンド。

ボーカルの「ミック・ハックネル」を中心に活動した80年代を代表するバンド。

メンバーの入れ替わりが早いのも特徴かも。

先ほどお送りした「HEYTOR」もその一人。

そんなHEYTORのアルバムの翌年。

 

1995年にリリースされている「シンプリー・レッド」のアルバム名盤『Life』

個人的には大好きなアルバムの1枚です。

何度も聴いて味わえる。まさにスルメアルバム。

 

「Fairground」「So many people」などの代表曲が選曲され、ドライブには外せない。

そのアルバムから今日は『So beautiful』を♪

冒頭のミックの優しい歌声から淡々と進むメロディ♪

何度でも邪魔にならないシンプルでも濃いサウンドは流石です。

アルバムの中にある隠れた名曲を何度も何度も耳にして刷り込んで欲しい1枚。

大きな発見や感動がこの作品には詰まっています♪

 

まさに「So beautiful」な世界が広がるこの世界をどうぞ♪

今週の締めくくりはソフトな1曲をお送りしました♪

HI!心呼吸 6月15日(木)

M1>   クラウド・オン・マイ・タング  /    トーリ・エイモス

 

1994年にリリースされた『トーリ・エイモス』のアルバム「アンダー・ザ・ピンク」

いい意味で人間臭い部分があるので僕は好きなアーティストです。

 

アメリカ出身のシンガーソングライターです。

シンプルなピアノと彼女のボーカルを中心とした構成。

シンプルだからこそ、彼女の本質が見えるというか、聞き込めるというか。

その静寂さにドキッとするほど耳を奪われます。

 

とても癖のない歌声とメロディセンスはイギリスの匂いがするのですが、

彼女はアメリカの方。

お父さんは牧師さんだったそうで、その青春時代の感情をコントロールするためにピアノを弾いたという彼女の声は、とても人間臭い。

嘘が無くて好きです。

その歌われる情熱と穏やかさは感動的。

ピアノの旋律と優雅な空気感。そこに激しさも見え隠れ。

この曲の美しさと強さも楽しんでください。

感情的な人間臭さ・・・好きだわ。

 

M2>  ジュリア  /     ボールド

 

思わずジャケ買いでしょ!これはズルい!

 

1997年にリリースされたフランスのアーティストです「BALD」 (ボールド)

のデビュー・アルバム「ボールドは人気者」から♪

アルバムのタイトルすごいでしょ?

コメディアンのような表情でにこやかにジャケットに登場する男性。

彼こそが『ボールド』

 

でもこれが意外にも美しい曲を聞かせてくれるんです♪

「ジュリアン・レノン」、「スティーヴィー・ワンダー」との共演も果たしているという実力派。

その曲ももちろん収録された1枚♪

繊細な英語詞の歌詞を巧みに歌い上げる彼のような存在が本物なのかも!

思わずニコリとこちらがしてしまうような穏やかさがあります。

そんなアルバムの中でも、僕はこの「ジュリア」はお気に入り♪

優しく包み込むようなメロディに美しい彼の歌声♪

見事な曲の流れを味方につけたポップアーティスト♪

この音楽でニコリ♪ニコリ♪