HI!心呼吸 7月12日(水)

M1>   Come back  /   Anly (アンリィ)

 

現在20歳。

1997年1月、沖縄・伊江島(いえじま)生まれ。

沖縄本島からフェリーで約30分、北西に浮かぶ人口約4000人の島。

 

その自然と海に囲まれた長閑な島で音楽に出会った彼女。

シンガーソングライター『Anly(アンリィ)』。

デビュー当時2015年、若干18歳の彼女が出てきたときには衝撃でした。

美しい歌声は沖縄の風を感じ、ロックを真正面から歌う姿はカッコよかった。

彼女も現在20歳。

類まれな歌声とギターテクニック。まさに「ホンモノ」女性シンガーソングライターが登場した瞬間。

彼女のメジャーデビュー作品「太陽に笑え」

シングルカットされたこの曲はドラマの主題歌に抜擢されました。

しかし、僕はこの曲ではなくこの3曲目に収録されている『Come back』が彼女の本質が見れて好き。

シンプルにギターで歌われた素直な歌詞。

彼女の生歌を聴きたい…聴きたい・・・ずっと願っています♪

ね?聞きたくなるでしょ?

 

M2>   SIREN  /   広沢タダシ

 

2017・7・12配信スタート。

今日から配信されています。彼の新曲です。

僕の友人でもある、大好きなシンガー・ソング・ライター『広沢タダシ』

今年の秋には3年ぶりのアルバムがリリースになる予定♪楽しみが広がります♪

さて今回の新曲。

ロンドンでのレコーディングが広沢君のFacebookからも連日伝わっていたんですが、先日までロンドンで制作を続けていた広沢君。

今回の作品は今までにない扉を開いた感じ。ギタリスト広沢の顔と、新たなアーティストとしての顔、今までにない世界を持った自信を感じます。

浮遊感に似た安心感と彼の変わらない美しい歌声がエフェクトの波の中で融合されてビシビシと新鮮さが伝わってくる意欲作。

レコーディングの様子や、ロンドンでの充実していた時間などをゆっくりインタビューしたいな♪

新作をもって近いうちにワイグルにも来てもらいましょう♪

シンガーとして、ギタリストとして、プロデューサーとして、男として・・・。

変化する広沢タダシの面白さを感じられる作品の到着にワクワクしている僕がいます。

秋のアルバムも楽しみ♪

じゃ、広沢君!いつ来る?ワイグル。

HI!心呼吸 7月11日(火)

M1>  シー・アンド・サンド  /   ニコラ・コンテ

 

イタリアを代表するクラブ・ジャズDJ「ニコラ・コンテ」

現在の新世代ヨーロピアン・ジャズ・ムーヴメントを代表するプロデューサー、DJ、ギタリストとしても有名な存在です。

1995年にレーベル「スケーマ」を立ち上げて、イタリア国内にクラブ・ジャズ、ラウンジ・ブームを巻き起こした張本人です。

彼のプレイするDJスタイルはボサノヴァ、ジャズを自由に操るスタイルが大好き♪

 

そんな彼の本気の純粋ジャズアルバム。

2004年にリリースされている「アザー・ディレクションズ」。

 

だってブルーノートから出されているから、またジャズ好きにはテンションが上がります、

純粋な歌ものジャズのプロデュース作品です。

それまでもジャズに特化した作品をリリースしてますが、

よりジャズ、ジャズしている・・・もちろん純粋にジャズなんだけど。

美しくブルージャズです。

統一された曲たちの並びはさすが。クラブDJの曲の合わせ方、並びにもプロデュースのこだわりを感じます。拘りというよりもセンスを感じてしまいます。

オシャレ・ジャズ♪

海辺でこんな曲を・・・嫌味だな。でも少しやってみたいな。オシャレだわ。

 

M2>  Where’ s My Love  /     ISLAND BAG

 

2016年、昨年の夏にリリースされている異色のユニットのアルバム

『Stars in the Sand』

メンバーはBEGINのギタリスト『島袋優』さんと、ドリーミーな歌声を持つインディーエレクトロニカシーンの歌姫『Caroline』によるユニット『ISLAND BAG』

 

最近ではauのCMで桐谷健太さんが歌った「海の声」の生みの親として、あまりにも有名。

そんな島袋優さんの生み出すメロディは、南国の温かみがあります。

ボーカリストにはアメリカでデビューした経歴を持つシンガー「Caroline (キャロライン) 」。本名は Caroline“島袋”Lufkin。

実はこのお2人、親戚なんだとか!

キャロラインさんの南国とは違う、ヒンヤリと凛とした歌声は北欧を連想させます。

その歌声と南国サウンドの融合。

これが新たな世界に誘ってくれるようです。

新たなジャンルのような、新たなアイランドサウンドを聴いている様で。

聴き心地が良いんです♪

耳に涼しい歌声と、心が温かくなるサウンド。クリアーな優さんのギター。

アレンジを楽しみながら夏を楽しみましょう♪

HI!心呼吸 7月10日(月)

M1>  ザ・ニアネス・オブ・ユー  /   チャーリー・ワッツ

 

Rストーンズのドラマー『チャーリーワッツ』

個人的に惹きつけられる人物の1人。オシャレで、ダンディーで、大人の男。

洋服へのこだわりや、スーツの着こなし、生き方などを語ったインタビューを読み終えたときに、遠い世界の憧れを感じたことを思い出す。

そんな彼の「ジャズ・アルバム」として4枚目にリリースされているのが

1996年にリリースされている「ロング・アゴー&ファー・アウェイ」

 

全編に「バーナード・ファウラー」のヴォーカルをフィーチャーしている美しいアルバム。

バックのオーケストラは24人に拡大している様子。

前作まではこんなにいなかったはず。ゴージャスな音の圧を感じることができます。

スタンダードでいて奥深い1枚です。

端正な歌声を後ろでニコニコしながら叩くワッツの表情を想像して聞くことができる。(気がします)

もともと、ブリティッシュ・ジャズのセッション・ミュージシャンだったことでも有名なワッツ。

好きな音楽を趣味として楽しんでいる。

その余裕みたいなものも良い雰囲気にプラスされています。

ロックとは別な顔を見られる贅沢な「音」から今週のHi!心呼吸スタートです♪

 

M2>  ”ノー・ワン・エルス” /   アメル・ラリュー

 

R&Bのセラピーがあるとしたら、彼女の歌声は随分と重宝されるだろうなぁ。

彼女の歌声には不思議なほど癒し効果を期待してしまいます。

R&B好きな方はご存知の方も多いでしょう「Groove Theory」のボーカリストだった彼女。

アルバムをとおして、とてもムーディーな曲が多く、

ジャズとソウルの融合が美しくフィットしている感じ。

 

2006年アメル・ラリューの3枚目のアルバム『Morning』から。

それまでに培った透明感に磨きがかけられた歌声を聞かせてくれます。

まるで少し冷たい水の中にいるような浮遊感も感じられます。

クールでジャジー。

 

このアルバムにはキャッチーさは殆どなく、彼女のポップさを求めてしまうとちょっと違うかも。ジャジーなシックなアルバムを求めるならこのアルバムはベストかも。

シンプルなトラックに彼女の透き通る声が乗る。

シンプルだからこそ彼女の歌声の本来の魅力を楽しむことができるはず。

 

曲によってギターの音が効果的に使用されていて音楽の幅が広がりますが、彼女から与えられる癒し部分は絞られて安心さが増します。素敵な曲達♪

HI!心呼吸 7月7日(金)

M1>  VALEU (君だからよかった)   /   セルソ・フォンセカ

 

今日は7月7日。七夕♪とびきりのラブソングを選曲しようと思って・・・。

七夕に合うかどうか・・・でもこのロマンティックさはGOODでしょ?

現代のボサノヴァの金字塔なんて言われますこの方。

ブラジル音楽界を牽引するシンガー・ソング・ライター/プロデューサー

『セルソ・フォンセカ』

 

もちろんギタリストとしても知られる彼と、作詞家、詩人「ロナルド・バストス」の3枚目のアルバム。2001年の作品『スローモーション・ボサノヴァ』

 

この2人がコンビを組んで、ボサノヴァを現代風に再構築されたアルバムというべきでしょうか。

デリケートに構築されたその音の細部にまで丁寧に作られたサウンドは鮮やかで優しい。

最先端の技術を使いながらイマジネーションを掻き立ててくれるサウンドは、まさに現在の宝サウンド。

どの曲も良いので選曲は難しいのですが、七夕に合う曲という事で曲は「君だからよかった」を♪

誰かがやってきて僕を連れ去ったのさ・・・でも君だからよかった♪

彦星も連れ去ってくれたらずっと一緒に居られるのにね♪織姫でよかった♪って。

 

M2>  Never Gonna Let You Down  /  Surface (サーフェイス)

 

もう一曲ラブソングを♪

アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルスで結成されたアーバンディスコ、ソフトソウルヴォーカルトリオ、R&Bグループ『Surface』(サーフェイス)♪

 

1991年にリリースされている『Best Of Surface: A Nice Time For Lovin』

このアルバムは過去に彼らがリリースしているアルバムからのベスト選曲♪’

「ルーサーバンドロス」「デルフォニックス」などがお好きな方ならご存知でしょうね。

美しいR&B,AORの要素も兼ね備えているメロディセンスは完璧です。

何十回、何百回とヘビーローテーションで聴きまくった名曲の数々・・・。

涙出そうです♪

スムージーでメロディアスでロマンティック。

この七夕にもピッタリですよね♪

『永遠に私はあなたを愛します。

永遠に私はいつもあなたの側にいます。』

彦星が織姫にこんなメッセージを届けられるのは一体?

 

「バーナード・ジャクソン」「 デイビット・コンリー」そして「デイビット・タウンセンド」この3人の歌声に出会えたことに本当に感謝します♪

この曲を七夕に届けられて嬉しいなぁ。素敵な七夕の日になりますように♪

HI!心呼吸 7月6日(木)

M1>  リズム&ライム  /    Boogaloo(ブーガルー)

 

1990年代にスウェーデンで結成されたユニット『ブーガルー』

ラッパーとDJとスタジオ・ミュージシャン/エンジニアという

メンバーから構成されたユニット。

彼らのアルバムが1996年にリリースされています

『ドリアン・グレイ』

 

彼らのファーストアルバムでもあります。

このオシャレなアレンジはこの時代には斬新でした。

ラテン、ジャズをベースにその他の音楽のアレンジを巧みに取り入れているサウンドは

ライブ感に溢れていて鮮やかです。

ジャジーな音楽のベースに違和感のないラップが乗り、グルーヴを生み出す。

これって今の時代にも十分通用する気がします。

というよりは今の音楽が過去に依存し始めている気もしなくもありませんが・・・。

打ち込みのサンプリングの音は、若干時代を感じてしまいますが、全体的におしゃれで小粋。

スウェーデンの音楽事情の豊かさを感じられます。

彼らのこのアルバム以外の音はよくわかりませんが、

ピアノなどの音の組み合わせはオカズになれますね♪

 

M2>  陽だまり  /   狩野泰一

 

先週佐渡島に行って参りましたが、今日はこんな美しい曲を♪

 

『狩野 泰一』(かのう やすかず)さんは篠笛奏者 / 篠笛講師 / 音楽プロデューサー

1963年東京生まれ。

13歳でドラムを始め、一橋大学在学中にライブ活動を開始。

ニューヨーク留学中、自己のアイデンティティーに目覚め帰国。

1987年「鼓童」のメンバーに。のちに独立。

現在は佐渡島に暮らしながら日本古来の「篠笛」の可能性を広げていらっしゃる日本を代表する篠笛奏者。

 

2005年メジャーデビューされた記念すべき1枚目のアルバムが『Fish Dance』

佐渡島に暮らし、その自然にインスパイアされて作られた曲達はイキイキとしていて生命力に満ち溢れているようです。

篠笛の音を大事にされながら、多国籍の音楽の融合はどこかアイランド・ソングとしても耳に入ってきます。

こんな素敵な音楽が日本で生まれていること。今も素晴らしい活動をされている狩野さんのことをもっと知りたくなってしまいます。「鼓童」のファンでいてよかった♪

鼓童が今を結んでくれました♪佐渡島にも感謝しなきゃ♪

HI!心呼吸 7月5日(水)

M1>   Rhythm Of My Heart   /   マーク・ジョーダン

 

1948年ニューヨークのブルックリンで生まれ。

カナダのトロント育ち。『マーク・ジョーダン』

彼の音楽はAORファンであればマストアイテム♪

AORの歴史において外してはならない存在。

 

そんな彼の1993年にリリースされているアルバム『レックレス・ヴァレンタイン』から。もともとAOR作品でもありますが、ソウルフルでいてジャジー・・・。

僕の好きなジャンルが凝縮されているそんな彼の音楽世界。

このアルバムはそんな彼の持つ、ソウルフルな音楽に味付けされている感じ。

その味付けのさりげない事。

ゴテゴテしたジャズものはちょっと苦手・・・

なんて人にはこの路線はしっくりと来るんじゃないかなぁ♪

 

とても暖かみのある美しくもあり、魅力たっぷりのそんな作品に仕上がっています♪

少しハスキーで、ちょっと耳に残るジョーダンのヴォーカルは、より一層鮮やかさを増しています。

バラードのセンスの良さ、全体のバランス。この名盤を久しぶりにデッキにセット。

やっぱりいいです。これ♪

 

M2>  ワン・モア・トライ  /   911 (ナイン・ワン・ワン)

 

イギリスの3人組のグループ『911(ナイン・ワン・ワン)』

ハイトーン・ヴォイスと元気なダンスポップを聞かせてくれたグループです。

UKではその当時ティーンのアイドル的存在でした。

 

ダンスポップがUKチャートを賑わしていた時代。

彼らのポップセンスは抜きに出ていた感じ。

若さあふれるキッズポップ。

ただ、ただのアイドル路線とは違って、その音楽のアレンジはジャンルも広かった記憶があります。

若さと可愛さを武器にしていないところ。その実力の高さにこだわっている彼らは本物です。1997年ににリリースされている『911』のアルバム「ザ・ジャーニー」

リリースされた当時、コーラスグループの戦国時代。

ストリングスをアレンジし、さわやかなコーラスは次世代の「テイク・ザット」のようでした。その中でも目立っていた存在でした。

まだ若さの残る優しい歌声は、今となっては可愛さが際立ってしまいますが、

歌唱力の安心感。

今でも爽やかなコーラスを届けてくれるこの綺麗な曲は大学生に戻してくれるサウンドです。あぁ、懐かしいなぁ♪

HI!心呼吸 7月4日(火)

M1>   Matter Of Time (マター・オブ・タイム)  /   ヘンリー・カポノ

 

ハワイの音楽シーンを代表する男性デュオ『セシリオ&カポノ』の「ヘンリー・カポノ」

 

70年代にサーフ・ロック・ミュージシャンとしてデビュー。

ハワイの音楽シーンにおいては外してはならない重要なアーティストの1人。

 

「カラパナ」と並んでハワイアン・ロック界を代表する実力派デュオとして、高い人気を誇りました。

80年代にはトロピカル・サウンドの担い手として、その活躍は過去にリリースされているアルバムからも十分感じ取ることができます♪

 

ハワイ出身のカポノ、この都会的なセンスはオシャレすぎます。

そのサウンドはハワイのリゾート感たっぷりに味わい深く、美しいアルバム。

“ライト&メロウ”をテーマに作られてこの『KAPONO』

ジックリと浸れるオリジナル・ナンバーの数々。

 

1つだけご注意です。

アルバムを通して聞いているとなかなか仕事が捗りません・・・w

あぁ、ハワイ行きたい。ハワイ行きたい。ハワイ行きたい・・・w

 

M2>   コーヒー  /   Vice Versa  (ヴァイス・ヴァーサ)

 

はい。コーヒータイムです♪

ジャズ、ボサノバのエッセンスを取り入れたアコースティックサウンドを聞かせてくれる男女デュオ『vice versa』(ヴァイス・ヴァーサ)

のファースト・フル・アルバム

2009年リリースされたアルバム「月とコーヒー」から。

 

「土岐麻子さん」や「羊毛とおはな」などが在籍のレーベルからリリースされていることもあって、心地よく時間が流れるそんなアルバム♪

カフェミュージックがお好きな方にはドンピシャではないでしょうか?

 

13曲が収録されているこのアルバムには、肩の力をフッと抜いてのじんわりと味わう。

それはまさにコーヒーをゆっくりと味わうことに似ています。

アコースティックギター中心、キャッチーで耳になじみやすい。

嫌味のない歌声はBGMにはちょっと勿体ない。

しっかりと彼らのライブを聴きたくなる欲求にかられるのは、彼女のヴォーカルのせい。

 

アルバム全体のフィーリングがとても心地いい。

自分のお気に入りのカフェにいるみたい。はい。くつろいで~♪

HI!心呼吸 7月3日(月)

M1>  ヴァイプス・サプライズ  /    アートゥロ・タッピン

 

カリブ海に浮かぶ「バルバドス」出身のサックス奏者「アートゥロ・タッピン」

 

レゲエのリズムをバックに演奏される壮大な演奏。

そのダイナミックな演奏は日本の夏をカリブ海に誘ってくれます。

ポップな仕上がりにこちらまでウキウキしてしまいます♪

彼の今までのキャリアとしてはマライア・キャリーなどステージに登場したり。

以前は「モンティ・アレキサンダー&レゲエ・バンド」

ジャマイカで結成された熱いレゲエジャズを聞かせてくれるバンドのメンバーとしても活躍していたりとカリブ海の熱い風を感じさせてくれるサックス奏者。

 

1996年にリリースされているアルバム「ジャヴァ」

彼にとっての2作目の作品。

「キャロル・ジョージ」、「サンドラ・クロス」、「パパサン」といったジャマイカを代表するミュージシャンが参加しているのでメンツだけでも音楽の匂いを感じることができそうです。

南国の海、夏を前に心地よい波の音を感じながら・・・。

さぁ、南国フレーヴァーのヴァイブスを感じてみましょう♪

今週は島のフレーヴァーを多めに選曲です♪

 

M2>  One and Only Lover  /   カアラ・ボーイズ

 

2000年にハワイでデビューしたグループ『カアラ・ボーイズ』

そんな彼らの日本デビュー・アルバム・ベスト盤が、

この2003年にリリースされている『Ka’ala Boys~Surf edition for Japan~』

日本のデビュー・アルバムで一気にノック・アウトされた僕・・・。

その気持ちよさと、伸びやかな自由な解放感。

マンションの部屋にハワイの風を感じるようなそんな1枚でした♪

 

このベスト盤には彼らの音楽の全てが収録されている感じ。

レゲエ、ポップス、ハワイアン、サーフといった要素が心地よくミックスされたサウンドをゆったりと聞かせてくれます♪

 

メンバーは後の2009年にはソロとして活躍する「エリック・リー」をはじめとした4人組。

ハワイ語の美しい歌詞と、想像力あふれる作曲とアレンジ。

ハワイのグラミー賞に相当する「Na Hoku Hanohano 賞」を受賞しているエリック・リーが牽引したその音楽の真面目さ。

そして美しさはハワイを愛する気持ちで溢れています。トラディショナルな部分も多分に残しているそのサウンドの構成は、不思議なほど耳に馴染む。

そしてホッコリと気持ちが落ち着くのは何故なんでしょう?

リゾートの空気を感じながら休憩しましょう♪

HI!心呼吸 6月30日(金)

M1>  Angel  /   ジェイク・シマブクロ

 

今月6月最後の「Hi‼心呼吸」は彼の癒しサウンドからです♪

ハワイ州ホノルル出身。

1976年11月3日生まれ。4歳よりウクレレを始め、高校を卒業したばかりの98年にはデビューを飾ります。日本をルーツに持つ日系5世。

ウクレレという楽器の今までのイメージを変えてくれた「ジェイク・シマブクロ」

 

2006年の6月にリリースされている「ジェントリー・ウィープス」

このアルバムはウクレレのアコースティックな癒し系メロディーが満載です。

ジックリと豊かな気持ちにさせてくれるこのサウンドの緩やかで温かな事。

 

自然と目を閉じたくなるような美しいメロディーがアルバム全体を包み込みます♪

ウクレレ=ハワイ。

その概念は崩れませんが、こんなハワイアンへの入り口なんて素敵だし、入りやすいはず。

そのシンプルな音には深みがあり、感情を揺さぶる様な哀愁もある。

涙腺を刺激するこの音は一体何なんでしょう。

以前インタビューしたときには日本のブラザーと言ってくれたジェイク。

その時の僕は瘦せていた・・・。

その意味でも泣けてくる。

この美しい時間を作ってくれる癒しサウンドをどうぞ♪

 

 

M2>  アンラヴド  /    ジャン・アーデン

 

1962年カナダ・カルガリー生まれ、出身のシンガー・ソング・ライター

「ジャン・アーデン」

新人賞をカナダでデビュー当時獲得した実力派です。アズテック・カメラのオープニング・アクトとして全米をまわったりしたジャン・アーデン。

小さいころはジョン・デンバーや、カレン・カーペンターに影響を色濃く受けたという彼女。歌い始めたのは14歳の頃。20歳の頃バンクーバーの路上やカフェで歌い出したそうです。1992年にデビューを飾ります。(30歳の頃)苦労人です。

 

そんな彼女の1995年にリリースされている『リヴィング・アンダー・ジューン』

伸びやかに歌い上げる彼女の歌声は凛々しくもあって潔い。

フォーク・ロック色を基調に繊細さ、力強さが垣間見えるサウンド。

女性らしくもあり、力強さも感じられる乾いたサウンド。

澄みきった彼女の歌声が爽やかに響き、好感が持てる1枚。

「ジャクソン・ブラウン」とのデュエット・ソングもいいんです♪

 

芯の通ったような彼女の歌には浮ついた感じがない。

どっしりと聞かせてくれる心地いい彼女の歌。

どうぞ6月の締めくくりにどうぞ♪

HI!心呼吸 6月29日(木)

M1>  ルナス・ロタス  /   ロサーナ(ROSANA)

 

スペイン出身の女性シンガー「ロサーナ」

サウンドはレゲエからボサ・ノヴァとミックスされている感じ。

その音の幅を見事に散らばしていて、コンパクトに聴きやすくまとめています。

ラテン・アメリカなどで人気を博したアーティストです。

映画のサウンドトラックなどにも登場して注目を集めたアーティスとさんです。

1997年にリリースされたアルバム『LUNAS ROTAS / ルナス・ロタス』

彼女にとっては2枚目のアルバムです。

 

さて彼女の魅力は低音の落ち着いた歌声。

一瞬男性ボーカルと聴き間違えてしまう可能性も。

本国スペインでもこのアルバムはチャート1位を記録するなど現地のラジオではパワープレイ状態だったそうです♪

アルバム全体にラテンフレーバーが漂いますが、聴きやすいラテンポップといったところ。

この時期からはこのフレーバーは気持ちいいですよね♪

歌詞はもちろんスペイン語。

スペイン語の分からない方。(もちろん僕w)も馴染みやすい曲調とメロディが多いのも好きポイントです。

この堂々とした歌いっぷりは大御所にも引けを取らない存在感を放っておりました♪

どうぞラテンフレーバーの美しき世界へ♪

 

M2>  ノヴァ・カペラ  /    ジョアン・ヂ・アキーノ

 

ブラジルはリオ出身の名ギタリスト、コンポーザー、プロデューサーとして

著名な「ジョアン・ヂ・アキーノ」

ブラジルを代表するギタリストの1人です。

そんなジョアンの1980年にリリースされているソロとして

3作目のアルバムが「アスファウト」

 

このアルバムが名盤と呼ばれるのには理由が。

その一つはこの時期にアメリカのジャズの影響が見え隠れしますが、独自のブラジルジャズを展開している独自の世界感。

南米独特の楽器を持ち込み、ブラジルテイストを大事に盛り込んでいるトコロ。

通年のブラジリアン・フュージョンと線引きしている明確さがカッコいい。

アルバム全体にエレピ、シンセなどを用いているので、今から40年近く前のサウンドですが古さをあまり感じないのも名盤と呼ばれる1つかもしれません。

 

ソングライターとしての才能も発揮したジョアン。

彼の貴重なジャズ・ファンクの名曲の中からメロディの美しさがピカイチ

「ノヴァ・カペラ」♪

この浮遊感と気持ちいいフレーズは何度聞いても癒されます♪