HI!心呼吸 1月24日(火)

M1>  ウイングス  /   古川忠義 Tadayoshi Furukawa

 

1960年生まれ、ギターリスト古川昌義さんの実兄。ギタリスト「古川忠義さん」

15歳で弟さんとデビューコンサートを成功させたというお方です。

おしゃべりもお上手です。

それもそのはず!ラジオパーソナリティの顔もお持ちのギタリスト。

 

そのテクニックは素人の僕が見ても圧倒されるほどです・・・。

教則本も沢山お出しになっていらっしゃいます♪

ベンチャーズのカバーなんてきちっとした正確な演奏は清潔感と真面目さの印象です。

美しいメロディに心も一緒に旅をさせてくれるような1枚はこちら。

古川氏の2001年にリリースされているアルバム「プラハ」

 

ヨーロッパの伝統音楽にポップのエッセンスを加え、透明感あふれるサウンドを奏でてくれます。

この「Wings」は青空が目の前に広がり、翼を広げながら進んでいく優雅な姿の鳥を蓮オスさせてくれます。

ショパンの曲のギター・ヴァージョンも聴きどころ。

温もりを感じながら冬を過ごしたい方にはおすすめです♪

 

 

M2>   つづれおり  /    Baby Boo

 

1996年に神戸を拠点に活動をスタートさせた「Baby Boo」

同じころ、僕も神戸で活動していました。クリスマスイベントなどではご一緒していました。優しいお兄さんたちです♪

 

2003年「Baby Boo」のセカンド・アルバムがこの「SLOW」

この作品は作家陣に、古内東子、松原憲、松井五郎など・・・豪華な作家人が参加しています。

女性の気持ちに立った女性のための作品に仕上がっている「SLOW」でメロディアスな一枚。

アルバムの中で古内東子さん作詞の「恋人」は女性の切ない恋心を優しく歌った名曲です。

部屋でまったりもピッタリですが、自分だけの世界でヘッドホンでじっくりと聴いてほしい優しいコーラスは本物です♪

 

「つづれおり」この曲はアルバムの中盤のキラーソング。

アルバムが呼吸するように潤いと癒しをくれます。この乾燥の季節・・・この声たちで潤ってみてはいかがですか?潤い潤い潤い王♪・・・・???なんのこっちゃ?

Hi!心呼吸 1月23日(月)

M1>  A Slow Dance  /   ジェイク・シマブクロ

 

このウクレレの音色を不快に思う人っているんだろうか・・・。

僕も大好きなジェイクの音色はウクレレの次元を超えている。

目を瞑ればそこのには海…なんて野暮ったいことはこのウクレレには通用しない。

 

2007年にリリースされたジェイク・シマブクロのベスト盤「マイ・ライフ」

生活の中でのBGMとして最高だと思う。普段の生活にリズムと豊かさをプラスしてくれるそんな彼のウクレレに心を洗われます。

もちろんリゾート感は感じますが、そのリゾートをイメージしながらこの寒さの中で生活すること。

 

時間の流れがゆったり感じます。大半は代表曲を集めたベスト盤。

どの曲も、ジェイクの卓越した演奏テクニックと、ウクレレならではのやさしい軽やかな音色とメロディが堪能できます。

カバーよりはオリジナルをじっくりと味わっていただきたい。特にこの「A Slow Dance」はこの優しいメロディと表情豊かな彼の演奏に朗らかになる自分が分かります♪

ニコニコしながら今週もスタートしていきましょう♪

 

M2>   SLOWLY  /  ステイシー・アール

 

月曜日の選曲。今週はテーマは「スロウ」

ゆっくりとギアをチェンジしていきながら自分のペースにしていくために♪

 

こちらはボストン出身のポップ・シンガー「ステイシー・アール」の92年のデビュー・アルバム「STACY EARL」

徳調停な少し鼻にかかったキュート&セクシーな歌声。

伸びやかな歌声をより際立たせる80年代を色濃く表すベースライン。

軽快なポップ・サウンドも印象的な作品です。

急にこのジャケットデザインを思い出し、この曲を選曲してみました。

80年代のそこまでヒットしなかった1枚ですが、この中には隠れた名曲も含んでいます。

 

そのなかでもこの潤いに満ちたバラード『SLOWLY』

彼女のセクシーな歌声とメロウなリズムがアルバムの中でも目立つ1曲。

他のダンスポップナンバーが多い中でインパクトが大きかった♪

オリヴァー・リーバーとグレン・バラード、クリフ・マグネスといった名プロデューサーが参加しているトコロなんかに80年代の歴史を感じますね♪

 

 

Hi!心呼吸 1月20日(金)

M1>  HOW DOES IT FEEL   /   ジョヴァンカ

 

2013年にリリースされている「ジョヴァンカ」のアルバム「サテライト・ラヴ」

 

オランダ・ポップス界の歌姫「ジョヴァンカ」

ディオンヌ・ワーウィックやミニー・リパートンなどのアーティストに傾倒していた彼女ですが、80年代にはポップス、90年代にはヒップホップに影響を受ける。

モデルとして10代からヨーロッパ中のトップ・ファッション・モデルとして数多くのファッション・ショーなどでも活躍した彼女。

 

そんな彼女のサード・アルバムがこの「サテライト・ラヴ」

世界を旅して吸収した沢山の音楽エッセンス。

久々のリリースになった2013年当時、洗練された作品としてそれまでのアルバムのイメージを崩し、新たな世界に出発した感じ。

軽やかで明るくクリアなオーガニック曲調のあの雰囲気は大胆に変化しています。

ナチュラルではなく人工的な創作音楽に彼女が溶け込んでいます。

しかし、デビュー当時のポップさやオーガニックな感じも節々で感じることのできる作品。

敏感に感じる彼女の音楽アンテナがこの音たちに反応したのか。

想像しながら聞く楽しみをプレゼントしてくれます。

ジョヴァンカの音旅に出かけてみます?この週末にでも♪

 

M2>   ソング・フォー・サンドラ  /   ラウル・ミドン

 

魂に響くギター・ラブ・ソウルを奏でる「ラウル・ミドン」セカンド・アルバム。

2007年にリリースされた「a world within a world」(世界の中の世界)から。

 

このアルバムはラウルの音楽性を存分に聞かせてくれる1枚。

ギターのテクニックはもちろんですが、彼のこの歌声はスイートで、温もりに包まれます。

 

前作では激しく叩くようなギターテクニックを思う存分聞かせてくれたアルバムでしたが、このアルバムはメロディアスで、美しいアルバムに。

そして何より広い音楽視野を手に入れた彼の真骨頂を感じます。

ラブソングはしっとりと、参加している豪華なシンガーとの曲は、インパクトも鮮烈。

 

例えば、「ミッシェル・ンデゲオチェロ」が参加している「ピック・サムバディ・アップ」は

唸ってしまうほどメロディアス。

そのほかの曲も詩の内容から自分のスタイルを直視できている自信作に聞こえてきます。

 

マウストランペットの囁きや、ギターの綺麗な音色、メロディの美しさ。

細かな音の世界に彼のヴォーカル。

この聴き心地の良い世界に(音旅)出かけて見ます?パート2!

Hi!心呼吸 1月19日(木)

M1>   クリフォードの想い出  /   リー・モーガン

 

天才トランペッター『クリフォード・ブラウン』が死んだのは、1956年6月26日の夜。フィラデルフィアからシカゴに向かう途中のペンシルヴァニア・ターンパイク。

享年25才であった。

フィラデルフィア出身のサックス奏者Benny Golsonが、1957年クリフォードを追悼して作曲したバラードがこの名曲『クリフォードの思い出』(I Remember Clifford) 。

 

トランペッター『リー・モーガン』はペンシルバニア州フィラデルフィア生まれ。

(1938年7月10日 – 1972年2月19日)は、子供の頃から神童と呼ばれたトランペッター。

その艶やかな音色から「クリフォード・ブラウンの再来」とも呼ばれた「リー・モーガン」

 

この「クリフォードの思い出」が収録されているこのアルバム『Lee Morgan Vol.3』

“1957年3月24日”にレコーディングされているので、なんと彼が「18才」の時の演奏なんです・・・。

ニューヨークのジャズクラブの幕の合間に愛人に拳銃で撃たれ即死したモーガン。

享年33歳。

クリフォード・ブラウンも天才なら、このリー・モーガンもまさに天才でした・・・。

 

 

M2>  ELEANOR RIGBY  /   アンジェラ・ガルッポ

 

2013年にリリースされた「アンジェラ・ガルッポ」のソロ・アルバム

『フィール・フォー・ユー』

カナダ、モントリオール生まれの声優、シンガー・ソングライターという彼女。

声優や女優としても活躍している彼女は、コンコーディア大学でジャズを学び2007年にはオスカー・ピーターソン・スカラー・シップを受けた実力派シンガー。

 

もともとはカナダのバンド「ST.ANGE(セイント・アンジ)」の女性ヴォーカリストとして活躍していました。

2013年にこのソロとして1枚目のアルバムをリリース。

ジャズのスタンダードの他、チャカ・カーンのヒット曲「フィール・フォー・ユー」(タイトルトラック)などをナチュラルでオーガニックな歌声でカバーしています。

 

そしてこのビートルズの「エリナー・リグビー」

オーガニックで、身体にも優しい聞きやすいジャズをお探しの方にはこのソフトな歌声のジャズはホッコリとリラックス効果がありそうです♪

ネオ・ジャズ・ヴォーカル・ムーヴメントの旗手として期待されている彼女。

ゴリゴリのジャズは苦手という方にもこの声は届いてくれそう。

さて今年はJAZZの世界の扉を開けてみますか?

 

Hi!心呼吸 1月18日(水)

M1>   ソング・イズ・ユー  /   ロバータ・ピケット・トリオ

 

ニューヨークで注目を集めた新進気鋭の女性ピアニスト「ロバータ・ピケット」

彼女が率いる新グループの日本デビュー盤としてリリースになったのがこの

2001年にリリースされたアルバム「MIDNIGHT IN MANHATTAN」

彼女にとっては3枚目のアルバム。

 

この艶っぽさはやはり女性ならではなのでしょうか?

 

オリジナルを含め”夜”を題材に曲が並びます。

この軽快で繊細なタッチは女性のなせる業。

若さも新鮮に収録されているアルバムに感じます。

ゴリゴリのピアノではなく柔らかくてソフトな音色はBGMには最適。

もちろんじっくりと聴くにもピッタリですがw

サラッと聞き流せてしまう感じもまたいいんです。

 

このニュアンス分かります?ガッツリと聴くと言うよりはサラッとと言う方にはオススメです。

近代クラシック風な彼女のピアノテクニックに酔いしれて下さい♪

彼女のピアノは都会的です♪オシャレやなぁ♪

 

M2>  Mine Would Be You /  ブレイク・シェルトン

 

1976年6月18日生まれ 現在40歳。〔年下です・・・w〕

オクラホマ出身のカントリーシンガーであり、テレビ番組の司会などもこなす

「ブレイク・シェルトン」

グラミー賞には、今までも多数のノミネートされたことがあるカントリーシンガーとしても成功を収めています。

 

ちなみに元奥様は、同じくカントリーシンガーの「ミランダ・ランバート」

現在は、日本でも大人気の歌姫「グウェン・ステファニー」との交際も順調のようですが・・・。モテまくっておりますwこの方。

実は昨年は日本でも「ブレイクのブレイク年」と個人的には思っていましたが、本国アメリカなどではもちろんビッグヒットを記録しています。

日本でももちろんヒットを記録してもいいんですけどね!このアーティスト。

 

カントリーミュージックを現代にしっかり伝える男性シンガーとして貴重な存在。

その彼のテレビや、スキャンダルはカントリーミュージックをしっかり残したい。

ポップソングしか聴かない世代やファン層に向けた南部賛歌のようにもこのアルバムから感じることができます。このアルバムを聞きながらの夕暮れは最高に雰囲気いいですよ♪

Hi!心呼吸 1月17日(火)

M1>  クロックス・ゴー・フォワード  /  ジェイムス・ベイ

 

2016年の2月にリリースになっているジェイムス・ベイの

アルバム「カオス&ザ・カーム」

このデビュー・アルバムは、全英アルバム・チャート初登場1位を獲得という快挙。

イギリスのソロ・アーティストのデビュー作としては、サム・スミス以来最高の売上を記録してしまった”魂のシンガー・ソングライター“「ジェイムス・ベイ」

まさに虜になってしまった1枚ですが、是非、日本盤をオススメします。

 

ボーナストラックに収録されている数曲も良い曲ときたもんだ!

この「クロックス・ゴー・フォワード」はアコースティックなギターと彼の歌声だけと言うシンプルなもの。

イントロの美しいギターのメロディに心動かされます。

生々しくて聴いていて温度を感じ、心の中に言葉が降ってくるような歌。

この雰囲気の中に身を置くことの心地よさ。

良いアルバムです。

素晴らしいデビュー作です。

アルバムでも新鮮なライブ感覚に似たドキドキも味わえる子のアルバムをゆっくりとご堪能下さいませ。ほーら気持ちいいでしょ?

 

M2>  ルック・スルー・チルドレンズ・アイズ  /   キム・カーンズ

 

キム・カーンズの1991年にリリースされた「愛のゴースト」

キム・カーンズはロサンゼルス出身。

1972年にソロ歌手となり、独特のハスキーボイスを武器に活動を続ける中、1980年に「モア・ラブ (More Love)」、ケニー・ロジャースとのデュエット曲「荒野に消えた愛 (Don’t Fall In Love With A Dreamer)」がヒットした。

1981年には往年の女優、ベティ・デイヴィスをテーマにした「ベティ・デイビスの瞳(Bette Davis Eyes)」が記録的な大ヒットを記録する。

 

この唯一無二の声はやはり彼女の最大の武器。

曲によってはストレートに80年代をガッツリ感じる曲もありますが、時代を感じながら彼女の歌声を楽しむのもいいものです。

 

88年にリリースになっている『情景』と言う作品もありますが、その作品よりもポップに仕上がっている聞きやすく、そして楽しいアルバムです。

この「ルック・スルー・チルドレンズ・アイズ」は子供たちのコーラスが入ってくる斬新な曲。開放的で朗らかで穏やかな気持ちになれる1曲。

広く広がる世界感。自由な子供の瞳。

少し春を感じる1曲を選んでみました♪早く春来ないかなぁ・・・。

Hi!心呼吸 1月16日(月)

M1>  ソング・フォー・リンダ  /   ダニエル・ユメール

 

1990年にリリースされているピアノ・トリオ・アルバム『イースト・サイド,ウエスト・サイド』

モダンからフリー系まで対応出来るテクニックを備えたヨーロッパ屈指の名ドラマー

「ダニエル・ユメール」がA面をEast Side、B面をWest Sideというサブ・タイトルを付け、NYで録音した傑作。

スイス生まれのドラマー「ダニエル・ユメール」

ピアノは「ジム・マクニーリー」そしてベースは「マイク・リッチモンド」

この3人の演奏はピリッと辛口です。

 

ジャケットにプリントされているのは「グリニッジ・ヴィレッジ」のマップです。

この辺りがこのアルバムのキーになっているのかもしれません。

アメリカ人ピアニスト「ジム・マクニーリー」の力強いタッチのピアノ。

スタン・ゲッツの作品でも存在感あふれるプレイを披露しているベーシスト

「マイク・リッチモンド」のベースもブンブン♪

フリーの演奏を中心にside-Aには収録されていて、side-Bには硬派なエンオスが収録されている印象。上手く投げ分けるピッチャーのように切れ味バツグンな演奏は聴いていて楽しくて気持ちの良い曲が並びます。

この美しい曲たちは80年代のまさに成果のかたまりです♪

 

M2>  ホワッツ・アップ  /   4ノン・ブロンズ

 

1992年にリリースされた「4 NON BLONDES」の唯一のアルバム

「ビガー、ベター、ファスター、モア!」

懐かしいアルバムからこの名曲をどうぞ。

 

ウェストコースト出身の4人組バンド「4 NON BLONDES」

女性3人、男性1人という珍しい編成でも話題になりました。

なんと言ってもヴォーカルの「リンダ・ペリー」の力強い歌声は印象的でしたね。

メチャクチャ冴えている彼女のヴォーカルだけ聞くだけの価値はある1枚ですね。

ジャニスのような存在感と、バンドを従えている状態の堂々とした歌いっぷりは清々しささえ持ち合わせます。

 

アコースティックなサウンドをベースに、迫力あるブギやブルース、フォーク・・・。

しっかりと聞かせてくれる唯一の1枚。

そのほかにも音楽の要素はたっぷり。

アメリカンロックをシンプルに、サイケデリックっぽさも含んでいるところも好きなポイント。

そしてこの開放感のある名バラード「What’s Up」

いつまでも、すむ事のない名曲です。たまに会いたくなる曲ってこういう曲なんですね♪

Hi!心呼吸 1月13日(金)

M1>  Smile  /   デクスター・ゴードン

 

余計なものは必要ない。

男っぽいサックスを聞かせてくれるのは「デクスター・ゴードン」

ケニー・ドリュー・トリオをバックにし、おなじみのスタンダード曲「スマイル」を聞かせてくれる1961年録音盤「Dexter Calling」(デクスター・コーリング)

 

このジャケもおしゃれですよね。

ここではワン・ホーンで旧知の仲であるケニー・ドリューのトリオを従えて

圧巻の演奏を繰り広げます。深くコシをおろして、ゆったりと寛ぎのある時間のBGM・・・。そんな気持ちにしてくれる1曲。

この「Smile」はご存知1936年のチャールズ・チャップリンの映画『モダン・タイムス』で使用されたインストゥメンタルのテーマ。チャップリンが作曲した名曲。

 

50年代後半を薬でダメにしたゴードンが、60年代になってやる気に満ちた復帰作と言われています。必要なもの以外は排除しているシンプルで無骨なJAZZを聞かせてくれます。

今年も古きよき名盤をご紹介していきます。

名盤に収録された心地よい名曲。

この1曲もどうぞお気に入りに入れていただきたいなぁ♪

 

M2>  Takes The Glory /  バッドリー・ドローン・ボーイ

 

イギリス出身のシンガー・ソング・ライター「バッドリー・ドローン・ボーイ」

滅の名を「マンチェスターの吟遊詩人」

そんあ吟遊詩人が地元のスタジオでレコーディングしたと言う

5thのアルバム「One Plus One Is One」(2009年〕

 

慣れ親しんだ環境が作り上げた彼の世界感はとても居心地が良い。

さてこのアルバムに収録されている、哀愁と妙に沁みこんで来るこのメロディ・・・。

 

不思議な中毒性を感じてしまう『Takes The Glory』

この何ともいえないメロディから、彼の歌声から漂う自然で肩の力が抜けた雰囲気。

かなり作りこまれて、考えられた1曲。

 

とくにこの「Takes The Glory」が収録されている中盤から後半にかけてのピアノアンバーは美しく、力強くて、繊細で・・・。

そしてアーティスティックな一面も見られます。

何度も聞きたくなる1曲です。

この複雑も、ポップで哀愁も漂う1曲をどうぞご賞味下さい♪

Hi!心呼吸 1月12日(木)

M1>  ビコーズ・アイ・ラブ・ユー  /   リチャード・エリオット

 

「元タワー・オブ・パワー」のサックス奏者「リチャード・エリオット」

今では世界を代表する人気サックスプレイヤーです。

1993年にリリースされている彼にとって7thのアルバム

「Soul Embrace」(涙の誓い)から。

ソロとなって7枚のリリースを重ねてきた彼は以前まではバラエティに富んだ作品がメイン。しかしこのアルバムでは一気にスロウなメロウな曲がメインに♪

個人的にはメロウの曲調がオススメ。

 

そして恒例なのはヒット曲のカヴァー。

彼のサックスで奏でられる「スティービー・B」の90年のヒットナンバーのカヴァー。

「Because I Love You」

丁寧に演奏される優しく、切ないラブバラード。

サックスの美しい音色に見え隠れする切ない気持ち。

サックスが歌っているようにイキイキと表情まで感じ取れる素晴らしいテイク。

 

この曲以外にも10ccのカヴァーも収録。

完成度と満足度も高めの1枚をお供にドライブにでも出かけたい気分♪

 

M2>  MY LOVE  /  フリオ・イグレシアス feat. スティーヴィー・ワンダー

 

「フリオ・イグレシアス」はスペイン出身のポピュラーミュージックの歌手。

弁護士の資格を持つという顔も持っています。

1988年にリリースされたフリオのアルバム「Non Stop」に収録されているのは、シングルでもリリースされた「My Love」。

(スティーヴィーがフリオのために曲を書き下ろし、デュエット&プロデュースを手がけたのがこの「My Love」)

 

メロディアスな美しいラブ・バラード。

サビの盛り上がりと心温まる歌声はこの冬にもピッタリ。

そしてこの曲、後半にはスティーヴィー本人がハーモニカを吹いているんですね。

このハーモニカの美しい響きも聴き所♪

彼らの友情もコンパイルされたバラード。

どこか懐かしい曲。ふたりのデュエットで生まれる広がる世界。

その世界のあたたかいこと・・・。

ちなみにこの曲はライブで「ディオンヌ・ワーウィック」とデュエットしているものもあるんですが、こちらもオススメです。

素晴らしい!!!

Hi!心呼吸 1月11日(水)

M1>   Two Of Us  /  サイ・チェンホ 蔡 忠浩(bonobos)

 

日本人男性アーティストによる“癒し系・渋谷系”ビートルズ・カヴァーアルバムです。

2006年にリリースされた「Apple of his eye りんごの子守唄(青盤)」

 

ポカポカ陽気の午前中に聴くと、心なごみます。

忙しい方、少し休憩でもしませんか?

紙ジャケで、歌詞カードとともに絵本風になっていて、それを眺めながら聴くと、なお安らぎ効果大。

05年11月には歌姫のカヴァー集もリリースされていて(赤盤)こちらもオススメです。

 

人肌感バツグンのアーティストさんがビートルズをカヴァーしていますが、参加しているメンバーがツボをつきまくり。

(おおはた雄一、Caravan 、キセル、小池龍平 (Hands of Creation/Bophana)、サイゲンジ、蔡 忠浩 (bonobos)、曽我部恵一、ハナレグミ、細野晴臣・・・)

と世代やジャンルの枠を超えてビートルズで繋がる・・・。素晴らしい!

 

そんな中から「Two Of Us」を蔡 忠浩(bonobos)がカヴァー。

この温もりとホッコリは彼の得意とするところ。穏やかに安らぎをプレゼント♪

コーヒーを用意して下さい!急いで!!!

 

M2>  スリッピン・アウェイ  /    ナンシー・ウィルソン ラムゼイ・ルイス

 

ラムゼイ・ルイスのAOR系の名盤です。

再発前は、オークションで高値の値がついておりました・・・。

どこかで憧れの1枚でした『トゥー・オブ・アス』

 

ベーシスト「スタンリー・クラーク」がプロデュースによるフュージョン・ファンクの84年作品です。

ベテラン女性シンガー、ナンシー・ウィルソンとのコラボレーション・アルバム。

インスト曲と、ヴォーカル曲が交互に配された構成になっている。

聴いていて飽きることがないのです。

ミディアム~スロー・ナンバーはさすがの出来映えですし、

AORファンからも支持される作品に仕上がっている。

「Ram」の日本語ナレーションはご愛嬌ということで聞き所の1つとして有名。

 

それにしてもナンシーとのナイスな共演は生唾もの。

リオン・ウェアとデヴィッド・フォスター、デヴィッド・ペイチが共作し、リオンの名盤『LEON WARE(夜の恋人たち)』に収録されていた<Slippin’ Away>。

この共演を今では手軽に聞ける。なんて有難いことなんでしょう。

さて心して楽しむとしましょう♪