Hi!心呼吸  4月4日(月)

M1> アイム・ノット・イン・ラヴ  /   Ryu Miho

 

彼女の声は透明でいて少しハスキーで個性的。

 

「TOKYOの、ため息。」と称されることが理会できた・・・。

2013年にリリースされた「Because the Night…」

JAZZY-POPシンガーとして注目された「Ryu Miho」のセカンド・アルバム。

 

某ビールメーカーののCMソングを担当したことで僕は彼女の存在を知ることになる。

程よく耳に残る彼女の声と息遣いは特別なもの。

ブレスの後に彼女の囁くような歌声がなんともキュートで印象的。

まるでフワフワと舞う真綿のような柔らかさにみちています。

 

優しいギターの音色は「小沼ようすけ」、そのほかにも「島裕介」「キム・ハクエイ」などハイセンスなミュージシャンが終結され製作された1枚。

 

まずこの声をきくだけでも価値のある1枚だと思う。

名曲「10cc」のカバーはソフトでナチュラル。春風のような爽やかさ。

季節が巡るように何回聴いても飽きることはない。

 

この前年には最初のアルバムをリリ-スしていますが、彼女の魅力はこの

「Because the Night…」でまた増した気がします。

この春にこんな贅沢なBGMでリラックスしてみてはいかがですか?

ルックスも・・・キュートなの♪

 

M2> アクロス・ザ・ユニヴァース /  10CC

 

1972年、エリック・スチュワート(vo&g)、グラハム・ゴールドマン(vo&b)、ケヴィン・ゴドレイ(dr)、ロル・クレーム(key&g)という4人の天才を世に送り出したブリティッシュロック・バンド「10CC」

 

1993年3月、16年ぶりの来日公演を行なった・・・伝説のバンド。

その模様を収録したライヴ・アルバム「ALIVE」から。

10CCにとって2度目のジャパンツアーから曲順もそのまま。

コンサートを完全収録されたアルバム。

 

この演奏が日本で・・・。

力の入ったパフォーマンスが続いていきます。

曲間のMCのそのままに「ジョンレノンに経緯を・・・」と曲終わりに話された

「アクロス・ザ・ユニヴァース」

 

会場の熱気もそのまま収録されています。

当時、この会場にいらっしゃった方が羨ましい・・・。

 

名曲「アイム・ノット・イン・ラヴ」ももちろん演奏されたのですが、イントロのSEが流れた瞬間歓声があがる会場。

ライブテイクで聴いてもその美しさ、儚さはしっかりと伝わります。

複雑な曲構成、幅の広いコーラス・ワーク、10CCらしさがたまらない!

 

Hi!心呼吸 4月1日(金)

M1> ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ /  アート・ペッパー

 

4月1日♪

新年度のスタートにこの曲を。

春先、家の窓を開けて少し大きめの音で聞きたくなる1曲。

何度聴いても飽きることもなく、これからも聞き続けるであろう1曲。

 

親日家としても有名だったサックス奏者「アート・ペッパー」

アート・ペッパーは1925年にカリフォルニア州生まれの生粋の西海岸人。

彼の才能は白人でありながら東海岸の黒人ジャズメン達にも一目置かれ、 マイルス・デービス、ジョン・コルトレーン達がロスまで演奏にきた際には必ずそこに加わって演奏を行ったといわれるサックス奏者。

そんな彼の絶頂期(1957年)にレコーディングされた1枚。

レッド・ガーランド(p)、ポール・チェンバース(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)が奏でる色あせない名曲の数々・・・。

アート・ペッパーは時代を彩ったまさにビッグ・アーティストだってわけですが、

そんなビッグ・アーティストには「この曲こそ」というヒット曲を持っているわけで・・・。

アート・ペッパーはやはり「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」でしょう♪

「ヘレン・メリル」のヴォーカルも大好きだけど、このシンプルで都会的で美しい原曲にはかなわない。

さて、コレで春が本格的に始まった気がします!

 

 

M2>   恋人よ我に帰れ   /     ダイナ・ショア

 

もう1曲はこちらも4月の新年度に聞きたくなる曲です。

晴れ間が広がる春の時季。

彼女の歌声でリラックスして踏ん張ろう!って気になるんです。

 

ダイナ・ショア。

どこか品が合って、美しく絹のような歌声は説得力もありながらキュートさも兼ね備える。

その声でブルースを歌い上げる。

実に不思議な、僕を聞き込ませてしまうモノを持っているのだ。

 

1950年代から1960年代にかけて『The Dinah Shore Show』などのテレビ番組で多大な人気を博す。その容姿も美しく、知性もある。

人が羨むお嬢さんだったとか・・・。

後年には女子プロゴルフの発展にも貢献したことで1994年に世界ゴルフ殿堂入りをしています。

ダイナの歌声の魅力を最大限に引き出した、名盤の名に恥じないアルバム。

『ダイナ・シングス・サム・ブルース・ウィズ・レッド+2』から。

得意のブルースをはじめ、洗練されたパフォーマンスを存分に発揮している会心の作品。

ダイナ・ショアの

 

「私のもとに帰ってきてね・・・」と内容は切ない内容の歌ではありますが、ラジオから離れていた人がラジオに帰ってきて欲しいな。というこじ付けも含ませて・・・w

 

Hi!心呼吸 3月31日(木)

M1> Waters Of March(3月の雨)  /  バーシア

 

2004年にリリースされたバーシアのベスト盤

「クリア・ホライズン~ベスト・オブ・バーシア」から。

 

イギリスのグループ「マット・ビアンコ / Matt Bianco」のヴォーカルとしてデビューしたのが1984年のこと。

その時から彼女の声は目立っていて、存在感はピカイチでした。

グループ脱退後のソロ・デビュー・アルバム

「Time and Tide / タイム・アンド・タイド』を87年に放ってからイギリスでヒットを飛ばし、アメリカへ、世界へ。

彼女の声はオールシーズン合いますが、特に春にピッタリな気がして♪

3月31日。

3月ラストはこの曲で「Waters Of March(3月の雨)」

(アントニオ・カルロス・ジョビンのカバー『三月の雨』もバーシアテイストで♪)

 

歌詞↓

カタツムリ、ふるい、「蜂」、山の小道、馬とラバ、遠方の砂州、伸びる青い三つの影

そして 川岸のおしゃべり、「三月の水」あなたの心の中にある生きることの希望♪

 

春です。自然に感謝しながら満喫しましょう♪

本当に素晴らしい1曲ですね。

3月の綺麗な水をしっかりと含んで♪

 

M2>  若葉のころ (FIRST OF MAY) /   テリー・ハーマン

 

2013年11月に発売された、「テリー・ハーマン・トリオ」のアルバム

『若葉のころ~テリー・ハーマン・プレイズ・ザ・ビー・ジーズ』から。

 

テリー・ハーマンこと「坂元輝」氏がビー・ジーズの名曲をピアノ・トリオでジャズ・アレンジした1枚です。

ビー・ジーズのメロディーをシンプルに丁寧にジャズアレンジされた曲たちがアルバムに鎮座します。とても綺麗に優しく並んだ曲たちが新緑にピッタリです。

 

雪解けの水をしっかりと吸収して、太陽に向かってゆっくりと葉を

広げる植物たち。

可憐でいて生命力に満ちている姿を坂元氏のピアノが旋律で表現してくれます。

坂元輝(サカモト・テル)さんは渡辺貞夫リハーサル・オーケストラでプロ活動をはたされたピアニスト。

70年代80年代にテリー・ハーマンという外人名で日本コロムビアより多数のアルバムを発表。

 

いろいろなジャンルの音楽をピアノ・トリオでジャズ化してしまうスタイルを確立した

 

「テリー・ハーマン・トリオ」

坂元輝(p)小津昌彦(dr)古野光昭(b)

このトリオから届けられる爽やかな「音春」

 

春風と共にどうぞ♪春だね♪

 

 

Hi!心呼吸 3月30日(水)

M1> You’re Looking At Me  /  ダイアナ・クラール

 

久しぶりにクラール様の歌声を聞きたくなって・・・2005年「All for You」から。

 

このアルバムは「ナット・キング・コール」へのトリビュートアルバムとして、リリース前から注目されていましたが、まさにお見事な1枚に♪

美しい歌声とピアノで40年代の名曲を蘇らせてくれています。

 

今でも時々、棚から引っ張り出しては聴いてしまう1枚です。

その中から「You’re Looking At Me」♪

 

ナット・キング・コールのシルクのような甘い歌声も素晴らしいですが、

クラールの歌で蘇らせてくれた名曲がキラキラと輝くのです。

 

まるで至近距離で歌われているような臨場感、吐息まで感じられるようなリアルさがこのアルバム全体を覆っていて、落ち着いたトーンは、もはやベテランの味。

彼女のトーンは魅力で実に自然です。

 

ピアノを弾きながら歌うというスタイルですが、ピアノも丁寧で品があります。

ラッセル・マローンのマイルドなギターも見事に融合して柔らかい時間を演出してくれます。

ソフトでジックリと聞きたい。

このテイストがお好きな方はこのクラールのアルバムは外すことはないはず。

この春をJAZZで過ごす・・・オシャレっす♪

 

M2> CLEVER GIRL (クレヴァー・ガール) / タワー・オブ・パワー

 

1973年にリリースされたタワー・オブ・パワーのアルバム「タワー・オブ・パワー」

 

『リズム&ブラス』という言葉を生んだ強力なリズム・セクション♪

そしてブラス・サウンドは今聞いてもシビレマス♪

そのリズム&ブラスで人気を博したタワー・オブ・パワーの3rdアルバム「タワー・オブ・パワー」から。

 

大ヒットした曲も収録された名盤であるのですが、このメロディとソウルフルなフレーズが大好きな「クレヴァー・ガール」を♪

ミディアムテンポのリズムにファンク色を閉じ込めて、ジワジワ来るカッコよさ。

このリズムセクションとホーン・セクションの組み合わせはまさに唯一無二の存在ですね♪

一糸乱れぬ完璧なホーンセクションにコーラスにも感動します。

そして音数が多いのに散らからない正確さ。

単純ではないリズムに全てコンパイルしてしまっている巧みの技。

トリッキーなセクションをなんとも涼しげに聞かせるところ・・・。

今の並のグループでは難しいでしょうね。

 

職人の方って、凄いことを自慢しない。

そんな感じの重厚さ。

技を感じてくださいませ♪

HI!心呼吸 3月29日(火)

M1>  Free (フリー)  /   デニース・ウィリアムス

 

今日はスタンダードを1曲。

今まで何度聞いてきたか・・・数知れず。

EW&Fのモーリス・ホワイトのプロデュースにて76年にリリースしたデビューアルバムその名も「私はデニース」。

 

このデビュー作品にはミニー・リパートン、ラムゼイ・ルイスらを手掛けたカデットの名匠、チャールズ・ステップニーが参加しているという名盤。

時として、ミニー・リパートンのライバルと言われることも会った彼女。

 

キュートな彼女のソプラノを、ギター、「アル・マッケイ」ベース、「ヴァーダイン・ホワイト」らEW&Fのメンバーがバックで盛り立てています。

 

最高に売れていたアース、ウインド・アンド・ファイアーのメンバーの演奏にもご注目。

メロディはキャッチーで気合いの入った楽器のソロが入るアース色。

これが他では聴けない魅力です。

 

さてそんな肝いりで作られたこのシングル「フリー」は、全米R&B 2位(POP 25位)のヒットを記録。

イギリスでは1位を獲得!

現在でも、世界中の女性シンガーたちに歌い継がれている名曲です。

さて春の陽気の中、アナタもFreeに解き放ってみては?

 

 

M2> ダイ・フォー・ディス・ダンス /  ニコッレト・ラーソン、ジェフ・ベック

テリー・ボジオ&トニー・ハイマス

久しぶりに映画のサウンドトラックから。

シュワルツネッガー主演のコメディ映画「ツインズ」(88年米)

このサントラにはロック・スタンダードの名曲がずらっと並んでいます♪

フィリップ・ベイリー&リトル・リチャードという、新旧のソウル・キングが、

パンチのきいたタイトル曲を歌っています。

 

しかし僕のおすすめはこの曲。

ニコレット・ラーソンが劇中で歌う姿も印象的でした「ダイ・フォー・ディス・ダンス」

もちろんバックのギターは『ジェフ・ベック』です。

優しくメロディアスなギターは憂いを含み耳に残ります。

 

(映画本編では・・・。シュワちゃんとダニー・デビートの双子の兄弟が立ち寄ったクラブで演奏しているメンバーに、ニコレット・ラーソンと、その後ろでギターを弾くジェフ・ベックの姿が・・・)

 

実はこの映画のサントラに3曲も参加しているジェフ・ベック。

ジェフ・ベックが好きな方にもこのサントラは内容の恋マイだと思います。

 

だってヤードバーズ時代のセルフカバー「THE TRAIN KEPT A ROLLIN’」が収録されていたり、ファンには涙モノ・・・。

 

名作という映画の作品には、名曲が使われているんですね♪

Hi!心呼吸 3月28日(月)

M1> マーチャント・オブ・ラヴ  /   ジョーン・アーマトレーディング

 

イギリスのシンガーソングライターでギタリスト。

40年以上に渡り活動を続けているアーティスト。

 

アコースティック・ギターを抱えて歌うフォーキーな黒人女性シンガーといえば、この方。

西インド諸島に生まれ、イギリス育ちのこの「ジョン・アーマトレーディング」を連想する人も多いはず。

グラミー賞に3度ノミネートされ、2001年には大英勲章を受章しているアーティストです。

また現在、1955年創設の女性の活躍をサポートする財団 “Women of the Year”の理事長です。

 

そんな彼女が1995年にリリースされた彼女にとって15作目

「ホワッツ・インサイド」から

 

20年近くいたレコード会社を移籍してから放たれた1枚。

発売当初はあまりヒットしなかったようですがアルバム全体の統一性は素晴らしくて僕は大好きな1枚♪

彼女の音楽の世界を進化させて、自分の音楽はこうだ!と熱量を感じながら、チャレンジ心も感じ取れる作品。

 

「超越した存在」そんな言葉を使いたくなる1人です。

孤高の声とリズムをどうぞ~♪

 

M2>  kokomo  /     Great 3 with 佐橋佳幸

 

1961年、ロサンゼルス郊外のホーソンで結成されたアメリカが誇るロック・バンド。

62年のメジャー・デビュー・シングル「サーフィン・サーファリ」から、現在までに全米NO.1を4曲、TOP10ヒットを11曲、TOP20を10曲、TOP40に10曲と、TOP100以内に56曲のシングルをチャートインさせ、シングル・アーティストとして歴代13位に輝く実績を持つバンド・・・「ビーチボーイズ」

そんなビーチボーイズのトリビュートアルバム2004年にリリースされた

『THE BEACH BOYS BEST of TRIBUTE』から。

 

さて内容はというと槙原敬之さんが「Wouldn`t It Be Nice」、

大黒摩季さんが「Do You Want to Dance」、

GB’sが「Sail On Sailor」などなど・・・カバーされています。

そんな内容の中から今日選んだのは!

 

「Kokomo(ココモ)」後存知がグッド・ヴァイブレーション以来22年ぶりの全米NO.1を記録した名曲。

 

「Great3 with 佐橋佳幸」の豪華なメンツがカバーに興じたわけですが、

それぞれの個性と本気が見え隠れして、大人の本気を少し垣間見えた1曲♪

佐橋 佳幸さんはご存知 「松 たか子」さんのご主人さまです♪

ビーチボーイズだから・・・とか、洋楽知らないし・・・という方にはぜひとも聞いて頂きたい。良い音楽は残るものです。こんなカタチで残るのもいいですよね♪

Hi!心呼吸 3月25日(金)

M1>  When I Say  /   ヴァネッサ・パラディ

 

2000年リリースされた「Bliss」から。

彼女のイメージがガラッと変わった1枚でしょう。

アンニュイで可愛らしい容姿と声で世界を席巻し、曲調に恐ろしいほどマッチして彼女の音楽性を築いたデビュー当時・・・僕も聞きまくったなぁ。

 

その当時からガラッと変化!

このアルバムは母になって作ったアルバムです。

ママになって作られたアルバムは優しさが宿り、全体的に穏やか空気が流れています。

彼女の色気のような雰囲気は存在しておりましたが・・・。

まさにこの作品でアイドルからの脱皮を果たしたと言える1枚。

クリエイティヴさがみなぎって「ヴァネッサ・パラディ」という非凡な才能を見せ付けてくれた気がします。

 

この春先、生活に溶け込んでいき、生活の中にこの穏やかさが染み込んでいきます。

彼女の幸福な時間がしみこんだ作品だからこそでしょうか。

洗濯物を干して、家の掃除をして、お仕事に向かいながら、ちょっと出来た時間にピッタリのような気がします。

 

ママパワーを感じることができる1枚。

同時にママの偉大さを感じることができる1枚。

 

 

M2>  UNTIL YOU LET GO  /  ピーター・ベケット

 

「ピーター・ベケット」の唯一のソロアルバム1992年にリリースされた「サンビーム」から。さてピーター・ベケットはどんな人なのか?

イギリス、リバプール生まれ。

AORの名バラード「ベイビー・カム・バック」で知られる『プレイヤー』の元ヴォーカリスト!といえばピンと来る方も多いかもしれませんね!

 

このアルバム、ドライブにピッタリ。

コレからの春夏には聞きたくなる1枚です。

さてそんな1枚からアルバムのラストにクレジットされていたのがこの1曲。

 

「UNTIL YOU LET GO」

92年に日本でも公開された映画「恋のためらい~フランキーとジョニー」の主題歌にもなっていた1曲です。青春センチっぽい雰囲気がしません?このデュエットといい、声といい。ちなみにこの映画、ラジオにリクエストして必至に思いを伝える・・・簡単に言えばそんな映画!

その主題歌。僕は好きになるよね♪

 

AORテイストも含んだメロディックロック♪

ヘビーすぎないロックに綺麗なメロディを加え、ドライヴィング・ナンバーを含んだ1枚。

フレーズに痺れ、シーズンの景色と聞くとセンチメンタルになったり、単にAORだけでは語れない音と一緒にお出かけしましょ♪

 

 

Hi!心呼吸 3月24日(木)

M1>  Yes, I’m Ready  /   テリー・デサリオ&K.C

 

何気なくふとした時に思い出すイントロとメロディ。

ありますよね?

1980年に約2週間、第2位をキープして大ヒットとなった「イエス・アイム・レデイ」♪

デザリオ、彼女は「オーバーナイト・サクセス」が有名ですが、僕はこちらも好きです。

アーチスト表記がテリー・デサリオ&K.C.となっていますが、K.C.はご存知「K.C.&ザ・サンシャイン・バンド」のリーダーK.C.(ハリー・ウェイン・ケイシー)

テリーとK.C.は高校時代の同級生だったらしいですね。

凄い2人が同じ学校で勉学に!どこに出会いがあるかわかりませんね~♪

内容は学校では教えてくれないこんな内容↓

 

デザリオ「どうやってあなたを愛すればいいかわからないの、どうして欲しいのかも。

でも、あなたと恋に落ちるための準備はできたわ!」

K.C「どうやって手を握ればいいかもわからない・・・僕をわかってもらうためには

でも、準備ができた!」という掛け合い内容。

 

春が来て出会いがあって、恋が始まって、モジモジしながら・・・。

この曲のように淡い恋が始まるかもしれませんね。

デザリオのキュートな歌声もこの1曲で印象付けられた僕は、他の曲での印象が違っていたりして。しかし、耳に残るんですよね。

この掛け合いのメロディはいつになっても僕の耳から離れていきません。

それだけ名曲ってことでしょうか?

やっぱりかわいい曲です。キュンキュン♪

 

 

M2>   ワンス・アイ・ラヴド /  ジョー・ヘンダーソン

 

1995年にリリースされたテナーサックス奏者「ジョー・ヘンダーソン」のアルバム

『ダブル・レインボウ~ジョビンに捧ぐ』

現代ジャズの中でも彼の存在は外せないでしょう、約40年の活動の中で残された作品。

彼の音を聞き分けられる人は多いのかもしれません。

気品があり、格調高き雰囲気があるから。

 

偉大なるアントニオ・カルロス・ジョビンヘのトリビュート。

ボサ・ノヴァという題材を真剣に真摯に向き合った大真面目な作品。

その姿勢が素晴らしく感動する。

アルバム前半はブラジル風のカルテット、後半はハービー・ハンコック(p)

クリスチャン・マクブライド(b) ジャック・デジョネット(ds)

という豪華なメンバーで演奏された名盤です。

美しすぎる曲の数々。

ジョビンへの愛情と尊敬を十分に感じることが出来ます。

 

さてこの曲「ワンス・アイ・ラヴド」

ブラジルを代表するギタリスト「オスカー・カストロ・ネヴィス」

この人のギターとデュオで収録されたこの1曲は、涙腺が崩壊するほど素晴らしい。

ボサ・ノヴァのお手本を聴いているような流れるようなメロディを届けてくれます♪

 

粋なフレージングでリラックスタイム♪

 

Hi!心呼吸 3月23日(水)

M1>   夢見る…    /   ドリス・モンテイロ  ジョアン・ドナート

 

2008年にリリースされたアルバム

『アミーゴス・カンタム・リサ/トリビュート・トゥ・リサ・オノ』から。

 

このアルバムは「小野リサ」さんの2004年のデビューから15周年をお祝いした

小野リサさんへのトリビュート・アルバム。

 

このアルバムに参加したアーティストの豪華なこと!

ジョイス、アナ・マルチンス、ジョアン・ドナート、カルロス・リラほか、まぁ豪華な

ブラジル音楽好きの僕には豪華なディナーくらいに美味しいアルバムに仕上がっております。そんな豪華な面々が彼女の楽曲をカヴァー。

 

リサさんが愛されていることが分かります♪

そんな中から僕のお気に入りは

「ドリス・モンテイロ、ジョアン・ドナート」がカヴァーした『夢見る・・・』

モンテイロのアンニュイな雰囲気が見事にリサさんの世界をキャッチしています。

 

ちなみにリサさんのオリジナルは2003年にリリースされた

シャンソンの名曲をボサノヴァにアレンジしたアルバム「DANS MONÎLE/ダン・モニール」に収録された1曲。

日本のボサ・ノヴァ第一人者として広く知らる彼女の曲を別の角度から聴いてみてはいかがですか???

 

M2>   Tulle  (チュール)  /    ジョン・スコフィールド

 

今回はジャケットの雰囲気が似てる2枚で繋いでみましたw

色合いと、なんとなく構図が似てますよね。

 

さて「ジョン・スコフィールド」の1996年にリリースされた「Quiet」

アメリカのフュージョン、ジャズ系のセッションミュージシャンとして活躍するギタリスト。ギターがお好きな方にはお馴染みかもしれませんね。

 

僕はギターも弾けないし知識もないのですが、よくフュージョン好きなギタリストの友人に言わせると

「ぶっ飛んだフレーズを次々繰り出す、天才ジャズギタリスト」なんて・・・。

 

ただこの曲などが収録されたこの「クワイエット」には超絶技巧も散りばめられながら

静かでジックリト聞かせるギターの音色で僕を包み込んでくれます♪

 

特にこの美しい曲「チュール」はメロウでボッサチックなギターとリズムに乗せながら

中盤から後半にかけてフォーン・セクションが重なってギターの音色が色濃くなっていく。

まるでグラデーションのような1曲。

 

芸術的な曲という表現が似合うのかもしれません。

癒しのサウンドでもあり、聴き応えもボリュームのある1枚であることは確か。

良い音で満腹になってみませんか???

Hi!心呼吸 3月22日(火)

M1> ランデヴー feat.ウーター・へメル&ローリー・ロンデ /  樹里からん

 

日本はもとよりイタリアやオランダなどヨーロッパで注目され,台湾などアジアでも人気となっているジャズ・シンガー「樹里からん」

2011年度ジャズヴォーカルCD売上No.1シンガーとなった彼女。

 

そんな彼女がJ-POPを英語詞でカヴァーしたアルバム。

2012年にリリースされたアルバム「RENDEZ-VOUS」RENDEZ-VOUS(ランデヴー)

 

その収録されている誰もが知っているヒット曲のカヴァーが心地いいのです。

まずは安室奈美恵「Can You Celebrate?」,ドリカムの「うれしい!たのしい!大好き!」

流麗な美しいピアノにのって引き込まれるように聞き入ってしまいます。

その他にも、globe、Crystal Kay、プリンセス・プリンセス、松任谷由実、竹内まりやなどなど・・・。

 

ご存知のナンバーがジャズになると・・・♪

そしてBonus Trackとして、収録されているのがこの曲。

「ウーター・ヘメル」とのワールド・デビューのために書き下ろしたアルバム表題曲「ランデヴー」贅沢にウーター・ヘメルとローリー・ロンデがコーラスで参加♪

その歌声に自信が感じられ、日本人特有のしなやかさがプラスされ美しい1曲といった印象です。

 

こんな素敵な日本人ジャズシンガーがいることに感謝です♪

 

 

M2> ボーイ・アンド・ビューティー  /  藤原清登

 

日本人アーティストつながりでこの方を♪

高松市で生まれる。

16歳でベースをはじめ、1974年に渡米。

バークリー音楽院を経てジュリアード音楽院卒業。

21歳、ホレスシルバークインテットにて米国デビュー、ツアーに参加。

日本を代表するベーシスト「藤原清登 KIYOTO FUJIWARA」氏。

 

そんな彼の2001年にリリースされた11枚目のアルバム「ジ・イン・クラウド」

70年代からホレス・シルバーやクリフォード・ジョーダンといった、ファンキーな巨匠のバンドで活動していた藤原氏。

まさに説得力のかたまり・・・安定感バツグンです。

お馴染みの名曲がずらりとベースの重低音がお好きな方には大のオススメ盤。

 

演奏はファンキー色が濃い!

ピアノ、ピーター・マドセンが好きな方にももちろん推薦。

ピアノも耳に心地よくて、このファンキーなアルバムの主旋律を担いますが、

ドラムス福家俊介氏の優しくも存在感のあるドラムの音にこれまた懐の深い安心感が。

そして藤原氏の低音バリバリのベース・・・耳ではなく胸の真ん中で聴くような・・・。

このソロを思う存分楽しみたい。

 

ベースが奏でる素晴らしき低音に「感謝」です♪