Hi!心呼吸 12月15日(火)

 

M1> 今夜はとても楽しくて /  ザ・チーフタンズ

 

「ザ・チーフタンズ」は1962年に結成されたアイルランドのバンド。

結成40周年を迎えながら、創作意欲はとどまることを知らない彼らのカントリー・アルバム2002年のアルバム「ダウン・ジ・オールド・プランク・ロード」から。

 

結成当時は見向きもされなかった伝統音楽(ケルト音楽)を現代的なアレンジを施して、知名度を広げ、人気を獲得していったバンドですが、グラミー賞やアカデミー賞を受賞するなど、いまや「国宝級」ともいわれる存在♪

 

豪華なミュージシャンが参加していても自分たちの音楽を守り抜き、自分たちの世界に導いてしまうのはやはり40年以上の歴史ならではかも。

誰もが認める超一流アイリッシュバンドが,ブルーグラスとカントリーの一流ミュージシャン

を集めて録音したグラミー賞ノミネート作品がこちらのアルバム♪

 

収録されている曲はどれもお気に入りなのだが、

もうどの曲も素晴らしい完成度ですが,ブルーグラスやカントリーのファンにも気に入ってもらえるケルト音楽。

 

ベースは伝統になりますが、このアイリッシュ・パワー全開の曲たちのどこか懐かしい風に吹かれてください♪

 

アイリッシュの風がこのシーズンに温もりをくれます♪

 

M2>  リヴァー /  ジョニ・ミッチェル

 

やはりこれがJoni Mitchell の最高傑作でしょう♪

僕にとっても大事なアルバム「BLUE」

 

今も世界中から敬愛される偉大なる女性シンガー・ソングライター、「ジョニ・ミッチェル」の最高傑作の誉れ高い通算4作目。(1971年作品)

 

繊細で純粋な美しい曲たちが透明な水の中を泳いでいるような作品。

 

ピアノとアコースティックギターを基調としたシンプルな音たちですが、不思議と耳から離れないフレーズ。

 

それはやはり彼女の持つ、とてつもない才能のせいなのかも・・・。

その1曲1曲に込められた思い、いまだにしっかりと理解なんかは出来ていないかも知れませんが、この時期に聞きたくなのは「リヴァー」

 

何度も何度も聴いても切なくて冬のニオイを鼻の奥で感じることが出来る曲。

聴くたびに新鮮に感じるって凄いことですよね。

噛めば噛むほどに味わいが増してくる曲。

 

彼女の代表作、代表曲だと個人的には思っています。

 

『クリスマスはもうすぐそこ

人々は木を切り

トナカイを飾って喜びの歌を歌う

ああ 滑っていける川が あったらいいのに』

 

クリスマスは、そうもうすぐ。

Hi!心呼吸 12月14日(月)

M1>More Than This (feat. Norah Jones) / チャーリー・ハンター

 

特注の8弦および7弦ギターでギターパートとベースパートを同時に演奏するアメリカの鬼才ミュージシャン「チャーリー・ハンター」

 

凡人の僕には理解不能なことを平然とやってのけるギタリスト。

そんな彼のアルバム『Songs From the Analog Playground』 (2001年)から。

この作品には初の歌ものも収録され「ノラ・ジョーンズ」「カートエリング」が参加しています。

ノラのアンニュイなヴォーカルがアルバムのクッションになり、チャーリーの超絶テクは影をひそめ、歌声を前面に押し出してはいます。

しかしギターのメロディをよく聞くとベースラインや優しいリズムの随所にテクが見え隠れしています。じっくりヘッドフォンで音を探りながら聴いていただきたい1曲。

原曲は82年のロキシー・ミュージックが発表した大ヒットソング「More Than This」

原曲にはないソフトなアレンジに好感がもてます♪

 

8弦ギターの魅力を発信し、難しいことは考えず、耳で味わう音色。

実力派のカートエリングの歌声も聴き応えたっぷり。

カートの声も味わいながら珠玉の音楽を召し上がれ♪

ギタープレイも忘れずに♪

 

 

M2> ALL NIGHT LONG (Christmas Acoustic Version) /  スティーヴィー・ホアン

 

バーミンガム生まれでロンドン育ち、ベトナムからの中国系移民を両親に持つ天才アーティスト「スティーヴィー・ホアン」

『R&B界の口コミ王子』と呼ばれ、美メロ系R&Bシンガーソングライター、音楽プロデューサー。メジャー数社がオファーをしたという次世代のR&Bアイコン!

あまりの楽曲の良さに世界中かブログへの書き込みが殺到して、輸入盤は即日ソールドアウト、ネットや大手CDショップでもなかなか手に入らないなど、いくつもの逸話を残しています♪

さてそんな彼の先月11月4日にリリースされたばかりのアルバム「FOREVER」から。

包み込むような優しさに溢れた歌声。グルーヴ感。

本当にアジアの血を引くアーティストなの?と言うほどクオリティのかたまりのようなアルバム。そのアルバムのラストに収録されているのは大ヒットを記録したシングル『ALL NIGHT LONG』 のクリスマス・アコースティック・バージョン♪

 

キラメキが増したヒットソング。この時期だけのホアンからのクリスマスプレゼント♪

R&B好きの皆さんにはここ数年の主流を集めたようなアルバムに!

 

全曲セルフ・プロデュースでわかりやすいトキメキ系美メロ、このヴォーカルに女性のみならずファンに届くはず!

さぁ、クリスマスソングも多くなってきましたね♪

 

 

Hi!心呼吸 12月11日(金)

M1>   I’ll Stand By You  /   ザ・プリテンダース

 

2005年にはロックの殿堂入りをはたした「プリテンダーズ」

プリンテンダーズの主役はなんといってもボーカル&ギターの「クリッシー・ハインド」。

彼女の作曲力、インパクトと魅せられるボーカル力がなくてはこの成功はなかったバンドでしょう。

1979年にシングル「ストップ・ユア・ソビン」(キンクスのカバー)でデビュー。

翌年、ファースト・アルバム「Pretenders(邦題:愛しのキッズ)」このアルバムから「ブラス・イン・ポケット」が全英1位を記録。

 

そして1994年リリースされた7枚目のアルバム「Last of the Independents」から。この『I’ll Stand By You』を♪

 

クリス・トーマスほか計3人のプロデューサーを起用しているんですが、アルバム全体の統一感はバツグン。音楽性の幅が広がり、クリッシーのボーカルが前面に押し出されたカタチ。

現役続行を意味しているようにイキイキとした曲が並びます。

 

多くの曲の歌詞がツアーで滞在するホテルの部屋から世間を観察しながら作られたような内容。

90年代初めのL.A.騒乱から湾岸戦争、そしてストリート・ヒップホップ系の人気にいたるまで不思議な生々しさをもつ物語が綴られています。

 

さぁ、彼女の心意気を堪能しましょう♪

 

M2>  フォーエヴァー・アンド・オールウェイズ /  マラ・ゲッツ

 

1959年アメリカ生まれのマラ・ゲッツ。

彼女はきちんと乱れなく、しっかりと歌い上げるヴォーカリスト。

印象バツグンな彼女♪

この澄んだ歌声が一気に日本でも話題になったのがTVドラマのテーマに使われた「イン・ユア・アイズ」のヒットでした。

そのヒットから2作目になるのがこのアルバム1992年リリースされた「イン・ハー・マインド・in her mind 」

 

ミドルテンポのリズムに綺麗な歌声が美しく映えます。

4曲目に収録された「フォーエヴァー・アンド・オールウェイズ」

ウォーミングなイントロにチャーミングな彼女の声が歌い始めると、パステル画のような淡い風景が広がります。

 

デヴィッド・ペイチ,アンドリュー・ゴールド,ブロック・ウォルシュ・・・とアメリカンロック・AOR派のミュージシャンが脇を固めたクオリティの高い作品♪

日本人好みのバラードも多いのも聞きやすいのかもしれません♪

 

ちなみに元々、デビュー時にも日本向けに作られた楽曲もあったらしいです。

日本を意識して作られたアルバムということでどこかバブルの香りが残る感じっていうのか・・・。

90年代初頭の音がなんだか懐かしくて♪

僕・・・嫌いじゃない♪です♪

 

 

Hi!心呼吸 12月10日(木)

M1>   カレン  /   Beautiful Humming Bird (ビューティフルハミングバード)

 

2007年のアルバム「呼吸」から。

ヴォーカルの小池光子さんとアコースティック・ギターの田畑伸明さんによるユニット、「ビューティフルハミングバード」のアルバム。

 

はじめて耳にしたときのこの2人の歌の持つ美しさに感動して、それ以降大ファンになりました。ぜひ色んな曲を耳にして頂きたいアーティストの1組♪

名古屋などでイベントをご一緒したこともありますが、ライブで聴くと感動が格段に増すアーティストです♪

このアルバムにはシングル「カレン」のほか、透明感のある歌声をトラッド・フォーク、カントリー、童謡などを採り入れた美しいメロディに乗せて届けてくれます♪

すぐ間の前にあること、ふと感じた瞬間のことを光子さんの歌声にのせて。

田畑さんの優しいギターのメロディが輝かせる2人。

 

「あなたに、わたしに、とどくきもち、とどけたいきもち」

 

世代を超えて歌い継がれるべき歌を届けるBHB。

音楽への愛に満ちて、透明感の世界。

 

あなたの生活の喜びと切なさに寄り添う10遍のグッド・ミュージックをご体感くださいませ♪群馬でもライブやってもらおうかな???

 

M2>    This Time    /    ヴィニシウス・カントゥアリア

 

1969年、バンド「オ・テルソ」のドラマーとしてデビューし、78年にはカエターノ・ヴェローゾのバンドメンバーとなり、83年にシンガーソングライターとしてデビューした、「ヴィニシウス・カントゥアリア」の作品から。

 

2015年6月にリリースした『インディオ・デ・アパルタメント』

このアルバムの注目すべき点は、坂本龍一、ノラ・ジョーンズがピアノで参加、

ジェシー・ハリスとのデュエットやビル・フリゼールのギターなど、豪華アーティストが参加していると言うゴージャスなアルバム!

大変豪華なのに、ギラギラはまったくしていない、この落ち付きと説得力ある演奏。

アート・リンゼイとの交流を端緒にじわじわと活動の場を広げながら活動してきたヴィニシウス。

ブラジル人SSWのソロ作としては2年ぶりリリースになりました。

NY~ブラジル・リオでの録音された意欲作であることは一枚のCDを通して充分に伝わってきます。

坂本龍一氏が担当した2曲や、ノラ・ジョーンズのピアノとのデュオで参加。

参加アーティストの色によって変幻自在にシフトするヴィニシスのこの音楽を世界で広めていきたい♪

曲を聞いていると自然の中に潜り込んで自然と自然の呼吸を覚えて、一緒に生きているんだ実感できる曲ばかり。

 

ゆっくりとジックリとこの空気を吸い込んでみましょう♪

Hi!心呼吸 12月9日(水)

 

M1>  ワンダーラスト  /  ブライアン・ウィルソン

 

ビートルズ時代を含め、すでにデビューから半世紀以上経過した現在でも現役ミュージシャンとして第一線で活躍しているスーパースター「ポール・マッカートニー」へ捧げる超豪華トリビュート・アルバム『アート・オブ・マッカートニー~ポールへ捧ぐ』から。

このアルバムには、ボブ・ディラン、ビリー・ジョエル、スモーキー・ロビンソンなど、総勢32組の人気アーティストが参加したCD2枚組、全35曲が収録されたアルバム(2014年)

そして日本盤のスペシャル・ボーナス・トラックに、日本を代表して「井上陽水さん」が参加していることにも驚きと感動いたしましたが、今日お送りした『ワンダー・ラスト』はブライアン・ウィルソンが歌い上げています。それも素晴らしいアレンジで。

あのブライアン・ウィルソンが選んだポールの曲は1982年発表『タッグ・オブ・ウォー』B面3曲目に収められていた「ワンダーラスト」を取り上げています。

そこを選ぶなんて・・・素敵過ぎるでしょ!

スタンダードの曲ではなくあえてその曲を丁寧に歌います。

バック・メンバーはいつものブライアン・バンド。

 

それにしても、このポール・マッカートニー・トリビュート・アルバム。

本当にイイ曲が多くて、ソングライターとしてのポールにただただ惚れ直してしまいました。偉大すぎるんだな。偉大で優しいんだな。みんなに愛されているんだな。実感。

 

そして感動です。

 

M2> Nothing Compares 2 U(愛の哀しみ) /  シニード・オコナー

 

アイルランドのシンガーソングライター、「シニード・オコナー」のセカンドアルバム。

1990年「I Do Not Want What I Haven’t Got」(蒼い囁き)から。

まさに名盤であります。

プリンスが作曲したことでも注目された『Nothing Compares 2 U』

この曲が世界的に大ヒットしたことで一躍スターダムに駆け上がった彼女。

アイリッシュの香りを残した奥行きのあるサウンドは今でも澄んでいて美しい。

まったくジャンルにも拘らず、自分の世界を見事に形成したことの強さ、はかなさを纏っている。

彼女のヒットによって本家「プリンス」もコンサートでセルフ・カヴァーし、そのライブ音源を1993年の『ザ・ヒッツ & Bサイド・コレクション』などに収録していますが、プリンスもどことなく彼女の歌に寄せて歌っているように思えてしまいます。

それほどこの曲の底知れない魅力があるんでしょう。

90年代を代表する1枚であることは間違いありません。

 

「あなたが去ってから15日と7時間が過ぎた」 という、さらっと不気味な歌詞でスタートするこの歌。切なさとやりきれない時間。

それを作ったプリンスの才能を見事に自分の世界に落としこんだシニード・オコナーの天才ぶりに鳥肌が止まらない・・・。

 

改めてプリンスのヴァージョンもお聞きください。

彼女の凄さが分かります♪

 

Hi!心呼吸 12月8日(火)

M1> Let it Snow! Let it Snow! Let it Snow!  /  Cecilia Dale(セシリア・デイル)

 

ジョアン・ジルベルトと共にボサノヴァの巨匠といわれる

ロベルト・メネスカルが監修したこんなコンピレーションアルバムから。

あったかいアレンジと綺麗なヴォーカルがとてもステキなアルバムです。

2005年にリリースされた[Christmas In Bossa]

そのアルバムの中からオススメは「Cecilia Dale」(セシリア・デイル)が歌う「Let it Snow! Let it Snow! Let it Snow!」

 

さて12月の初頭そろそろクリスマスの曲を!と考えているリスナーさんも多いかも。

オリジナルではないアレンジの違う聞きやすい曲を♪とか少し大人っぽい音と・・・とか。

そんな時にこんなアルバムはいかがでしょう?

イメージしてください。

フラッとたち寄ったカフェの店内、クリスマスムードも盛り上がるイルミネーション、その店内には若いご夫婦と仕事帰りのサラリーマン。

そこに流れるこのクリスマスソング。

「あ、このクリスマスの曲、なんだか知ってる」と彼女。

この曲自体は知ってるけど・・・。

 

そんなシチュエーションに流しておきたいアルバムかも♪

街中もクリスマスを待つ準備も進んで、キラキラの光景。

さて今年のクリスマス・ソングは?

 

M2>  サンライト  /   ケヴィン・レトー

 

1980年代半ばにLAに移り、セルジオ・メンデスのバンドに約8年間在籍し活動した女性シンガー「ケヴィン・レトー」

91年にファースト・アルバム『ユア・スマイル』94年には『アナザー・シーズン』がヒット。そして95年にリリースしたこのアルバム『シンプル・ライフ』から。

 

イキイキとのびやかな歌声をお聴いただければお分かりいただけるでしょう。

僕が言いたいことが。思わず深呼吸をしたくなるようなサワヤカさと美しさ♪

フュージョン・タッチの演奏をバックに快適指数の高い歌を聞かせてくれています。

ソフトなピアノのイントロから始まり、囁くようなレトーの歌声がスーッと耳に入り込みます。

どこかで入りやすい音楽。だからこそ気軽に聞けるサウンド。

しかし、チープな音楽では全くないんです。クオリティもしっかりしています。

序盤からは想像できない曲の転調・・・。後半になるにつれて盛り上がる世界観。

いつ聴いても気持ちいいです。

アルバムには他にもラテンタッチの「Forever lovers and friend」や

「We Know The Way By Heart」はアレンジのさりげなさに気づくと思わずニヤッとしてしまう。

素晴らしいテクニックと、ヴォーカル力をあまり主張しないところが好きなのかも知れません♪

もっと世界中の人に聴いていただきたい「ケヴィン・レトー」の素敵な世界にどうぞいらっしゃいませ~♪

Hi!心呼吸 12月7日(月)

M1> TRUST ME /  キース・スウェット

 

2002年にリリースされたキース・スウェットのアルバム「Rebirth」から。

最近はリリースニュースは届いておりませんが、精力的に多方面で活動を続けている

キース・スウェット♪

これぞキースの世界といったこの2002年の1枚。

 

僕にとってのキースのイメージはやはりバラード。この彼しか出せない個性ある声。

メロウなリズムに纏わりつくヴォーカルが大好きです。

今までにアルバムを全世界でリリースしていますが、このアルバムはめちゃくちゃ聞き込みました。

しかし、チャレンジの見える構成でバラードバラードしていないのも特徴。

ソウルに傾倒した曲もありながら、真骨頂のバラード♪が聞こえ始めるとアルバムの印象がガ

ラッと変わります。

このアルバムの特徴は70年代ソウルのようなソウルフルなイントロ、アップテンポなファンキッシュなナンバー。

はじめはこの挑戦振りに面食らってしまいましたが、聴き馴染んでいくと不思議と違和感がなくなります。

そして後半のバラード・・・まさにこれこれ!と言わんばかりの安定感。

安定とチャレンジのはざ間な1枚のようにも感じます。

このアルバムの前作にやや消化不良を覚えた僕。

このアルバムは前作を超えた虜になるパワー溢れるアルバムに♪

 

 

M2   Dear Me    /  ジーン・カーリー

 

日本でも人気の高い歌姫、ジーン・カーリーが遂にR&Bジャンルに参画。

LAの女性シンガー「ジーン・カーリー」

過去にはCradle Orchestraのアルバムなどにも参加をしていた実力の中、自身初となるアルバムを2012年にリリースしたアルバム『Love Revolution』から。

 

このアルバムはプロデューサーにDJ、トラックメイカー、プロデューサーとして外せない「瀬戸智樹」氏を迎えた作品。

この作品の音楽性の幅の広さは面白い♪

 

フロアーをアゲてくれるパーティ・チューンから、メロウなバラードまで飽きさせない内容に。ダンス傾向の曲が多いですが、バラードは特に耳に残ります。

かなりのバラエティに富んだ曲たちはそれぞれがハッキリと際立っています♪

 

3年前の夏にリリースになっていますが、持ち歩けきながら楽しむには最適!

例えば、僕が今、現役の高校生だったら学校の行き帰り、聞きながら通学しているイメージがチラチラ・・・。持ち歩きながら楽しむだろうなあって、勝手に想像(笑)

彼女のキュートなハスキーヴォイスに要注目です。

 

LAでレコーディングされたアルバム。

詩は彼女自身が担当しています。

サワヤカで特徴的な彼女の声でお楽しみください♪

 

 

Hi!心呼吸 12月4日(金)

 

M1>  DON’T STOP TIL YOU GET ENOUGH  /  Cris Delanno(クリス・デランノ)

 

このジャケットをご覧いただければなんとなくお分かりでしょうか?

このオムニバス・アルバムは「マイケル・ジャクソン」の名曲をボサノヴァでカヴァーしたアルバム2012年の冬にリリースされた「Couleur Cafe ole “Bossa With You”」

 

ブラジルはホペルト・メネスカル監修している本格的なボサノヴァ・ヴァーが楽しめる1枚。

その中からセンスの光るヴォーカリストでもある

Cris Delanno(クリス・デランノ)が歌う「DON’T STOP TIL YOU GET ENOUGH」♪

 

彼女の歌声は非常に知的で美しい。

ソリッドなイメージの中に少女のような無邪気さも感じます。

彼女はいろんなアルバムにも参加しているアーティストですが、英語とポルトガル語で歌い分けることも魅力のひとつ。

元々はアメリカ生まれのブラジル人。3歳のときに家族とともにブラジルへ移住しシンガーを志した彼女。

実際には『Bossacucanova』のヴォーカリストとしての方が有名かもしれません。

今までの海外でのイメージの古臭いというイメージのボサノヴァをエレクトロサウンドで蘇らせたヨーロッパで人気のグループ。

本当は『Bossacucanova』の曲をお届けしたかったのですが、それはまた次回に♪

マイケルの曲だけれど、彼女の歌声が好きなのです♪

 

 

M2>  クール・ユー /  カート・エリング

 

さぁ!クリスマスまで1ヶ月をきって街中もイルミネーションで輝き始めました!

このコーナーでもクリスマス・ソングを少しずつ入れていこうかと・・・♪

まずはこの方!

 

「カート・エリング」

力強い歌声と、優れたスキャット、また4オクターブの音域を持つバリトンシンガーとして注目を集めているジャズ・ヴォーカリスト。

まさに大人のクリスマス・ソングといったところ♪

このバリトンヴォイスが雰囲気を盛り上げてくれますね!

 

さて大人の音楽で過ごす最高のクリスマスをということで2008年にリリースされた

「スムース・ジャズ-クリスマス・ソングス」から♪

聴きやすくてジャジーな大人のクリスマス・ソングばかりを集めた極上のコンピレーションアルバムです。

ノラ・ジョーンズをはじめ、ジャズを身近に感じさせてくれる優しいアルバム。

少し、ゆったりといつもよりも大人っぽくクリスマスを!という方にはオススメなアルバムかもしれません♪

その中からぼくがチョイスしたのが「クール・ユー /  カート・エリング」

ビッグ・バンドのような華やかさと、ゴージャスさはキラキラしたクリスマスを盛り上げてくれるはず!オススメです♪

 

Hi!心呼吸 12月3日(木)

M1>  I’ve Got A Crush On You /   カーリー・サイモン

 

1994にリリースされた「Glory of Gershwin」から。

 

ポピュラー音楽・クラシック音楽の両面で活躍しアメリカ音楽を作り上げた作曲家として知られる「ジョージ・ガーシュウィン」

 

そんなガーシュインの曲をビッグネームが集まって作られたオムニバスアルバム。

例えば、スティング、リサ・スタンスフィールド、エルトン・ジョン、シェール、

ジョン・ボン・ジョヴィなどなど・・・。

正直、ジョン・ボン・ジョヴィには驚きましたが、まぁ豪華な面々がこのアルバムに参加しています♪

 

その中から、カーリー・サイモンが歌った「I’ve Got A Crush On You」を♪

優しく囁きかけるようなカーリー・サイモンの歌声に美しいピアノのメロディ、ベースライン、ストリングスが重なり合います。

あぁ、なんて美しく心癒される1曲なんでしょうか♪

 

このアレンジに圧倒されます。なんて緻密で繊細で充実感に満ち溢れているんでしょうか?

ジャズ好きの人から、ジャズの苦手な人まで存分に楽しめる1枚に♪

しかし、ボン・ジョヴィのエレキギターがちょっと浮いてしまっている感も・・・。

ただ、このメンバーが奏でる豪華な曲たちをどうぞ♪

 

M2> ディープ・ダーク・トゥルースフル・ミラー / エルヴィス・コステロ&ザ・ルード5

 

1994年、MTV Unpluggedのコピレーション盤[ベスト・オブ・アンプラグド]から。

(邦題は「ベスト・オブ・アンプラグド」ですが、原題は「The Unplugged Collection Volume One」)

さてこの当時、各アーティストがアルバムを出すことですっかり定番となったアンプラグド♪エリック・クラプトン、エルトン・ジョン、k.d.ラング、ポールサイモンなどが並びますが、このコンピレーションアルバムの1曲目のオープニングを飾るのは

故「スティーヴィー・レイ・ヴォーン」・・・。

ニクイ選曲です!くすぐる選曲です!

「この曲を選んだんだね!」と頷きたくなる曲が並びます。

特にストリングスが新鮮なソウル・アサイラム。スローにアレンジされたニール・ヤング。

やはり存在感はバツグンのロッド・スチュアート!

ドン・ヘンリーの甘い甘いラブソング・・・。

 

そんな中で「この曲が聞いてみたいから!」で購入したキッカケの曲はこの1曲。

『ディープ・ダーク・トゥルースフル・ミラー / エルヴィス・コステロ』

メロウなギターとリズムに乗って渋く歌い上げるコステロ♪

少し背伸びをして聞いていた頃、あまりよく分かっていなかった内藤少年。

今聞いてなおさら良さに気づきます。

 

改めてジックリ車に積み込んで冬のドライブにでも出かけてみたい♪

Hi!心呼吸 12月2日(水)

M1>  Song For My Father  /  ホレス・シルヴァー

 

「ホレス・シルヴァー」は、ファンキー・ジャズを代表する名ピアニストとして人気が高いアーティスト♪

特徴的なファンキーなプレイスタイルで知られ、ハード・バップの発展に寄与する存在。

そんな彼が85歳で人生を閉じたのは昨年2014年のこと・・・。

彼のルーツはゴスペルやアフリカ音楽、ラテンミュージックと幅広い。

その音楽の幅がプレイスタイルにも大いに影響したといわれています。

同時に彼はジャズ史上屈指の名コンポーザーでもあり、すばらしい曲をたくさん残している。

その代表曲の中でも「Song For My Father」は外せない。

黒人ミュージシャンではないグルーヴと言うのか、多国籍のジャズのエッセンスが純粋に楽しめる1枚に仕上がっている。

コテコテでないのが聞きやすさにも繋がっているのか?

ファンキージャズでありながらラフさも感じる。ソウルフルであり世界が広い感じ。

まさに名盤のひとつでしょうね♪

 

耳に残るこのメロディに強調しすぎないバップの効いたピアノが好印象♪

フォーンの主旋律を大事にベースラインにしっかりと存在感をあらわすピアノ。

ラテンのフレーズが色濃くなり、哀愁さえ感じる。

 

あぁ、当分耳からこのメロディとピアノの音色が離れない・・・♪

 

 

 

M2> テリン・ザ・ダイス・ハウ・トゥ・ロール / パトリック・トゥッツオリ

 

日本では1997年に公開された映画「トゥリーズ・ラウンジ」のサウンドトラックから。

個性派俳優スティーヴ・ブシェミ監督・脚本・主演によるラブ・ストーリー。

 

ストーリーは、さえない30男と17歳の少女との恋の行方を描いた作品。

仕事もクビになり、行きつけのバーで飲んだくれるうだつの上がらない中年男トミー。彼は急死した叔父の仕事を受け継ぎ、アイスクリーム屋の移動販売をはじめる。そんなある日、偶然昔の恋人の姪デビーが乗り込んできた。やがてアイスクリーム屋を手伝い始めた彼女は、トミーに好意を寄せるが・・・。

 

やはりスティーヴ・ブシェミの作品ということで作品も個性的でしたが、どこかピュアでコミカルで、ポップな作品。

学生時代に見た作品なので仲間でワイワイと楽しんだ思い出の映画。

その映画のサウンドトラックはこちらも印象的。

 

ジ・インクスポッツ、ミルス・ブラザーズなどのかなり古いアーティストの楽曲から、新しいアーティストまで幅広いアーティストの楽曲が映画に華を添えていました。

その中からポップでジャジーなパトリック・トゥッツオリが歌うこんな1曲♪

 

映画の中でどんな風に使用されているのか、あなたもご覧になって見ます?

また見直したい1本が出てきちゃった・・・w