Hi!心呼吸 2月26日(金)

M1> ダディーズ・コナ・ミス・ユー /  ビル・カントス

 

1995年にリリースされた「ビル・カントス」のアルバム『ラヴ・イズ・ジ・アンサー』から。

さてビル・カントスは1963年カリフォルニア生まれ。

88年に2人の姉と『シビリング・リヴルリー』を結成しアルバムを発表。

セルジオ・メンデスや小野リサさんのサポートをはじめあらゆるセッションをこなしたアーティスト♪

 

1995年にはソロの作品「明日巡り逢う君」がヒット、その中でも「ビューティフル・ワン」が日本でもヒットを記録したのでこの声を聴いたことがあるという方も多いはず。

 

さてこのアルバム『ラヴ・イズ・ジ・アンサー』

はトッド・ラングレンの名曲「愛こそ証」3ヴァージョンを含むカントスのミニCD。

アルバムのラストを飾るのが「デニース・ウィリアムス」をフィーチャーしたこの曲。

「ダディーズ・コナ・ミス・ユー」♪

 

優しくソフトなカントスの声はどこまでも澄んでいて心地いい。

そこにしっかりイメージされたメロディラインが入ってきたところに

『デニース・ウィリアムス』のヴォーカルがさりげなく挿入。

カントスとシンクロしたかと思えばあくまでもメインはカントス。

主張し過ぎないウィリアムスのヴォーカルに好感が持てます。

 

「Mr.ロマンチック」こんな異名を持つカントス。

の名に恥じない出来なのだ!!!

 

M2>   Where or When  (いつか何処かで)  /   キャロル・スローン

 

「キャロル・スローン」

1937年ロードアイランド州プロビデンス生まれ。

14歳のときエド・ドリュー楽団でプロ・デビューを果たした彼女。

1982年の録音です。

「円熟味」を強く感じさせる魅力溢れる一枚『As Time Goes By』(邦題 時の過ぎゆくまま)から。

 

キャロルは1970年代後半から80年代初頭にかけて何度も来日。

日本でも人気を博したジャズシンガーです。

全国各地のライヴハウスにも登場し、大盛況だったそう。

その最終公演の後、東京のスタジオで同行メンバーとともに録音したのがこの1枚。

動向メンバーのピアノ・トリオと呼吸もピッタリ♪

日本でのライブがどれほど盛り上がったのか、どんなに楽しい時間を過ごしたのか・・・。

このアルバムからも聞き取れるようです。

彼女は快調に歌っている。

 

イキイキとした彼女の歌声に自然にウキウキします。

大人のジャズボーカル♪

彼女の歌に絡んでくるピアノにはグッと来ます♪

 

 

Hi!心呼吸 2月25日(木)

M1>   LOVE  /   キーシャ・コール

 

R&Bシンガー『キーシャ・コール』の2005年のデビュー・アルバム『ザ・ウェイ・イット・イズ』からの4曲目のシングル♪

この「LOVE」のヒットをキッカケに21歳で夢を掴んだ♪

 

カリフォルニアのオークランド・・・。物騒な街でも有名。その町で生まれた彼女。

いつかは音楽の道で成功するんだ!と努力を続けチャンスを掴むことになる。

努力のひと「キーシャ・コール」

 

本物の音楽を聞かせてくれる本格派。

アルバム『The Way It Is』は今までの結晶が集結された1枚。

津から強い歌声はそんなアンダーの世界で夢を抱え、自分の力で進んできた彼女の魂の証明。

やさしくも切ない声も魅力ですが、この曲「LOVE」では力強さをひそめ、優しく歌われる。

響きのある余韻があるとでも言うのでしょうか?

どうぞ余韻をお楽しみください♪

非常にバランスがいいアルバムに仕上がったアルバム。

非常にラジオライクである彼女の声を夜ではなく午前中にお送りできる幸せ。

シンプル本物R&B。

付け加えない彼女の声だけで勝負するような、しっかりと気持ちを歌に乗せることが出来る彼女ならではのバラード♪LOVEを頂きます♪

 

M2>   ザ・ディスタンス   /   エヴァン・アンド・ジャロン

 

アトランタ出身の「エヴァン・アンド・ジャロン」

2000年のデビュー・アルバム「エヴァン・アンド・ジャロン」は完成度の高い楽曲で注目を集めました。

アルバム全体に統一感があり、隙を与えない音に思わず引き込まれる曲がたくさん♪

 

彼らの独特のセンスも光り何度でも繰り返して聴ける一枚♪

シーズンごとに表情を変える自然のように彼らの音楽も聴くときに応じて響き方も違いますよね。このアルバムをアナタが聞くとき、アナタの生活の中で何が変化して聞こえるのか?

ロックでいてイヤミのない爽やかさ・・・を実感するのはヴォーカルの声の影響が大きいです。

このアルバムからリード・トラックの「Crazy For This Girl」は全米ラジオ・チャートを賑わした。もちろん日本でも驚異的な新人が現れた!と日本のラジオでもパワープレイに♪

さてこの「ザ・ディスタンス」はゆったりと流れ始まるメロディーに彼らの美しいヴォーカルが乗ると一気に色彩が生まれ、淡い色から濃い色に変化をするように曲が息をし始める。

中盤から後半にコーラスが重なりますが、この瞬間の美しさは言葉でも表現できません。

ぜひ曲の変化を味わいながらお聞きいただきたい♪

 

ジャンルにとらわれない彼らの音楽で幸せももらってくださいね。

切ない曲が多かったりしますが、聞くとなんだか元気になれる気がします♪

さぁ!爽やかさに隠された彼らの味を味わってください♪

 

Hi!心呼吸 2月24日(水)

M1>  ウォーリー・アバウト・ユー  /   アイヴィー

 

2000年にリリースされた「ロング・ディスタンス」から。

『アイヴィー』は“ファウンテインズ・オブ・ウェイン“の「アダム・シュレシンジャー」、“タヒチ80”のプロデューサー「アンディ・チェイス」、フランス人女性ヴォーカリスト、「ドミニク・デュラン」からなる3人組ポップ・バンド。

 

ちょうどこのリリースされたタイミングはアンディ・チェイスが「タヒチ80」の1stアルバムをプロデュースした直後に出したということでこのアルバムも「アイヴィー」自体に注目されました。

その注目を見事にこのサウンドが期待以上の仕上がりを見せてくれました。

アルバムに収録されている曲たちも見事に粒揃い♪

 

ドミニクのヴォーカルもくっきりと際立ち、音の作り方も、この当時のタヒチ80の空気に似ているのは否めません。しかし、この空気の中に響くドミニクの存在は中和してクリーンな魔法にでもかかったような爽やかさに満ちています。

洗練されたポップさに幾重にも重なった薄い「音」の層が次から次へと表情を変えて魅せるように層が分厚い感じがします

決してシンプルではありませんが見事に中和してくれているのです。

 

これからのシーズン。

ドライブシーンで活躍してくれるようなメロディラインは間違いなく車内でも響きます。

リラックス効果もあるドミニクのヴォーカルがどのドライブシーンに合うのか、アナタの車で試してみては?

 

M2>  インサイド・ユア・ラヴ  /  レオン・ウェア

 

マービン・ゲイとのエピソードでのみ語られがちなリオン・・・。

もちろんマーヴィン・ゲイの『I Want You』(76年)を手掛けた、ソングライター/プロデューサーとして知られるリオン・ウェア。

76年、リオンはマーヴィン・ゲイのアルバム『I Want You』を全面

プロデュースという大役を担うことになります。

元々リオンのソロ作として制作中だった楽曲を、マーヴィンがいたく気に入り、それらを譲り受けて完成させたのが『I Want You』だったというのはあまりに有名なエピソード。

「メロウグルーヴ・マエストロ=リオン・ウェア」なんて称されるアーティスト♪

モータウンの専属作曲家としてキャリアをスタートさせたリオンは、

アイズレーブラザーズ、マイケル・ジャクソンなどの隠れた名曲を手がけてきた張本人ですが、「知る人ぞ知る存在」だったみたい。

 

そんなリオン名義のアルバム『インサイド・イズ・ラヴ』

1978年の作品です。

このアルバムにはミニーリパートンとの共作曲も収録されており、サウンドスタイルは

もちろんマービンのI WANT YOUのライン。

あのラインがお好きな方でしたら間違いなく好きな路線♪

シルキーな世界はそのままに、華やかさもあいまって名曲のオンパレードや~♪

良すぎて泣けてくるぜ~♪

 

ソウルやなぁ・・・。

 

 

Hi!心呼吸 2月23日(火)

M1>  Waking Up With You  /  ウィリアム・ギャリソン

 

ハーモニカ奏者、ウィリアム・ギャリソンのアルバム。2000年にリリースされた

「Waiking Up With You」から。

さてこの人、『ウィリアム・ギャリソン』は一体どんな人なのか?

一番分かり易いのは映画『バクダット・カフェ』の挿入歌「Calling You」での演奏で有名になったハーモニカプレイヤーです。その他ドナルド・フェイゲンの作品などに参加している世界的に活躍しているハーモニカ奏者♪

映画『アンタッチャブル』や『セサミストリート』でハーモニカをプレイしているので耳にされていることも多いかもしれません。

 

さてそんな「ウィリアム・ギャリソン」のこのアルバムは耳に馴染んだナンバーをカヴァーした1枚。

テクニックは抜群なのに技をこれでもか!と聞かせるような野暮なことはしません。

アドリブにチラッと、さりげなく、間の取り方などにセンスと品を感じます。

歌の優しさにサラッと聞こえてくる爽やかなハーモニカのメロディ。

なんて美しいんでしょう。

ちなみにハーモニカ奏者のことを「ハーピスト」と呼ぶそうです・・・。

なかなかこんな気持ちよくて心地の良いハーピストには出会えない。

彼の心温まる音色は世界で最もオリジナリティーにあふれたハーモニカ奏者、と評されるのにも納得です。

晴れた日の朝に、ゆっくりと過ごす夜にでもハーモニカの音色でリラックスできること間違いなし♪

聴けばわかるさ、聴かなきゃ勿体ないさ。

さぁこの気持ちよさに浸ってください♪

 

 

M2>  ためらいの頃    /   小林靖宏(coba)カヒミ・カリイ

 

cobaさんの1993年にリリースされたアルバム「33GIRI(トレンタトレジーリ)」

に収録された1曲。

1959年4月29日、長野県生まれのアコーディオン奏者、作曲家。

本名は「小林靖宏」

19歳でイタリアに留学し、ベンスの「ルチアーノ・ファンチェルリ音楽院」アコーディオン科に学んだご存知「coba」さん。

テレビ番組のテーマ曲やCM音楽などだけでなく、アーティストのプロデュースなどを行っている活躍は皆さんご存知の通り。

 

さてこのアルバムはcobaさんが本名「小林靖宏」名義でリリースした93年の作品から。

「カヒミ・カリイ」を迎えての「ためらいの頃」♪

 

アコーディオンの陽気な音色は異国の空気を運び、カヒミ・カリイのヴォーカルが混ざり合うことで色合いが鮮やかに増していくような感覚に。

春の陽気に誘われてどこかに出かけていきそうな、ワクワクするようなアレンジは今、この時代に聞いても新鮮で同じ感覚になれます。

ヴェネチアで学んだテクニックが見事に披露されたアルバム、この当時、アコーディオンの音色は真新しくてロックやポップスと融合するアコーディオンが斬新でオシャレでした。

またまだ精力的に活動を続けていらっしゃるcobaさんに脱帽です。

進化するアコーディオン、その初期の演奏はソリッドでチャレンジ精神に溢れています。

だから好きなのかもしれないなぁ。

挑戦する姿勢、「男」を感じる1枚!!!

 

 

 

 

 

Hi!心呼吸 2月22日(月)

M1>   若葉の頃や  /  畠山美由紀

 

2006年の春にリリースされた畠山美由紀さんのアルバム「リフレクション」から。

畠山美由紀さんは4歳から歌いはじめ、20歳過ぎから作詞・作曲を開始。

彼女の歌声に反応されたアナタは正解です!

インディーズ時代から注目されていたハートウォーミングな声。

一気に体から毒素が抜けていくような感覚。

囁くようでいて、しかし真のある表現力・・・に勝手に体が反応します。

2001年にソロデビューを飾ったS INGLE「輝く月が照らす夜」を聞いたときから一方的なファンになりました。

さてこのアルバムに収録されている珠玉の曲たちは、それぞれの世界を持ち、彼女の歌が先導してくれます。穏やかな時間が流れるように唯一無二の透明感溢れる歌声と圧倒的な存在感を感じられるはずです。

約1 年もの歳月をかけて創られた、意欲作。

アルバムのために青柳拓次(LITTLE CREATURES)、中納良恵(EGO-WRAPPIN’)、永積タカシ(ハナレグミ)、原田郁子(クラムボン)、堀込泰行(キリンジ)といった、彼女の盟友達が書き下ろした名曲の数々が収録されています♪

アルバム全体に漂う包み込むような空気感は、

聞くこちらの心を落ち着かせて、優しい気持ちにしてくれます。

綺麗に晴れた午前中、午後、お気に入りのコーヒーを飲みながら聞きたい・・・そんな1枚です。

気持ち良すぎて居眠りしちゃいそう・・・w

 

 

M2> グリーン・ソング / エルヴィス・コステロ、アンネ・ソフィー・フォン・オッター

 

2001年にリリースされたアルバム『フォー・ザ・スターズ』

クラシックの世界で彼女の存在をご存知の方も多いことでしょう、メゾ・ソプラノ

ヴォーカリスト「アンネ・ソフィ・フォン・オッター」と「エルヴィス・コステロ」の共演・・・

まさに”For The Stars”な1枚♪

アバや、ポール・マッカートニー、ブライアン・ウィルソン、バカラックなどの作品を丁寧に収録されています。

なんと言ってもコステロのメロディの美しさは当然のこと、感動を呼ぶオッターの歌声はモヤモヤの気持ちや、邪心を洗い流してくれるような神々しい雰囲気をまとっています。

穏やかな流れの川を眺めながら、自分のことを回想しながら物思いに更け、自然のニオイを吸い込みたくなるような、特別な時間が流れます。

 

なんとレーベルはドイツ・グラモフォン。

クラシック好きなら知らない人はいない名門レーベルである。

このレーベルからこのアルバムが登場したことが凄いことなんだと感じます。

画期的であり、アンタッチャブルの世界に飛び込み、このアルバムを完成させてしまったコステロの凄さにも脱帽です。

コステロもオッターもご存じない方にこそこのアルバムの持つ表現できない訴えてくるモノを知っていただきたい♪

 

2人を同時に聞き込んで、耳から入ったメッセージはどんなものが残ったのか実感していただきたいです♪

 

Hi!心呼吸 2月19日(金)

M1> Kathy’s Song(キャシーズ・ソング) /   エヴァ・キャシディ

 

「エヴァ・キャシディ」は1963年ワシントンDC生まれ。

1996年に皮膚ガンでわずか33歳の年齢で亡くなったアーティスト。

生前は地元以外ではほとんど知られてない無名の状態でしたが、死後リリースされたコンピレーション・アルバムが英国のアルバムチャートで一位を取るなど、注目を集めました。

年少の頃から音楽・芸術への興味を示し、エヴァが9歳のときにギターを弾き始めたそうだ。

2000年にリリースされたアルバム「Time After Time」から。

「ジャンルを超えた美しい唄声は魅力」そんなキーワードがピッタリのキャシディ。

彼女ほど亡くなってから注目を集めたアーティストは少ないだろう。

ラジオでシンディー・ローパーの名曲 “Time After Time”が流れ注目を集め、人気を獲得hしていく。しかし、彼女はこの世にいない・・・。

なんだか切なくも空しくもなる。しかし、天国から彼女も喜んでいるかな?

 

エヴァの声は一度耳にしたら忘れられない。

薄いヴィブラートと揺るぎない音程もそうだが、透明感溢れる歌声はどんなジャンルにも対応をみせる♪

「ピュア」である。

このアルバムの1曲目に収録されている「キャシーズ・ソング」

静かに、しかし力強く歌われたアルバムのオープニングを飾ったこの曲はワシントンDCの小さなスタジオでレコーディングされたそうだ。

なんだかその事実も素朴で素敵♪

 

M2>  シーイング・ユー  /   ジミー・メッシーナ

 

「ロギンズ&メッシーナ」が解散した後、ケニー・ロギンスは世界的にも有名なロックシンガーに、そしてパートナーの「ジミー・メッシーナ」はAORシンガーとして復活。

その復活後1枚目が名盤この「オアシス」

1979年発表のファースト・ソロ・アルバムです。

 

「ニュー・アンド・ディファレント・ウェイ」や「トーク・トゥ・ミー」などラテンの要素、フュージョンを取り入れた楽曲が収録された1枚。

どこか初夏をイメージさせる1枚ですが、陽射しが強く感じられる初春にもいいでしょ?

 

この「シーイング・ユー」はジャズ・フュージョンをベースにエレキのギターがしっとりと、メッシーナの声もリラックスして歌いすぎないバランス。

まさにAORの名曲。たまにどうしても聴きたくなってしまいます。

 

さてソロに転向してのファースト。思いっきりリラックスした作りになっています。

しかし、当の本人はそれほど愛着があるアルバムではないようです・・・。

なんで?こんなに素敵な1枚なのに?ソロのファーストアルバムなのに???

そんなことはどうでも良いんです。

僕は大好きだから!

 

また初夏になったらこのアルバムから他の曲をおかけするかも・・・。

お許しを・・・。お願いします。

 

Hi!心呼吸 2月18日(木)

M1>  カム・トゥ・ミー  /  ボビー・コールドウェル

 

この作品はボビーの中でも最高の作品かも♪

あのボブ・スキャッグスをも超えたとも言われているAORのカテゴリー内でも文句なしの1枚でしょう。全曲が名曲の数々。いつ聴いても色あせない曲ばかりです。

これまで飽きさせない1枚はあるでしょうか?

デートや一人でのドライブにもどんなシチュエーションでも似合ってしまう魔法のようなものばかり♪大好きすぎてこの文章も何を書いていいのか分かりません。

さてそのアルバムの中であえてこの曲を選曲させていただきました。

「カム・トゥ・ミー」曲の時間自体は短いのにこの存在感。

ピアノとストリングスの美しいメロディにボビーのスイートなヴォーカル。

心がソフトな気持ちになり、こんな美しいラブソングはないんじゃないか・・・なんて。

不朽の名作「風のシルエット」もこのアルバムに収録されている。

またジックリ聞きたくなってきた。

「風のシルエット」は明日のゲスト佐藤竹善さんもカヴァーしていました。

この後におかけしようかな。

 

1978年発表のデビュー盤。

渋く深みのある歌声と哀愁を帯びたメロディが美しい♪

AORの代表作品をどうぞ♪

では竹善さんお願いします♪

 

M2> What You Won’t Do For Love  / 佐藤竹善

 

’88年、SING LIKE TALKINGのメンバーとしてデビュー。

現在までに11枚のオリジナル・アルバムを発表し、そのノン・ジャンル、ノン・カテゴリーの高品質な音楽は5枚目のアルバム「HUMANITY」以降すべてのアルバムをオリコンのTOP20に送りこみつづけ高い評価を得ている。

そんな「佐藤竹善」さんが明日ゲストに登場♪

 

さて竹善さんがバンドとしての活動と平行してリリースしたのがソロの活動を本格的にスタートした’95年に発表したアルバム「CORNERSTONES」。

ソロ・デビュー10周年を迎えた2005年にリマスター盤としてリリースしたのがこの

『CORNERSTONES+EXTRA TRACKS』

アルバム未収録音源「IMAGINE(LIVE)」や未発表音源も収録しての再リリースされています♪

そのアルバムからお送りしたのはボビー・コールドウェルのカヴァー「風のシルエット」

 

竹善さんの音楽のルーツに触れられるような1枚でもあります。

唯一無二のヴォーカルはやはり特別な存在。

昔から大ファンの僕にとって群馬にゲストに迎えられる喜びはどう例えていいのか分からないほど・・・。

かのアルバムを聞いていたころ、インタビューするなんて考えていなかったですから。

 

明日が楽しみです♪

Hi!心呼吸 2月17日(水)

M1>  The Grand Valse (ザ・グランド・ヴァルス) /  ブッカー・リトル

 

天才トランペッターといわれ20代でこの世を去った「Booker Little」(ブッカー・リトル)の数少ないリーダーアルバム「ブッカー・リトル」♪

 

1960年(TimeRecord)からリリースした幻の名盤です。

なぜなら!単独のリーダー作はたった4枚しかない。

そのなかで唯一の「ワンホーン作」がこの作品。それだけに、ブッカー・リトルのファンが愛してやまない『究極の1枚』となっている。

(今ではCDで手に入るから助かりますね♪)

ジャケットもオシャレですもの・・・。

 

リー・モーガンやフレディ・ハバードと同じ時代に脚光を浴びたトランペッターでしたが、1961年に23歳の若さで亡くなってしまいます。

そのため録音が限られているんですね。

 

しかしこの時代になってもファンは沢山。

それもそのはず、演奏内容もすばらしい♪

天才トランペッター、ブッカー・リトルのテクニシャンぶりとメロディアスなフレーズに感動します

昔はもっとシャウトするようなキレキレのペットが好きでしたが、このメロディアスで美しい、穏やかなリトルの音色は残さないといけないのです!

まぁ、僕が言わなくても残りますが(笑)

 

M2>        Raincoat   /     ケリー・スウィート

 

2007年にリリースされた「We Are One」から。

ソフトリーでいて伸びがあり、透き通った声。

ジャズの雰囲気もありながらクラシカルな雰囲気も併せ持つヴォーカリスト「ケリー・スウィート」

リラックス効果のある歌声(個人談)は日常からさっと時空を超えた旅に連れ出してくれるよう。

 

アルバムの2曲目の「raincoat」は、それらの要素が凝縮された素晴らしい1曲だと思う

心の中にス~っと入り込む浸透性の高い歌声。

上品さを漂わせる余裕、その余白に表現されるキュートさ♪

 

もともとアメリカではどちらかといえばバラード曲を歌って表現してきた彼女。

この時はまだ19歳だった彼女の真剣さやあどけなさに応援したくなる感覚。

どこかで親心みたいに(笑)

 

シンプルに仕上げられたアルバムな中には自然体に近い彼女の「素」を感じられ、惹きこまれます。

心に染み入る歌声。

こんこんと歌い上げるケリー・スウィートの歌。

曲の隅々まで神経をつなぎながら歌う彼女の歌から温もりを感じてください♪

 

Hi!心呼吸 2月16日(火)

M1> Where To Start   /  エリン・ルース

 

2003年にリリースされたデビューアルバム「Saturday Light Naïve」から。

「エリン・ルース」は2003年にデビューしたスウェーデン出身の女性歌手です。

デビューを飾ってからはオムニバスのアルバムに参加したり、ライブ活動を積極的に展開したりと、彼女の世界をしっかりと仕上げてきたアーティストです。

 

スウェーデンの空気を閉じ込めたような爽やかなアルバム。

この「Saturday Light Naïve」は彼女のデビュー作品であり、代表作。

少し「リサ・ローヴ」のようなキュートな声と柔らかいメロディ・・・フォークミュージックにリンクします。

しかし北欧、ケルト音楽を感じるようなメロディはやはり独特。

透明な声はどこまでも伸びて、風が声を運ぶように少し震えて、自然を感じる。

冷たい空気が包み込み、山々と草原が広がるような景色を想像してしまいます。

 

さて「Where To Start 」は特にその自然を感じる1曲。

シンプルなメロディは軽快にアレンジされた音が重なり合い、しっかりとヴォーカルをサポートしていて、彼女の存在をかっちりと前面に出してくれる仕上がり。

 

彼女のヴォーカルは一定のリズムで歌われますが、バックのメロディは変化を遂げ、後半には別物のメロディが展開します。

 

目の前の草原で歌われた歌は風により遠くの山々に運ばれます♪

この美しい歌に風を感じてください♪

 

M2>  Restless(レストレス)  /   サラ・エヴァンス

 

2003年にリリースされた4枚目のアルバム「レストレス」からのタイトルチューン。

カントリー・ミュージックの枠にとらわれない自然でいて緻密なアルバム。

ドライブシーズンにはこのアルバムをオススメしたい♪

 

数多くの賞を獲得しているカントリー・シンガー・ソング・ライター「サラ・エヴァンス」

プロデュースは「ポール・ウォーリー」とサラ自身が手がけている。

 

このアルバムの特徴はジワジワとリリースを伸ばし、1年以上も長い期間セールスを続けたというスルメタイプのアルバム。

ナッシュビルの一流セッションミュージシャンが脇を固め、スムージーな彼女の歌声を支えています。

なんと言っても綺麗で、優雅で、悠然とした曲がアルバムに並びます。

 

長い期間のセールス・・・そこにはリスナーが魅了された1曲1曲の力がアリ、アルバム自体に熱を感じるからではないでしょうか?

このタイトルトラック「レストレス」も彼女の世界がはっきりと表現されて何度聞いても飽きない。

シンプルのようで緻密な計算と経験で作りあがられるメロディ。

「カントリー・ミュージック」が今以上に理解されなかった時代。

彼女の歌声は何かの変化を知らせてくれる汽笛のように新鮮でした。

1曲を聴き終わる頃に感じる浴びたことのないような風を感じて欲しい♪

 

Hi!心呼吸 2月15日(月)

M1>     ネ・ネ  /    ソウライヴ

 

「ソウライヴ」は、ニューヨーク州ウッドストック出身の、エリック、アラン、ニールによるジャズ・ファンク・バンド♪

もともとオリジナルはトリオ。

 

しかし今まで編成を変化させキャッチーなリズムを刻みながら特徴的な世界観を作り出す「ソウライヴ」

60年代のオルガンとギターそしてサックスのサウンドを中心に70年代のファンクやジャズ、ソウルなどをミックスさせて新たなジャンルの構築に成功♪

このバンドがジャズの新時代を切り開く!そんな可能性を感じてしまうサウンドをお楽しみください。

 

2002年にリリースされたアルバム「Next (ネクスト)」から。

この『ネ・ネ』はイントロからミディアムなドラムビートが心地よく、一定のリズムも安心感に近い閉塞感を感じるのは僕だけでしょうか?

堂々とまっすぐなベースラインも彼らの自信の表れに聞こえます。

 

「Tuesday Night’s Squad」も勧めの1曲。インストやブラック・ミュージックファンの方にもささるジャズ、グルーヴ好きの方には「フラリーズ」も気に入ってもらえるず。

 

全体的にかなりタイトなリズムに目の覚めるような演奏はカラフル。

はっきりとしたメロディーと緊密なコンビネーションは見事♪

 

M2>  シューティング・スター  /   バッド・カンパニー

 

イギリス出身のバンド「BAD COMPANY」

1996年にリリースされた「トールド・アンド・アントールド」から。

1973年にイギリスで結成されたハードロックバンド「バッド・カンパニー」

グループ名の意味は「悪友」

 

ベテラン・バンドのセルフ・カヴァーも交えた1枚は、全体的にアコースティック色が強く、70年代アメリカンロックの香りがする・・・不思議です♪

あくまでもイギリスのバンド。しかしそのイギリスを程よく裏切るカタチで仕上げられた作品の後味は・・・良い♪

 

オリジナルメンバーは現在ギターの「ミック・ラルフス」とドラムスの「サイモン・カーク」そしてヴォーカルは「ポール・ロジャース」である。

 

しかしオリジナルがミックのギター1本4人編成のバンドだったのに対し、もう1人のギタリスト、デイヴ”バケット”コルウェルを加えた5人編成のバンドとなっていたり、過去には何度もメンバーチェンジを繰り返したバンド。

 

よってアルバムに収録される過去の名曲を別のヴォーカルが歌っているものが良くある。

さてバンドの要フロントマンのヴォーカルは何人か変更を経て今に至るわけですが、この「ロバート・ハート」(3代目)の声がソウルフルでいて違和感なく気持ちよく聴けます♪

この声はやはりアメリカンなんだよねぇ・・・♪