Hi!心呼吸 9月9日(水)

M1> September song  /  ケニー・ドリューJr.

 

大好きなアルバム2001年にリリースされた「オータム」から。

偉大な父、ケニー・ドリューの息子さん♪

お父さんよりは硬派なイメージもしますが、僕が好きなのはその優しい鍵盤のタッチ。

夏場などは、少し強いタッチの鍵盤を聞きたくなってしまいますが、これからの時期にはアンドリューJr.のソフトなタッチが温もりも感じさせてくれます♪

 

2001年の「オータム」はそのアルバムのタイトル通り、秋のスタンダードや、オリジナルも収録♪「AUTUMN LEAVES」のメロディーをきいて季節を感じる方も多いでしょうが、ケニー・ドリューJr.のピアノで夜長をゆっくりじっくりと♪

エレガントなジャズの世界を味わってください。

 

両手をフル活用したピアノテクニックと柔らかに弾くまったく別の音たち・・・。

情緒を感じるような美しい演奏は最高です。

それはクラシックをしっかりと学び、しかしクラシックの技術は封印していろんな音の要素を混ぜ合わせる。

こちら側にクラシックの落ち着きさえ与えてくれるようです。

 

さぁJAZZの似合う季節がやってきましたね。

 

 

M2>  ダーク・ムーン  /  クリス・アイザック

 

1985年アルバム「シルバーストーン」でデビューした「クリス・アイザック」。

アーティストとしてもちろん、俳優としても活躍!

今までには「羊たちの沈黙」「ツイン・ピークス」「すべてをあなたに」などに出演していることでもご存知の方も多いでしょう。

 

さて今回はそんなクリス・アイザックが挿入歌として収録された映画、

93年のクリント・イーストウッドが監督、さらにケヴィン・コスナーと共に主演を務めた『パーフェクト・ワールド』のサウンドトラックから。

 

50~60年代のカントリー・ウェスタンのヒット曲の数々。

舞台は63年。

主人公の乗るアメ車のカー・ラジオから次々に流れる設定♪

この映画ももちろんいい作品で、観覧した思いでもありますが、今こうしてサントラを聞きなおすと、サントラがまた素晴らしいんです♪

 

その時代背景に憧れを持つ僕にとってはヨダレものの選曲♪

秋口・・・こんなサントラと山に向かって・・・♪

Hi!心呼吸 9月8日(火)

 

M1>  ノック・ノック /   レンカ

 

2008年のアルバム「Lenka」から。

オーストラリア出身の癒し系ポップ・シンガー、レンカ!

かわいいキュートなボーカルにノックアウト!

どこか北欧系のポップさを兼ね備えて、清々しいサウンドが心地

良い♪北欧の音楽は90年代に一気にブームになりましたが、

メロディも耳障りが良く、ミディアムテンポの曲が中心。

 

秋の空気の中、ゆっくり聴きたい一枚です。

秋空の下、スキップしたくなるような曲と共にドライブにいかがですか?

個人的にはのんびり、散歩しながらでも似合いそう♪

さぁ、新しい季節にノック・ノック♪

 

一秒 一分 一時間 そして一日が過ぎていく

ただ あなたの傍にいることを願いながら

ハンドルをまわしても ドアは開かない

私を待たせないで だって今すぐあなたの笑顔が必要なんだもの♪

 

なんてキュートな曲のなのよ!

キュンキュン♪キュンキュン♪乙女心ですなぁ。

 

 

M2>  サンクス・トゥ・ザ・フール /  アイザック・ヘイズ

 

95年のアイザック・ヘイズのアルバム「Branded」から。

1960年代から活躍したソングライター、プロデューサー。

1971年には「シャフト」のサントラが大ヒットを飛ばし、ブラック・ミュージックを語る上では外すことの出来ない伝説のアーティスト♪65歳の若さでこの世を去って6年。

まだまだ伝説を残して欲しかったビッグなアーティスト。

 

62年のデビュー後、その後プロデューサーやソングライターとしてジョニー・テイラーなどの楽曲を提供したり、オーティス・レディングのセッションにも参加していたという人。

 

彼の低音ヴォイス。独特の語り。自分のパーソナルをしっかりと表現したアイザック・ヘイズ!

多くのソウルシンガーが影響を受けたアーティストがあまりにも早く去った時は、ショックでしたね。

音楽評論家の中では賛否両論あったアーティストでもありますが、僕は純粋に彼の声に色気と渋さを感じ、憧れを感じ、今でも大好き。

色んなジャンルに分けられる音楽。

アイザックというジャンルに彼は属するのです。

マネはできてもアイザックにはかなわない。

じっくりとお勧めします。

 

Hi!心呼吸 9月7日(月)

 

M1>      9月の朝  /     ルース・サハナヤ

 

ポップ・インドネシアの若手NO.1シンガー、Ruth Sahanaya(ルース・サハナヤ)

1966年、スンダ地方の中心都市バンドゥン生まれ。

幼い頃から歌が好きで、5歳の時には、すでに人前で歌っていた。デビュー後、27裁の時に有名な音楽賞を授賞し、国民的シンガーの仲間入りをする。 (レーベル資料より)

 

まぁ、とにかく美しい歌声の持ち主♪甘く柔らかな表情豊かな歌声。

スローテンポからアップテンポまで、ポップス全般を見事に歌いこなすシンガー♪

アジアンポップスが注目されて数年。

インドネシアの音楽ってガムランが象徴的ですが、もちろんロックだってR&Bだって存在します。日本と同じですね。

何で、彼女の歌が気持ちよく聞こえるのか・・・?

日本がインドネシアと同じような湿度の高い熱帯に近づいているから、空気感が理解できるからなのかも。

 

95年に日本でもリリースされた「ザ・ベスト」

文字のとおり、彼女の代表作が12曲収録されています。

この曲「セプテンブル・パギ」(9月の朝)。

これはミディアムテンポのヂュエット曲で、男声パートはハルフェイ・マライホロというベテランのポップシンガーが歌っています。

実力派の二人の解け合うこの1曲。海外のポップスを愛する人であれば、しっくりくる人も多いはず。

インドネシア語・・・言葉の響きも心地いい♪

 

 

M2>   遠い初恋   /  カレン・カーペンター

 

カーペンターズのカレンのソロ・アルバムです。

当初80年にリリースされるはずだったようですが、レコード会社や、兄のリチャードからいい評価をもらえずに結局お蔵入りしていたという話。

 

世に出てきて本当に良かったと実感する素晴らしいアルバムです!

 

温もりあるヴォーカル。カーペンターズとはまた違った魅力に溢れるアルバム。

カーペンターズのようにオーケストラをバックに!なんて派手さはありません。

しかし、ポップでシンプルにカレン・カーペンターが表現されている気がします。

実の兄のリチャードだからこそできる彼女本来のプロデュース。

カーペンターズとの差別化に色々悩んだ挙句、シンプルに引き出すことになったような。

勝手に想像しますが、この名曲を世界のカレンファンに示してくれたことに感謝するしかありません。

歌詞の世界はとくに女性の共感を呼ぶのでは?

じっくりと秋の夜長、カレンの声に癒されながら過ごしてみてください。

 

 

Hi!心呼吸 9月4日(金)

 

M1> ホェン・ワーズ・アーント・イナフ /  DAN SIEGEL  (ダン・シーゲル)

 

シアトル出身のキーボーディスト。

1980年に『Nite Ride』でデビュー果たしたスムース・ジャズの火付け役。

80年代からフュージョン・シーンで活躍するベテランのキーボーディスト。

ラリー・カールトンらトップ・ミュージシャンを擁したバンド、バーズ・オブ・ア・フェザ―の中心人物として活躍したアーティストです。

 

さすがブームの先端を走っていた彼の心地よいグルーヴとメロディアスなサウンド・・・やはり気持ちいい♪

2002年にリリースされたアルバム「THE OTHER SIDE OF TOWN / アザー・サイド・オブ・タウン」から。

このアルバムのラストにクレジットされている「ホェン・ワーズ・アーント・イナフ」を今日は選曲しました。

 

ストレートなフュージョンを楽しみたいという方には大変おすすめです♪

 

ダン・シーゲルの軽快な鍵盤サウンドをどうぞ!

 

秋の行楽シーズン、鍵盤の音と一緒にでかけませんか?

 

 

 

M2>   Destination  /  伍々 慧(GOGO SATOSHI)

 

今日!!!2年ぶり3枚目のフルアルバムが2015年9月4日発売です。

今までのアルバムの中でも最もピースフルな作品になっているという「My Bluebird」から。

伍々さんと知り合ったのは数年前のラジオ局。

スラッとした長身でしなやかなアコースティックギタリスト・・・という印象。

 

彼から放たれるギターの音色は光を帯びているようで大好き。

ギター1本から奏でられるメロディは景色がみえるようです。

 

そんな彼のニューアルバムが到着しました。

12歳でギターをはじめ、16歳でデビューをはたした実力をさりげなく披露してくれます。

優しくて、はかなくて、強くて、トータル12曲収録。

さてアナタの今の気持ちにフィットする1曲はどの曲ですか?

 

探しながら聞いていただきたい綺麗なアルバム。

今日はその中から5曲目にクレジットされた「Destination」を。

 

彼のギターテクも堪能しながら見える景色は?

Hi!心呼吸 9月3日(木)

 

M1>  Either Way(イーザー・ウェイ) /  デイヴ・グルーシン

 

巨匠のナンバーを!

ジャズ・フュージョンはもとより、アメリカ映画音楽を代表するピアニストであり編曲家、作曲家、プロデューサー、「デイヴ・グルーシン」

 

そんな彼が1980年にリリースされた「Mountain Dance」から。

このアルバムのラストにクレジットされた1曲。Either Way(イーザー・ウェイ)。

 

かなりのヒット作品であり、代名詞的な存在といわれる1枚。

僕はもちろん後々聞くことになありますが、さすが映画音楽の巨匠の片鱗がこの時期から垣間見えます。

景色を連想させてくれるようなアレンジ。

ボブジェームスと聴かせてくれる、シンセとアコピの音の混ぜ合わせ方。

ピアノサウンドが好きな方には超おススメ!

まさにクロスオーバーの名作♪

 

後にリリースされる数多くの作品を聴く前に、まずこのアルバムから聞いてほしい♪

40年近く前の音がこんなにも鮮明に聞こえる・・・凄みを感じちゃいます♪

 

 

M2> ザ・ハウス・ザット・ビルド・ミー  /  ミランダ・ランバート

 

カントリー版アメリカン・アイドルとも言えるオーディション番組「ナッシュヴィル・スター」出身のミランダ・ランバート♪

 

2009年リリース3枚目のアルバム「Revolution」から。

作曲面で影響を受けたのは、アリソン・ムーアやエミルー・ハリスだというミランダの作詞作曲の才能にも気づけるアルバム。

 

デビュー作はかなりのロッキンカントリー調が印象的だった彼女。

しかし、このアルバムでは切ないバラードや、飾らない歌詞も前面に押し出されたイメージ。同姓にも愛される大人のカントリーミュージシャンに。

大人の階段を昇っています♪

 

ブルーグラスの雰囲気を残しつつ、ポップさも併せ持った曲の数々をどうぞお楽しみ下さいませ。

これからのシーズン、キャンプやBBQなどのシチュエーションで聞いていただけるとムードも盛り上げてくれそうです。

 

これからのシーズンにカントリーはいかがですか?

 

 

Miranda Lambertさんのですが、本アルバムが一番好きです。

カントリー・ブルーグラスの雰囲気あり、ポップ・ロックあり・・・、聴きどころ満載かと思います。

前2作よりも、大人びた雰囲気も感じましたし、うまいな・・・と思いました。

ジャケットもカッコいいです!!

前作を聴いた方もそうでない方にもお勧めです。

Hi!心呼吸 9月2日(水)

 

M1>    ロスト・スターズ  /   アダム・レヴィ―ン

 

マルーン5のボーカリスト、アダム・レヴィーンが映画デビューを果たした映画『はじまりのうた』の、主題歌でした。

ロスト・スターズ。

 

第87回アカデミー賞のノミネートもされましたが、この曲「ロスト・スターズ」を収録されたサウンドトラック『はじまりのうた-オリジナル・サウンドトラック』から。

 

優しいメロディとアダムの歌声がマッチして、マルーン5とは一味違った表情を見せてくれます。

 

監督ジョン・カーニーが指揮をとった『はじまりのうた』

舞台はニューヨーク。歌と出会うことで明日が見えた・・・。

デビューへの話が発展するが、レコーディングの無謀さなどが奇跡を起こす・・・。

 

また映画も見直してみようかな。

 

 

M2>  もう、何も  /    ルイス・ミゲル

 

プエルトリコ生まれのメキシコ人歌手。「ルイス・ミゲル」。

12歳でデビュー、アイドル歌手として活躍するんですが、

この91年のアルバム「ロマンセ」をリリースしてから一気に実力派歌手としての活動に変化する。

それもそのはず、ビルボード・ラテン・チャートでは8ヶ月連続の一位を記録!!!それまでのアイドルとしてのイメージを一気に変身したのです♪

日本でも数年前にやってきたラテンブーム。そのブームが来る前はルイス・ミゲルに決まっていた。

歌唱力はもちろんトップクラス。男の色気ムンムン状態。男前・・・。(元アイドル)

このムンムンに、あのマライアキャリーもイチコロだったんでしょうね。

 

バラードを中心にアップテンポなものを絡ませる。

ラテン男性シンガーの基本構成ですが、それがとにかく聴きやすい!

「ラテンはちょっと・・・濃すぎるから・・・」って思ってる方にもお薦めです♪

Hi!心呼吸 9月1日(火)

 

M1>  A Child Is Born /  アビー・リンカーン

 

ジャズヴォーカリスト「ビリー・ホリデイ」を敬愛し、しばしばビリーの後継者と評されてきた「アビー・リンカーン」。

そんな彼女が92年にリリースした「デビルズ・ガット・ユア・タング」から。

 

当時、映画女優としても活躍するなど知的でグラマラスで魅力的。

しかし、その反面1960年代は公民権運動に参加するなど反骨精神に溢れた女性でもあったらしい。

70年代には騒々しい世界からリタイヤし、ジャズの世界からは離れた彼女。90年代に再びジャズシーンに復帰してすぐのアルバムがこの「デビルズ・ガット・ユア・タング」

 

あまり明かされていない空白の時間から復帰して魅せたジャズの景色にドキッとする。

ビリー・ホリデーの世界にグッと近づいているのだもの♪

 

少し、耳に絡みつくような歌声は特徴的。

ずっと聞いていてもこの粘りが癖のようなものに変化する。

アルバム11曲中7曲が自作。説得力に溢れる濃厚さ。

音像が明確なアビー・リンカーンの世界をじっくりと濃厚にお楽しみください♪

 

M2>    Anniversary  /  tony toni tone

 

トニー・トニー・トニーが93年にリリースされた名盤。

「Sons of Soul」より。

 

60年代、70年代、ソウル、ファンク・・・全てのエッセンスを抽出したような楽曲、

調和したハーモニー、そして打ち込みのないリズムセクション。

ソウル・ミュージックを聴きはじめたばかりの頃に出会った音がコレだったものだから、ソウル・ミュージックの味はコレが正解だと思い込んでいました。

しかし、今聞いてもその根源は揺るがないので考えは正解だったようです。

 

実際、このアルバムがトニーズの出世作。

僕のようにこのアルバムによってソウルにはまった人も沢山いるでしょう。

アルバムの序盤は一気になだれ込むようにリズム先行・・・踊らされ。

中盤からはじっくりと聞かせに入る・・・。そして一気に虜にさせる。

 

4曲目の「Tell Me Mama」も大好きだが、耳の奥でずっと何年も居座り続けているこの曲をどうぞ♪

 

あの時代のソウルを見事にトニーの音に仕上げている。

トニー・トニー・トニーは本物のソウルを我々に届けてくれます♪

 

Hi!心呼吸 8月31日(月)

 

M1>  サンク・ガッド・フォー・ホームタウンズ /  キャリー・アンダーウッド

 

ケリー・クラークソンなどを排出した、アメリカの人気オーディション番組American Idol出身のキャリー・アンダーウッドの通算4枚目のアルバム。

日本デビューアルバムがこちらでした♪今やグラミー賞常連のシンガーによる日本デビュー盤「ブローン・アウェイ」から。

 

このアルバムの前作は素直にカントリーを意識した分かりやすい曲が中心でしたが、このアルバムはPOPなシフトをチェンジしてきた感じが印象的。

分かりにくい訳ではありませんが、聞くたびに味が出るスルメ的なアルバム♪

ドライブにもって行くと、帰り道では聞こえ方が変わるような聞いた印象が変化するアルバム♪

なんといっても彼女の歌唱力も相変わらず力強く、ときにはやさしく歌い上げます。

 

カントリーミュージックが日本でも浸透しつつある今。

彼女のような才能がまだまだ眠っている・・・そう考えると楽しみでなりません♪

 

彼女の歌声で秋を迎えるシフトチェンジします?

 

M2>    ONE DAY    /  マティスヤフ

 

僕がこの曲をはじめて聞いたのはバンクーバーオリンピックの時期だったか・・・?

一度聞いて耳に残り、ジワジワとこみ上げるようなものを感じたのを覚えています。

こういうMessage songを日本で流すことはあまりないような気がしますね。

 

“ユダヤ教とレゲエを結びつけたことがすべての始まり。

ボブ・マーリィのメッセージはユニバーサルなもので、生きているものなら誰もが共感できる。ボクのメッセージもそれに似ていて、スピリチュアルなメッセージだからユニバーサルなものだと言えるね”

と語るマティスヤフはペンシルヴァニア州ウェスト・チェスター出身のレゲエミュージシャン♪

 

日本語詞はこんな内容↓

 

『生まれてこの方 僕はずっと待っているから祈り続けているから

人々がもう戦いはやめたと言ってくれるように、と2度と戦争は起こらず

子供たちが遊んで過ごせるように いつか いつの日にかなるように、と。」

 

2009年にリリースされたアルバム「Light」より。

言葉は違えど思いは同じ♪

 

Hi!心呼吸 8月28日(金)

 

M1> ホワット・ゲーム・シャル・ウィ・プレイ・トゥデイ  /

リターン・トゥ・フォーエバー

 

「リターン・トゥ・フォーエバー」は、チックコリアがベーシストのスタンリー・クラークらとともに組んだ偉大なフュージョン・ジャズのバンド名。

ファーストアルバムのタイトルでもあります。

 

さて音楽といえば、ラテン色の強い初期、ロック色の強い中期、大編成ホーンセクションが加わった後期の3期に分かれると言われておりますが、このアルバム「Return to Forever」はラテンジャズ時代の冒頭を飾るもの!

 

チックコリアといえば、近年はジャズピアニスト「上原ひろみ」さんがデュエットでコンサートを行ったりと、世界中でずっと注目を集める偉大なピアニスト。

そのチックコリアの世界観をぐっと引き伸ばした初期のラテン・・・。

スタンリー・クラークの想像をしえないベースラインはドライブ感もあり気持ちいい♪

もちろんチックコリアのピアノはめちゃくちゃカッコいい♪

 

カモメが飛んでいる写真のアルバムジャケットは有名です♪

 

 

M2>  Wish  /  アイヴァン・マティアス (IVAN MATIAS)

 

SWVの「ユー・アー・ザ・ワン」の作者として注目を集めた

ブルー・アイド・ソウル・シンガー「アイヴァン・マティアス」のデビュー作。

 

オシャレな感じがその当時、感じたんですが、今でも感じてしまうんだよな・・・。

ジャケットのデザインを見ても分かると思いますが、バリバリの90‘s!

ただ、ダウン・ロウなアルバムに仕上がっているのはお見事。

レオン・ラッセルのカヴァーが収録されていますが、こんなアレンジに仕上げるところは、さすが!

だってSWV、En Vogue、Changing Faces、Angie Stoneなど、メジャー級アーティストに楽曲を提供した経歴も持つソング・ライターだけはあるんです。

 

年が経っても色あせない美メロ曲のオン・パレード・・・少し秋を感じてします。

でもこの季節だからこそ、まっすぐなメロディと歌で季節を感じませんか?

さてこの作品はなぜか日本でしかリリースされていなかったみたい。

これを探すためだけに日本にくる外国人ソウルマニアもいるなんて話も。

 

それだけの価値はあります。このアルバム♪

 

Hi!心呼吸 8月27日(木)

 

M1>    オー・ナウ  /    アイバン・ネビル

 

アルバム「THANKS(サンクス)」から。

あの“テル・イット・ライク・イット・イズ”(67年)のヒットを放ったアーロン・ネヴィルの息子「アイバン・ネビル」!

 

ソロ第2作目がこの「THANKS」!

アルバムの最後の曲では父と息子のかけあいが聞けるサービスもあるのがニクイ演出。

 

肩に力が入らずにシャウトせず、良質のソウルミュージックを聞かせてくれます。

それはどこか、80年代のソウル、ロックがぎっしりです。

 

そしてこのアルバムの凄いところは、このアイバンが尊敬するキースに4曲も参加してもらっているところ。

キースやアーロン,スティーヴ・ジョーダンなどのゲストが喧嘩せず、散らからず、それぞれの味をよく引き出しています♪

 

ニューオリンズのビートを調和し、濃厚なファンクをアナタにも♪

心に染み入るような歌声は必聴です。

 

 

 

M2>   Luisa    /   ホメロ・ルバンボ

 

aosis recordsから2001年にリリースされたアルバム「Brazilian Routes」♪

このアルバムを説明すると・・・ジャズでもあり、ブラジリアンでもあり、ファンクでもあります。

リオデジャネイロ生まれのジャズ系ギタリスト「ホメロ・ルバンボ」のリズム・セクションとともに製作した、このレーベルからの第2弾がこのアルバムです。

 

スタンダードな曲も多くカヴァーしていますが、個人的にはワイルドな演奏にブラジルのエッセンスがプラスされて、熱いブラジルの風を感じるよう。

 

Love for Sale、Route66もお勧めですが、(ちなみにRoute66では、ホメロ・ルバンボの奥様、パメラ・ドリッグスが歌っています)

僕はこのラストに収録された「Luisa」がお気に入り!

 

アルバムを聞き終えるのと、季節が変わる感じ・・・なんだか似ている。

ちょっと切なくなる綺麗なメロディをどうぞ♪