HI!心呼吸 9月07日(木)

M1>     コンガレグレ  /  ホレス・パーラン

 

今なおクラブ・シーンのクラシック・チューンとして人気の

『ホレス・パーラン』

「コンガレグレ」♪

この「コンガレグレ」に代表されるアルバム『Headin’ South / ヘディン・サウス』

(録音は1960年12月6日。メンバーはホレス・パーラン(p)、

ジョージ・タッカー(b)、アル・ヘイウッド(ds) という当時のレギュラー・トリオに、レイ・バレット(per) の参加がミソになっています――)(資料から)

ドジャズ好きの方にも、ライトにジャズが好きという方にも人気が高い1曲。

ピアニスト「ホレス・パーラン」

スタイリッシュな静かなジャズとは違ってこの人のピアノは打楽器を弾くような奏法と分厚いグルーヴが特徴。

脂っこいジャズが好きな方にはハマリマス。

パーカッションとのリズム隊が気持ちいいテンションに♪

 

 

 

 

 

M2>   オリヴィア /  フローラ・プリム&アイアート・モレイラ

 

今年の夏はどんな夏になりましたか?

『フローラ・プリム』は1942年ブラジル、リオデジャネイロ生まれ。

ブラジル出身の歌姫です。

ブラジルで歌手生活を送った後、68年に渡米。

その後は「スタン・ゲッツ」に抜擢されてヨーロッパを巡演したり、

「デューク・ピアソン」、「ギル・エヴァンス」のバンドで活躍。1971年には「ウェザー・リポート」のデビュー・アルバム『ウェザー・リポート(Weather Report)』に参加しているというキャリアを持つアーティスト。

「アイアート・モレイラ」はブラジル出身のパーカッショニスト。

この2人の共演作がこの1987年にリリースされた

『日時計(The Sun Is Out)』

ジャズの要素を多く含み、多国籍の不思議な雰囲気も散りばめられています。

この大人の雰囲気は夕焼けや朝焼けにも合うような気がします。

 

HI!心呼吸 9月06日(水)

M1>   The Summer Knows(おもいでの夏) /   パトリシア・カース

 

フランス出身女性シンガー『パトリシア・カース』

2002年のアルバム『ピアノ・バー』

この作品は「ミッシェル・ルグラン」や「シャルル・アズナブール」といった、

フランスのソングライターのスタンダード作品をカヴァーしたアルバム。

映画『男と女』の主題歌なども収録されたお得な1枚。

プロデューサーには「エヴリシング・バット・ザ・ガール」や「シャーデー」の作品で知られる『ロビン・ミラー』、

古き良きピアノ・バーの「ムード」を見事に演出されています。

そんな作品の中でもピアノ・バーのシンガーになりきって,

シャンソンの名曲やジャズのスタンダード・ナンバーを見事に軽快に気だるく

、ムーディーに聞かせてくれます。

秋口にはまだ早いけど、そろそろ耳を変えて行きましょう。

思いでできた?

今年の夏は?僕は台風にコロナに最高の夏でしたwwwwwwwwwwwwwwww

 

 

 

 

 

M2>   I Really Hope It’s You  /   マイケル・フランクス

 

この懐かしい感じ。秋にもピッタリ♪

『マイケル・フランクス』

何とも不思議な気持ちになる。

だって、もう50年近く前の曲が今の時代の風景にも合うんですもの。

“ミスターAOR”

都会的で艶のあるボサノヴァやジャズの要素も。

ソフト・ボッサの決定盤『マイケル・フランクス』の代表作!

1977年にリリースされた『Sleeping Gypsy』

究極のジャジー・サウンドにのって囁くような歌声。

「ラリー・カールトン」、「デビッド・サンボーン」らが参加している名作。

名曲「アントニオの歌」を収録した人気盤でもあります。

マイケル・フランクスのオシャレな音楽を聴きたいなら、まずコレ…でしょうか?

夏の疲れを癒してくれるかのような美しいジャジーなポップ・ミュージックをどうぞ♪

 

HI!心呼吸 9月05日(火)

M1>    MY LOVE  /  KEISSY(ケイシー)

 

赤道直下のアマゾン河口の都市「ベルン」生まれの

日本とブラジルのハーフ

『KEISSY』

お父さんはじめ、お兄さんもシンガーとして有名な家系。

母方の祖父は1930年代にトメアスに入植した開拓者の先駆者的存在。

そんなKeissyの作るオリジナルにはその逞しいDNAが色濃く出てきます。

大きな魅力のひとつである「ヴォイス・インプロヴィゼーション」には

インディオの祈りや日本の声明にインスパイアされたフレーズまでが入り交じって、

クライマックスで彼女はシャーマンと化す。

歌を歌うためにこの地に降り立った彼女。

アルバム「Anjo」(アンジュ)は

ポルトガル語で「天使」を意味しています。

まさにAnjoな彼女の歌声はこの時代の宝物みたいです♪

ただのボサノヴァではない別物のサウンドを味わってください。

 

 

 

 

 

M2>   Do Right(パステル・メッセージ)  /  ポール・デイヴィス

 

『ポール・デイヴィス』(Paul Davis)です。

飾ることなく自然体のメロディ、

美しく優しい歌声はAORのお手本みたいな方♪

曲からも人柄や優しさみたいなものが滲み出るような。

1980年に発表した日本でのデビューアルバム

『Paul Davis』

このアルバムの1曲目に収録されていたのが『Do Right』

(邦題:パステルメッセージ)です。

エレピの心地よいイントロ。サビのコーラスワーク。

キラキラしています!

この鮮やかさを80年に表現していたなんて素晴らしい♪

なんといってもこの歌声の温かさでしょう。

大事に聴かなくちゃ。

2008年にこの世を去ったアメリカの偉大なAORシンガー・ソングライターです。

 

HI!心呼吸 9月04日(月)

M1>  シリアス・タイム  /   Gyptian  (ジプシャン)

 

今週もこのコーナーでごゆっくりと♪

「秋」のシーズンには彼の哀愁系スウィート・ヴォイスが似合います。

キャッチーなメロディを耳がキャッチしてくれます。

その日暮らしもままならない貧しい生活。

それを独り抱え込む母親。

『GYPTIAN』(ジプシャン)はそんな母親に「もう大丈夫だから。俺は分かってるよ。」

と語りかける名曲『ママ』

そんなママがスマッシュヒットを記録したジプシャン。

「ママ」も収録されている2006年にリリースされたジプシャンの代表作

『My Name Is Gyptian』

メッセージも慈愛に満ちた優しさの歌の内容。

ラブソングを得意とする彼の歌声をこの季節に聞きたくなってしまう・・・。

ジプシャンの慈愛溢れるレゲエソングで季節を感じてみては?

 

 

 

 

M2>     Incomplete /     James Bay

 

2015年イギリスの音楽賞[ブリットアウォーズ]で批評家賞

(ちなみに2014年は Sam Smith が受賞)を受賞したシンガーソングライターが

『James Bay』

このデビュー作の完成度の高さ。

新人離れした世界観の作り方。

まさに規格外・・・。嬉しい方向の規格外。

このアルバムのプロデューサーは『ジャクワイア・キング』

Tom Waits などを手掛け、グラミー賞も受賞している大物が手がけています。

ロングヘアーに帽子の出で立ちもすでにトレードマーク。

ギターとボーカルだけでこれほどまで魅了させてくれるアーティスト。

ささやくようなソウル、吠えるようなフォーク、控えめなウィスパー・ヴォイス。

ともかくも「ジェイムス・ベイ」は、そういったもの全てを持ちあわせている。

こういう音楽が世界で評価されていることが幸せなこと。

 

HI!心呼吸 9月1日(金)

M1>    Setembro   /     クインシー・ジョーンズ

 

さぁ!9月がスタートです♪今月もよろしくお願いします♪

ご存知『クインシー・ジョーンズ』の名盤。

1989年にリリースされたアルバム

『Back On The Block』に収録された1曲です。

「Setembro」(セテンブロ)

(ブラジリアン・ウェディング・ソング)」

もともとこの曲は、ブラジルのシンガーソングライター「イヴァン・リンス」

が80年に作曲し、リリースしたもの。

その曲をクインシー・ジョーンズが自分のアルバムにアレンジを変えて収録したもの!

とってもロマンチックな曲です。

あのジャズシンガー「サラ・ヴォーン」もコーラスとして参加しているという何とも豪華な1曲。

さて「Setembro」ポルトガル語で9月というタイトルがついています。

 

 

 

 

 

M2> Make Believe It’s Your First Time(遠い初恋) / カレン・カーペンター

 

今週のしめくくりはこんな1曲です。

「カーペンターズ」の『カレン・カーペンターズ』

のソロ・アルバムです。

当初80年にリリースされるはずだったようですが、

レコード会社や、兄のリチャードからいい評価をもらえずに結局お蔵入り・・・

世に出てきて本当に良かったと実感する素晴らしいアルバム。

79~80年ニュー・ヨークで録音。

1996年に初めて日米でリリースされた。

ちなみに『フィル・ラモーン』(ビリー・ジョエル等)がプロデュースを手掛けているんですね。

温もりあるヴォーカル。カーペンターズとはまた違った魅力に溢れるアルバム。

ポップでシンプルに「カレン・カーペンター」が表現されている気がします。

9月。秋の始まり?夜長?カレンの声に癒される。良いんじゃないでしょうか?

 

HI!心呼吸 8月31日(木)

M1>  Stardust Lullaby  /   SHANTI

 

2015年にリリースされた『SHANTI』

『Beautiful – Original Collection』のラストに収録された1曲。

ゆったりと夜空を見上げたくなる1曲。

幼い頃から様々な音楽に触れてきたSHANTI。

小学生の時、聖歌隊で賛美歌を歌い、ミュージカルも経験。

ジャジー・ポップ・シーンを牽引する

シンガー・ソングライター「SHANTI」

メジャー・デビュー5周年を記念した初のオリジナル集。

今の日本のジャズ・シーンの中心にいるんじゃないかという存在。

SHANTI未経験の方は出会ってもらいたい。

癖のないピュアな歌声は天性のもの。

色んなジャンルを歌い分ける確かな実力と、キュートなルックス。

ゆっくり夜空を見上げる余裕も持ちたいですね♪

 

 

 

 

 

M2>  そして僕は途方に暮れる   /   ルーカス・ティーグ

 

カナダ、モントリオール出身の男性4 人組。

R&B 系ヴォーカル・ハーモニー・グループ。

『ルーカス・ティーグ』

2013年には「Boyz II Men」のオープ二ングアクトに選ばれた実力の持ち主。

コーラスワークの美しさは聴いていただいた通り。

彼らの映像を観た日本のプロデューサー『今井大介』氏が、

J-POPの初のアカペラ英語によるカバー企画を提案。

そのカバーが話題を読んで日本でもライブを披露している。

2014年のアルバム『4 Voices ~covers of male songs ~』

に収録されているのが、1984年「大沢誉志幸」(おおさわ よしゆき)さんの名曲

『そして僕は途方に暮れる』メロディの美しさが際立ちます。

この曲の英語詩をSHANTIが担当しているのもニクイ。

すぐにアカペラの似合う季節になってしまいそうですね。

 

HI!心呼吸 8月30日(水)

M1>  I Can’t Be A Slave  /   Toby Keith(トビー・キース)

 

1998年公開されたアニメ映画

『The Prince of Egypt』(プリンス・オブ・エジプト)

このサントラの凄いところは、カントリーのトップシンガーが顔をそろえて

1曲ずつ演奏しているんです♪

その豪華なメンバーは!

「ワイノナ・ジャッド」「リンダ・デイビス」「ランディー・トラビス」「アリソン・クラウン」「パム・ティルス」「ビンス・ギル」・・・総勢18名!!!

これって凄いことなんです!この凄さをご理解頂きたいなぁ♪

そんな豪華なメンバーの中でこの方をピックアップ

カントリーミュージシャン・俳優としてもスター!

『トビー・キース』

1961年オクラホマ州クリントン生まれ。お酒大好きらしい。

骨太なカントリーを聞かせてくれます!

 

 

 

 

 

M2>  WAY BACK INTO LOVE / ヒュー・グラント&ヘイリー・ベネット

 

サントラを続けてみましょう♪

映画見たら買っちゃったなぁ・・・。

人気俳優二人のヴォーカルが大フィーチャーされたロマンティック・コメディ映画

2007年に公開された

『ラブソングができるまで』サウンドトラックから。

80年代を知っている方ならビンビン来るシーンや、

耳に残るメロディがたくさんです。

「ヒュー・グラント」そして「ドリュー・バリモア」

ヒュー・グラントの声は、甘くて真っすぐ。

映画の中の役は元大人気だったポップスミュージシャン。

そこに現れる人気絶頂の歌姫。

デュエットの依頼がきて、再ブレークのチャンス!

デュエットしている「ヘイリー・ベネット」の歌唱力はお聞きの通りです。

 

HI!心呼吸 8月29日(火)

M1> I’ll Come Running Back to You  /    ニック・クロサワ(Nick Kurosawa)

 

このシーズンには必ず聴きたくなる曲。

今日は「あすかホール presents「1DAY REQUEST!わたしの想い出 SONG 2nd」

特番の日でもありますね。

自分の中の想い出の曲・・・色々考えた時にこの曲が出てきました。

ハワイ州オアフ島生まれのシンガーの

『ニック・クロサワ』(Nick Kurosawa)

デビューEPアルバム「Home」が2018年の4月にリリースされています。

自身もホノルルのホテルやバー、レストランにてレギュラーを持つ実力派。

この優しく、甘いナチュラルなサウンド。

改めて音楽が好き。このテイストの曲が好きなんだなぁ、と実感させてくれた1曲。

海がない群馬の地で、綺麗な海をイメージできる。

デビュー盤とは思えない完成度。

この「Sam Cooke」のカバーはもう最高です。

 

 

 

 

M2>   Kissing A Fool    /    George Michael

 

僕の誕生日と同じ誕生日のアーティスト。

そんなキッカケで知った中学時代。

『Wham』のメンバーとしてもみなさんご存知!

『ジョージ・マイケル』

そんな彼のソロアルバムです。

ジョージ・マイケルの誕生日も6月25日・・・。

1988年にはグラミー賞「Album Of The Year」を獲得している名盤

『FAITH』から。

当時はアイドル的存在だったジョージ・マイケル。

僕個人的にはこのアルバムの「One More Try」が大学の卒業旅行で旅した北京で聴いた思い出も。このアルバムの曲たちは事あるごとに自分の人生のターニングポイントで聴いていた1枚。

「Kissing a Fool」はまさに、いつ聞いても艶があって美しい。大好きな1曲♪

 

HI!心呼吸 8月28日(月)

M1>  I Don’t Want To Wait Till Tomorrow  /  Terry Ellis (テリー・エリス)

 

今週もこのコーナーでごゆっくりして下さい♪

90年代初頭世界的にヒットを連発した4人組『En Vogue』

「テリー・エリス」「ドーン・ロビンソン」「シンディ・ヘロン」「マキシーン・ジョーンズ」の4人で結成された、コーラス・ワークの美しさを際立ったグループ。

そのメンバーだった『テリー・エリス』

1995年のソロアルバム

『Southern Gal』

当時は引き立て役のイメージも強い印象でしたが、

この作品では思う存分自分の世界を展開。

グループとは一味も二味も違った魅力が味わえます。

本当はこの路線のアーティストとして歌いたかったのかも。

この曲『I Don’t Want To Wait Till Tomorrow』はまるで「ミニー・リパートン」

のようなキラメキと優しい日差しを感じることができる1曲♪

 

 

 

 

 

M2>   Tonight I Wanna Cry  /   キース・アーバン

 

モダンカントリーのマスターピース!

『KEITH URBAN』(キース・アーバン)

ニュージーランド・ウェリントン生まれ、

オーストラリア出身のカントリーミュージシャンであります。

2004年にリリースされた「Be Here」

このアルバムは彼の代表作でもあります。

キャッチーな曲調の中に、ルーツを感じさせてくれるエッセンスを閉じ込め、

モダンにアレンジ。

ポップスのように聞きやすく、しかしトラディショナルなカントリーナンバーもしっかりと聞かせてくれます。

節々に顔を出すカントリーの土臭さやキャリアを感じさせないフレッシュさまで兼ねているところはさすが!

この季節の変わり目にこんな雰囲気の空気を生活に取り入れてみてはいかがでしょう?

 

 

HI!心呼吸 8月25日(金)

M1>   Best Of My Love  /     Aswad

 

今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました♪

なんと1975年にイギリスにて結成されたレゲエバンド

『ASWAD』

今までに通算21枚のアルバムを発売。

UKを代表するベテラン・レゲエ・バンド。

アラビア語で『黒』を意味するらしいアスワド。

1995年にリリースされたベスト盤。

聴いていると、90年代のキラキラしている時代を思い出してしまいます。

大ヒットした「Shine」、「Don’t Turn Around」など・・・

僕ら世代の皆さんはたまらない懐かしいレゲエ・ソングが並んでいます。

イーグルスの1974年のシングル、Best Of My Loveをカバー。

このカバーで何度ドライブに行ったか・・・。

ポジティブな雰囲気の曲調。夏にぴったりな1枚を手にしては?ボリュームアップ♪

 

 

 

 

 

M2>    LOVIN’ YOU  /     ジャネット・ケイ

 

1991年にリリースされた

『LOVIN’ YOU: BEST OF J.K』

「ジャケット・ケイ」のベスト盤です。

たまにはこんなベタ選曲。

良い。良い。ですよね?

「ミニー・リパートン」が1975年に全米№1を獲得した曲をカバー。

5オクターヴ以上の音域を持つとされたミニー・リパートンを見事に

カバーして大ヒット♪

「LOVIN’ YOU」は永遠のスタンダーですね。

穏やかでいて、優しくて、オシャレで。

まさにUK Loversを体現するスタンダード。

フワッとした日差しが想像できるようなジャネット・ケイの歌声♪

ラヴァーズ界の女王の貫録とキュートさ。最高です♪