HI!心呼吸 10月16日(月)

M1>    Count on Me   /  ルイス・サリナス

 

今週もこのコーナーで小休止してください。

『ルイス・サリナス』

1997年にリリースされたアルバム『サリナス』から。

アルゼンチン出身の敏腕ギタリスト、『ルイス・サリナス』です。

ラテン・フレイヴァーでテンションの高めの曲も多い方なんですが、

心地よいフュージョンが収録された完成度の高い素晴らしいデビュー作です。

ミディアム・スローの曲はラテンの香り。

サリナスは、「モントルー・ジャズ・フェスティバル」をはじめ、

多くのイベントに招かれキャリアを積んでいき、

チック・コリア、ジョージ・ベンソン、スコット・ヘンダーソンなどから賞賛されるギタリスト♪

どこか世界を旅しているような気持ちにもなれる1枚かもしれません♪

ふとした瞬間に広がるラテン・フュージョンは、本当に心地いい。

 

 

 

 

 

M2>   More Than Words   /   BB MAK (BBマック)

 

1999年11月に世界に先駆けた日本デビューで大ブレイクした

『BBマック』

全米デビュー・アルバム2000年にリリースされた

『Sooner or Later』(スーナー・オア・レイター)

このアルバムで日本でも大きな話題になったグループです。

豪華プロデューサー、作曲家が集結。

バツグンの楽曲を作り上げたこのアルバムも印象的でしたが、

2021年にリリースされた『The Lost Tapes』

過去の曲たちを9曲選曲されたアルバムをリリース。

その中にはこんなカバーも。

正直、もっとポップな派手なイメージでしたが、かなりの本格派。

名曲を丁寧にカバーしています。

Extremeの「More Than Words」 この懐かしい感じ。いいでしょ?

 

HI!心呼吸 10月13日(金)

M1>  オーリャ・プロ・セウ(空をごらん) /   キャロル・サボヤ

 

『キャロル・サボヤ』

1975年3月10日生まれ。(学年では一つ上・・・)

18歳までの2年半をロサンゼルスで過ごし、セルジオ・メンデスのアルバム

「Brasileiro」(ブラジレイロ)に、17歳にしてコーラスとして3曲参加しています。

ちなみにプロデューサーはお父さん。

98年のアルバム「Danca da Voz」を発表。

ブラジルでその年の最も有望な新人に与えられる

「シャープ・プライズ」を受賞しています。

さて今では「トラディショナルでクラッシーな表現方法を持つヴォーカリスト」

として、評価されるアーティスト。

その伸びやかで清涼感のあるボイスは、正に現代の宝。

秋に聞くボサノバ。

緩やかに流れる時間を丁寧に演出してくれるようです。

まさにリラクゼーションを与えてくれる美しいアルバムです。

このアルバムは日本のプロデュースで作られた、どちらかと言えば日本人向けボサノバ。

 

 

 

 

 

M2>   モーニング・コーヒー  /    エラズモ・カルロス 、ナラ・レオン

 

今週の締めくくりはこの曲にしてみました♪

『エラズモ・カルロス』が1980年の『CONVIDA』で

「ナラ・レオン」とデュエットしているのがこの曲

『モーニング・コーヒー 』(Café da Manhã)

さて、「エラズモ・カルロス」はスターとしてブラジル音楽の一世を風靡した人。

独自のスタイルを貫くアーティストとして有名。

1978年には盟友の「ホベルト・カルロス」が自身のアルバムでこの

「モーニング・コーヒー」を「エラズモ・カルロス」と歌っているんです!

その「モーニング・コーヒー」

『ナラ・レオン』と官能的にデュエットしたのがこの1曲。

「ナラ・レオン」はボサノヴァ界でも随一の名歌手の一人。

世の男性ファンを虜にしました。

今までにもボサノヴァのデュエット。名曲も沢山ありますが、この1曲もまさに名曲♪

 

HI!心呼吸 10月12日(木)

M1>   Whenever You Say   /    HI-FIVE(ハイ・ファイブ)

 

『HI-FIVE』(ハイ・ファイブ)

「ニュー・エディション」の大ヒットに続き、

いわゆるキッズ・コーラス・グループが流行していた90年代はじめに

活躍した5人組みグループ。

メインボーカルの「トニー・トンプソン」を筆頭に、「ロデリック・クラーク」

「ラッセル・ニール」「マーカス・サンダース」「トライアノ・イーズリー」

1997年のハイ・ファイブの「グレイテスト・ヒッツ」にも

もちろん収録されているのは

92年にリリースのされたシングル「プレイング・ハード・トゥ・ゲット」の

カップリング「ホエンネヴァー・ユー・セイ」

ニュージャック・スウィングに乗せて、彼らの歌声は懐かしさを感じますが、

青春の香りを感じます。

高校生時代の淡い思い出は、こんな音の中でキラキラしていたんだよね。

コテコテのビートではなく、耳にも心地いいビートはやはり良い♪

 

 

 

 

 

M2>  Things Are Changin‘    /  ゲイリー・クラーク・ジュニア

 

『Gary Clark Jr.』(ゲイリー・クラーク・ジュニア)

2013年にこのアルバムでデビューを飾った

「ゲイリー・クラーク・ジュニア」

ブルース・ロックの新星として世界で注目を集めたアーティスト。

「クラプトンの弟子」・・・その触れ込みも、もう懐かしい。

実際にクラプトンも惚れ込んだその才能は間違いないわけで。

このライトなブルース・ロックのメロディは新たなブルースの形を証明してくれました。

アルバム『ブラック・アンド・ブルー』

日本盤に収録された(ライブ・ソロ)バージョン。

まさに「ブルース・ロックのニュー・ヒーロー」と言った存在感。

何度でも聴けるクセにさせる魅力。

70年代、80年代初期の風味を漂わせる若きスーパーギタリスト。

カッコよすぎるぜ・・・。

この才能・・・。

 

HI!心呼吸 10月11日(水)

M1>  クレイジー・フォー・ユア・ラヴ  /   ゲイリー・バーナクル

 

イギリス生まれのサックス奏者『ゲイリー・バーナクル』

1994年にリリースされた彼のアルバム

『ラブ・ウィル・ファインド・ア・ウェイ』

オシャレです。いかにもUKサウンドって感じ。

イギリスのポップスのアーティストたちのアルバムや

ツアーで大活躍していたプレイヤーさんです。

初リーダー作がこのアルバムです。

ゆったり読書に合うような曲を選曲してみました。

このリズムにあまり前面に出てこないサックスの音色。

邪魔にならない空気感は、幅広い生活の中でのBGMに最適です。

「打ち込みを多用しながら人口的にならない」インスト。

今では普通な音楽かもしれませんが、この時代にはオシャレすぎでしょう。

だって今、聞いてても気持ちいいですからね♪

昔はそんな風に感じない、退屈なアルバムでしたが・・・w

 

 

 

 

 

M2>  It’s OK  / BeBe & CeCe Winans– (ビービー・アンド・シーシー・ワイナンズ)

 

ゴスペル出身「姉弟デュオ」

『ビービー&シーシー・ワイナンズ』

彼らの名前自体、日本ではあまりなじみがないかもしれません。

サウンドは正統派のR&B。

ゴスペル出身ということもあってアルバムをリリースしても

《ゴスペル》のカテゴリーで片付けられてしまうことも多い。

実際に僕も学生時代、ゴスペルのコーナーで見つけてましたから。

それも懐かしい思い出。

伸びやかな歌声は純粋にジャンルなんてどうでもよくしてくれますw

静かなキーボードのイントロで始まるこの曲は、

ホッとリラックスさせてくれるスローナンバー。

「It’s O.K.」♪

1991年にリリースされた3rdアルバム『Different Lifestyles』から♪

 

HI!心呼吸 10月10日(火)

M1>    Don’t Worry  /    マーティ・ロビンス

 

ポップ・カントリーのスター歌手

『マーティ・ロビンス』

1925年にアリゾナに生まれた彼。

たくさんの感動的なカントリーソングを歌ったシンガーとして有名です。

よくありがちなカントリー歌手=「ヤンチャなイメージ」がこの方にはない。

実際、とても紳士的な方だったそうです。

2005年にリリースされた「マーティ・ロビンス」のヒットソングを集めた

ベストアルバム『The Essential Marty Robbins』に収録されている

「Don’t Worry」です♪

歌声からも分かるように、とても穏やかな愛されるキャラクター。

この方の凄いところは「どんな曲」を歌っても、

ソフトでエレガントになってしまうところ。

いまだに穏やかな気持ちにさせてくれるマーティの声。

このシーズンにも色鮮やかに聞こえてきます♪

 

 

 

 

 

M2> WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE(世界は愛を求めている)

/  ジャッキー・デ・シャノン

 

1944年8月20日にケンタッキー州ヘイルズで生まれた

60年代アメリカの音楽シーンを代表する女性シンガー・ソングライター

『ジャッキー・デ・シャノン』

1965年の「What The World Needs Now Is Love」

(邦題「世界は愛を求めている」)

はもちろんのこと、69年の「Put A Little Love In Your Heart」などの

ヒット曲を持つアーティスト。

この「世界は愛を求めている」は、ハル・デヴィッドが作詞し

「バート・バカラック」が作曲した1965年の楽曲。

ジャッキー・デ・シャノンが歌いヒットを記録しますが、

元々は「ディオンヌ・ワーウィック」のために書かれた作品だったとか・・・。

結果的にこのメルヘンで愛らしい曲が誕生。

今年の秋にも聞くことができているので感謝ですね。

 

 

HI!心呼吸 10月9日(月)

M1>      Say Anything  /   フィル・ペリー

 

今週もこのコーナーでごゆっくりと♪

『フィル・ペリー』

1991年にリリースされているアルバム『Heart of the Man』

「フィル・ペリー」はデイヴ、ドン・グルースン兄弟やリー・リトナーなどの

フュージョンのセッション・ミュージシャンとして、知られるミュージシャン。

そんな彼の91年にリリースした「ソロ・デビュー・アルバム」がこの記念すべき1枚。

ルックスは優しさに満ち溢れています。

その歌声はルックスにも通じる優しさに色気をプラス。

甘いヴォーカルはこの季節にもマッチします。

高音の美しさと、強力な歌声とのバランスを楽しんでください。

「Say Anything」

どんなシーンにもハマッテくれるメロウなソウルナンバー♪

ちなみにサックス・ソロには「ブランダン・フィールズ」が。

秋の選曲は楽しい♪

 

 

 

 

 

M2>     Sweet Loving Man  /   モーリス・アルバート

 

1951年ブラジルのサンパウロ生まれ

『モーリス・アルバート』

1975年に世界的な大ヒットを記録した「Feelings」

フランク・シナトラやエルヴィス・プレスリーを始め、

数多くのアーティストによってカバーされているので一度は耳にしたことがある方も多い名曲。

ちなみに日本では「ハイ・ファイ・セット」の皆さんがカバーして大ヒットを記録しています。さてそんな「モーリス・アルバート」が放ったアルバム「Feelings」は名曲ばかりなんです!

どうしても「Feelings」が代表曲になってしまっているので埋もれてしまった感が強くて。

個人的にお気に入りはこの「スイート・ラビン・マン」♪

しっとりとしていてフレッシュです。

さぁ、久しぶりに好きな人にでもコールしてみます?

HI!心呼吸 10月6日(金)

M1> Never knew love like this before ~燃える恋心 ~  /  ステファニー・ミルズ

 

今週の締めくくりはこんな2曲に♪

N.Y.はブルックリン出身の女性シンガー

『STEPHANIE MILLS』(ステファニー・ミルズ)

1980年のヒットナンバー。

4枚目のアルバム『SWEET SENSATION』からのセカンド・シングルカット。

キュートな1曲です。恋する秋。秋を応援する1曲みたいで大好き。

ディスコ・ナンバーでもありましたね。

お馴染みの80年代を代表する1曲です。

数多くのアーティストにもカヴァーされていることでも有名ですよね。

「燃える恋心」邦題も良い♪

キュンキュンと来るメロディ。途中で聞こえるタンバリンの音が時代を感じ、

メロディ、カッティング・ギターに哀愁を感じます。

「私にとってこんな恋は初めてなの。もう私は絶対に寂しくなんかないわ。

だってあなたが私の人生に登場したんだもの♪」

 

 

 

 

 

M2>   Golden Lady (ゴールデン・レディ)  /  ホセ・フェリシアーノ

 

今週の締めです!

生まれながらに眼が不自由というハンディを抱えながら、

ソウルフルで情熱的な歌声と、類まれなアコースティック・ギターの腕前を持つ

シンガー/ギタリスト『ホセ・フェリシアーノ』

1960年代後半から活動をスタート

「ホセ・フェリシアーノ」は独自の解釈で、

ビートルズやスティービー・ワンダーなどの作品を数多くカバーして残しています。

このコンピレーションはそんな彼の最高期の音源を集めた豪華版。

どの曲をとっても情熱的。

過去に多数の作品を残していますが、ある意味この1枚で十分だったりします。

気になった方は是非♪

ドライブにもお酒にもピッタリくる・・・。

秋にももちろんです。今週もありがとうございました♪

HI!心呼吸 10月5日(木)

M1>    Forever   /    ジョナサン・バトラー

 

『ジョナサン・バトラー』

1988年にリリースされたアルバム『More Than Friends』から♪

さて『ジョナサン・バトラー』と言えばギタリスト、シンガー。

1961年生まれ、南アフリカ・ケープタウン出身。

アパルトヘイトの環境の下、成長した彼。

16人家族。7人兄弟の末っ子。

音楽の巡業をする家族との生活の中で、7歳の時にはステージに上がっていたそうです。

13歳の時にプロデューサーに見出され、レコード会社と契約し、イギリスに。

13歳で見出されるって・・・wどういう事?

ポップな歌声とサウンドが展開されています。

ソウルフルでいてジャジー。

しかし、このアルバムでも彼のギターのサウンドは

アルバムのポイントで効果的に演出。

彼の初期の歌声と、後期の歌声の違いを聴き比べるのも面白いかも。

 

 

 

 

 

M2>    Autumn  /   アース・ウインド&ファイアー

 

今年もかけさせて下さい♪

70年代後半から80年代、一世を風靡した彼らのサウンド。

70年代の全盛期はなんと言ってもフロントマンの

「フィリップ・ベイリー」と「モーリス・ホワイト」♪

この2人のツインヴォーカルに重厚なホーンセクション・・・。

モンスターバンド!『Earth, Wind & Fire』

そんな彼らの2005年にリリースされた

『イルミネーション』

まさに新時代の幕開けを告げるかのように、

ヒップホップを取り入れ、挑戦した作品。

「攻めた作品」の中でもなめらかなハーモニー。

温かさのあるソウルとを融合させた曲たちは洗練された曲ばかり。

コーラスワークと乱れのないリズムに、抜群の安定感です。

 

HI!心呼吸 10月4日(水)

M1>   Tears of Joy   /   フェイス・エヴァンス

 

『フェイス・エヴァンス』の通算6枚目のアルバム。

2012年のアルバム『R&B DIVAS』

彼女のオリジナルソングが目白押しの1枚。

12曲中。フェイス・エヴァンスが参加しているのが7曲だけと言う仕上がり。

実はアメリカのTVプログラムから生まれたアルバムです。

現代のR&Bシンガーを特集している番組ならではのラインナップ。

そのアルバムの中心が「フェイス・エヴァンス」なんです。

彼女の伸びやかな歌声に90年代の雰囲気を感じながらも、

R&Bの1番好きだった頃の重厚感のようなものも感じる。

この1曲は特別お気に入り。

「クリセット・ミッシェル」の作品でもお馴染み、

チャック・ハーモニーがプロデュースした曲で、

ゴスペルの影響も感じさせてくれる、タイムレスなバラード♪

 

 

 

 

 

M2>     I Need You Love   /    アマンダ・ペレス

 

2004年にリリースされた『アマンダ・ペレス』

アルバム『I Pray』

さて1枚羽織るものが恋しくなってきたシーズン。

温もりというキーワードも耳に優しい。

そんな季節に、フワッと羽織るように優しい歌声のR&B。

R&Bの世界で頭角を現したのは2003年。

彼女のデビューアルバム「エンジェル」は歌とRAPに富んだインパクト大な作品。

プロデュースも曲作りもこなすマルチな才能を披露した彼女。

タイトルの「Angel」もヒットを記録。

そんな彼女の2nd アルバムがこの『I Pray』

僕はこのアルバムで彼女の歌声にロックオンです♪

彼女の堂々とした歌い姿。貫禄、自信。

魅力を存分に味わえる1枚。

 

HI!心呼吸 10月3日(火)

M1>   Everywhere  /    レベッカ・トーンクウィスト

 

懐かしい曲。懐かしい声。

スウェーデン出身。幼少の頃は、父親の仕事の関係でアフリカのケニアで育ち、

そこで、ビートルズ、スティーリー・ダン、ジャズを聴いて過ごしたという

『レベッカ・トーンクエスト』

この1993年にリリースされたデビューアルバム

『a night like this』はゴールドディスクを受賞。

このアルバムの美しくさ。

何度も聞きながら涙しそうになる歌力。

スウェーデンではその名声を手にしたシンガーソングライター。

日本ではあまり知られていないアーティスト。

僕の青春の1曲でもあります。

オシャレなジャジーなメロディにこの大人の歌声です。

しっとりとした歌声を披露してくれるなんとも貫禄のあるデビューアルバムです。

 

 

 

 

 

M2>   Once In A While /   Gangway(ギャングウェイ)

 

1993年にリリースされている

『Gangway』(ギャングウェイ)

アルバム『Happy Ever After』(ハッピー・エヴァー・アフター)

デンマークの宝と称される、コペンハーゲンを拠点に活躍するポップ・デュオ。

世界に向けてリリースされた最初のアルバムがこちら。

レトロなポップさ、透明感を持つメロディ、

不思議な魅力を放つ洗練されたサウンド。

今聞いてもオシャレだな・・・。

エヴァーグリーンなサウンドが詰め込まれた1枚はドライブにも最適です。

イメージは秋の紅葉を眺めながら・・・

彼らのサウンドはギターポップやネオアコのジャンルで取り上げられていましたが、

僕はソウルも感じるんです。

ただのポップじゃない。

ヴォーカルの「アラン・ジェンセン」の甘い歌声は「声」だけでも世界を作り上げます♪