HI!心呼吸 10月2日(月)

M1>    Bitter   /     ミシェル・ンデゲオチェロ

 

今週もこのコーナーでごゆっくりして下さい♪

『Me’Shell Ndegeocello’』(ミシェル・ンデゲオチェロ)

アフリカン・アメリカンのベーシスト。

どちらかというとジャズ系統の位置に置かれがちな女性。

音楽のルーツは学生時代に聞いたファンク、ソウル・・・

彼女の根本にはルーツミュージックが色濃く残ります。

心の奥の奥にそっと入り込んで、優しく問いかけてくれる。

そんな彼女の声はまるで魔法。

アコースティックだけでなく贅沢な音がたくさん使われ、

無意識の中、彼女の世界に潜り込む感覚。

この作品はとくに落ち着きがあり、

慈愛に溢れ、大人の空気感。

1999年にリリースされたアルバム『Bitter』

そのままに日常の「苦さ」が淡々と語られていく内容。

 

 

 

 

 

M2> Just Missed The Train (ジャスト・ミスト・ザ・トレイン)/ ダニエル・ブリズボワ

 

デレビや演劇の世界では女優としても活動していた経験もある

ニューヨーク出身の女性シンガー・ソングライター

『ダニエル・ブリズボワ』

リリース当時は24歳でした。

キュートな歌声はとても印象的。

この甘くてアンニュイな曲の雰囲気は彼女の魅力。

1994年にリリースされたアルバム

『Arrive All Over You』(もし神様が空から落ちてきたら…)

このアルバムに収録されているこの曲。

後に「トリーネ・レイン」がカバーし大ヒットを記録したこの曲。

オリジナルは彼女です。

このダニエルの歌声は潤っていて彼女のピアノも非常に効果的です。

この時季には妙に合う気がします♪

 

 

 

HI!心呼吸 9月29日(金)

M1>  テイク・イット・アウェイ /  ルー・パーディニ

 

今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました♪

作曲家&シンガーの男性のソロアルバム

1996年にリリースされたアルバム『リヴ・アンド・レット・リヴ』から。

『Chicago』の「ビル・チャンプリン」が脱退した後、

キーボードパートの後任としてChicagoのメンバーになったのが

「ルー・パーディニ」

大人のAORを奏でる影の名アーティストとして大きな存在感を放ちます♪

力強い歌声も魅力のひとつ。

秋空にもピッタリの1曲だと思うんです。

この声の爽やかさ、純粋でピュアなこの歌声。

嫌味なんて何にも無い感じ。

「ボズ・スキャッグス」がお好きな方や、「ボビー・コールドウェル」

をキリッとした感じ。

秋の切ないシーズンには、この締め付けるような切ないメロディと彼の声はハマります。

 

 

 

 

 

M2>    プリーズ・ミスター・DJ  /  レイ・パーカーJr.

 

今月の締めくくりはこの曲にしてみました♪

『Ray Parker Jr. & Raydio』(レイ・パーカーJr.&レイディオ)

『プリーズ・ミスター・DJ』

レイ・パーカーJr.がまだ彼のグループ、「レイディオ」名義で活動していた、

1981年のアルバム

『ウーマン・ニーズ・ラブ(A Woman Needs Love)』からセカンドカットされた1曲がこの名曲。

ラジオから流れる懐かしい曲に、別れた彼女とのことを思い巡らせて、

もう一度やり直したいという思いのこもったラブソングです。

『ミスターDJ、またかけてほしいんだ(ずっとあの懐かしい曲を)

あの懐かしい曲を。ボクの愛しい人が戻ってくるのを手助けしてほしいんだ・・・。』

ラジオっていいなぁ・・・と思わせてくれます。

メロディ、サウンド・・・シンプルにそのもの自体が懐かしさを思いださせてくれます。

 

 

HI!心呼吸 9月28日(木)

M1>   レイクショア・ドライブ /    ランディ・ウォルドマン

 

海のシーズンも終わり、ドライブにさぁ、どこに行こうって!

そうだ次は「湖に」となりませんか?

紅葉のシーズンまでもう少し、こんな曲を聴いて湖畔をドライブなんて。

アメリカ・イリノイ州出身の作曲家、ミュージシャン

『ランディ・ウォルドマン』

これまでに映画音楽、ポップスまで幅広く活躍されてきた方。

有名なところでは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」

多数の映画音楽にキーボーディストとして参加してきた

『ランディ・ウォルドマン』

またフランク・シナトラの伴奏やジョージ・ベンソンのバンドのプロデュースなどでも活躍したピアニスト。

1988年にリリースされた『ランディ・ウォルドマン』から。

「レイクショア・ドライブ」♪

 

 

 

 

 

M2>    Back at One  /   ブライアン・マックナイト

 

この9月も大詰め。

「秋」に聴きたくなる曲を今週は並べてまいりましたが、

いかがだったでしょうか?

この時季になるとこのイントロからこの声を欲している僕がいるわけです。

『ブライアン・マックナイト』

「Back at One」♪

「1,2,3とダンスのステップを繰り返して、

5、君を僕に夢中にさせたいんだ。」

1999年の9月にリリースされたアルバム『Back at One』

ミッドテンポの嘆きの中に込められるメッセージが次から次へと打ち寄せる感動。

大阪で生で聴いて時に涙が出たぁ。

このタイトル曲も素晴らしいですが、他の収録曲達も秀作揃い。

10月が目の前。良い時間を1,2,3、とご一緒に♪

HI!心呼吸 9月27日(水)

M1>    Return To Innocence  /    ENIGMA

 

1990年に「マイケル・クレトゥ」と元アラベスクの「サンドラ・アン・ラウアー」

を中心に結成されたプロジェクト。

ドイツで生まれた『Enigma(エニグマ)』

この独特の存在感と世界観は一体何なんでしょう?

今聞いても鳥肌が立つほど感動を覚えます。

1996年「アトランタ・オリンピック」のプロモーションソングとして、

全米「Billboard Hot100」チャート最高位は4位。

この曲の冒頭、男性の印象的な歌声は

『台湾の先住民アミ族の長老の郭英男(ディファン)さんのもの。』

このディファン氏が唄う「老人飲酒歌」を無断サンプリングしたことで

訴訟問題に発展したことでも有名な曲。

この曲を聞いてから、台湾のアーティストさんを探ると、

台湾のアーティストさんもオシャレなアーティストが多いんですよね。

アジアのアーティストさん特集もしてみたいですね。

 

 

 

 

M2>  Life in a northern town  /   ドリーム・アカデミー

 

ちょっと早かったなぁ・・・冬が近づくと聴きたくなってしまう1曲。

80年代の洋楽好きにはたまらない音ではないでしょうか?

『ドリーム・アカデミー』 (The Dream academy)

1985年にデビューしたイギリスのロックバンドです。

そのデビューの作品が

『The Dream academy』

アレンジの斬新さ、アコースティックで聴かせるソフトな世界。

それは洗練された音楽なのに、どこか懐かしさを感じる。

単純に癒されソング。

冬が近づいてくるとあっちこっちでかかっている感じ。

多くの人が意識しなくても耳にしているはず。

曲の途中で木枯らしが吹いて、嵐の音もする。

あったかいコーヒーを飲みたくなる。それにしても早かったかな?

 

HI!心呼吸 9月26日(火)

M1>      Open the Door /  ベティ・カーター

 

1999年に公開された映画。

監督サム・メンデスがメガホンを取った『アメリカン・ビューティー』

とあるサラリーマン家庭の崩壊劇を通して、

アメリカの理想的家族の裏側に潜むそれぞれの孤独や不全感を

シニカルに描き出したヒット作品。

主演は「ケビン・スペイシー」・・・

その映画のサウンドトラックから♪

ストーリーももう一度見直したい内容ですが、この作品の音楽の美しくも見事な選曲。

このサントラだけでも手にして欲しい。

を欲しくなるとお思いますよ。

「エリオット・スミス」がビートルズのカヴァー。

「ボビー・ダーリン」「トーマス・ニューマン」などが華を添えます。

そんな中『ベティ・カーター』のオープン・ザ・ドア♪

普段聞きにもピッタリのお洒落なサントラです♪

 

 

 

 

 

M2>  Won’t Let Me Go(届かぬ想い)/  エイモス・リー

 

アメリカでは2008年にリリースされた

『Last Days At the Lodge・真実をさがして』

この1枚はこの時季なら・・・聞き直したい1枚です。

『エイモス・リー』

彼にとっては3枚目のアルバム。

自身最高のビルボードTOP200で29位までセールスを伸ばした1枚でもあります。

この3枚目で完全に彼にノックアウトされました。

ブルージーな詞の世界、ソウルフルな歌声。

そのハスキー・ボイスにメロディの切なさ。

自然に彼からあふれ出るソウル。

現代の吟遊詩人のように一言一言を大切に語り掛けるように歌われます。

フォルセット・ボイスは特にセクシー。

フォーキーなエイモス・リーの音楽は余計なことを忘れさせてくれます。

 

 

HI!心呼吸 9月25日(月)

M1>    The River People   /   ロバート・フォスター

 

今週もこのコーナーでごゆっくりして下さい♪

80年代に人気を博したオーストラリア出身バンド、

『ザ・ゴービトウィーンズ』(The Go-Betweens)。

バンドのフロントマン『ロバート・フォスター』

そんな彼のソロ・デビュー・アルバムが1990年にリリースされた

『デンジャー・イン・ザ・パスト』

自分の世界を模索した結果、自然の息吹を感じる。

大地を感じられる・・・そんな曲が並びます。

アコースティックなメロディに、素朴なフォスターの声。

個人的には秋キャンプに一緒に持って行きたいそんなアルバム。

川が流れ、夜空を見上げながら焚火。

そんな秋の時間を楽しみたい。

ジャケットからの想像を良い意味で裏切ってくれる土臭いアルバム。

バンド時代の匂いも残っています。

 

 

 

 

M2>     I’ll Sail This Ship Alone /  ビューティフル・サウス

 

1989年に結成されたイギリスのロックバンド

『ビューティフル・サウス』

日本ではあまり知名度は上がらなかったらしいのですが、

本国イギリスでは国民的人気バンドです♪

そしてこのバンドの特徴は、親しみやすいサウンドにのせて歌われる歌詞。

そして『男2人+女1人』というボーカルスタイル。

「ポール・ヒートン」「デイヴ・ヘミングウェイ」

そして女性ボーカル「アリソン・ウィーラー」というスタイル。

見事に重なり合う歌声はと美しく、爽やかなコーラスを聞かせてくれます。

1989年に結成後すぐにリリースされた

『ウェルカム・トゥ・ザ・ビューティフル・サウス』

「アイル・セイル・ジス・シップ・アローン」♪

ちなみにこの曲は89年当時(結成当時)の「ブリアナ・コリガン」が歌っています♪

 

HI!心呼吸 9月22日(金)

M1>  「愛はきらめきの中に」(How Deep Is Your Love) /   ビー・ジーズ

 

今週の締めくくりはこんな2曲に♪

1977年に発表された『BeeGees』のビッグヒットです。

UKチャートでは3位を記録。

アメリカのビルボードチャートではこの年のクリスマス・イヴに1位をマークしたんですよね。トップ10にも17週間とどまったという名曲中の名曲。

2004年に「ビー・ジーズ・デビュー40周年記念」にリリースされたアルバム。

「ビー・ジーズ」をもっと知りたい!

聴きたい!という方にはお勧めのベスト盤です。

1967年アルバム『ファースト』にてUKデビューを果たす前に、

ビー・ジーズの活動のベースだったオーストラリアにて発売されたファーストがリリースされてから40年。

と言うことは今となれば、56年になる・・・。

この曲は約50年愛されている・・・。

秋のお出かけに、ビー・ジーズを聴きながら♪

 

 

 

 

 

M2>  Don’t Answer Me  /  アラン・パーソンズ・プロジェクト

 

今週の締めくくりはこの曲にしてみました♪

スタンダード2曲を繋ぐ週末の入り口。

1975年にデビューしたイギリスのロック・バンド。

キーボード担当の「アラン・パーソンズ」とヴォーカル「エリック・ウルフソン」の2人を中心として結成された『アラン・パーソンズ・プロジェクト』

1984年に発表された7枚目のアルバム

『Ammonia Avenue』からです。

80年代のムーブメントを牽引していた「アラン・パーソン・プロジェクト」

名曲「ドント・アンサー・ミー」の美しさは格別。

「ウルフソン」の優しいヴォーカル。

綺麗なメロディは今の時代に聞いても穏やかでいて、どこまでも爽やか。

モダン・ポップスですが、少し西海岸のAOR風。

良い風を感じるサウンド。秋風を浴びながら♪

 

 

 

HI!心呼吸 9月21日(木)

M1>  Still Fallin(スティル・フォーリン)  /  ハンター・ヘイズ

 

ルイジアナ州ブローブリッジ生まれ。

2歳から楽器に触れ始め、6歳の時には作詞作曲もしていたというから驚きです。

ギター・ベース・ドラムもこなすマルチプレイヤー。

『Hunter Hayes』(ハンター・ヘイズ)

2011年にリリースされた、自らの名前をタイトルにした

『Hunter Hayes』(ハンター・ヘイズ)が全米でビッグ・セールスを記録。

鮮烈なデビューを飾った「ハンター・ヘイズ」

そんな若干24歳の時の2ndアルバム。2014年にリリースされた

『STORY LINE』

「Garth Brooks(ガース・ブルックス)」の大ファンだったという彼の音楽性は

アメリカの精神をしっかりと溶け込ませ、ポップスよりのサワヤカで触れやすい

カントリーミュージック♪

24歳ですでにライヴ歴は約20年♪

カントリー界の王子様のキラキラしたカントリー♪

 

 

 

 

 

M2>   Wolves(ウルブス) /   ガース・ブルックス

 

史上最も売れたカントリー・アルバムがこのアルバム♪

『ガース・ブルックス』

1990年にリリースされた『No Fences』(ノー・フェンセス)

1989年のデビューアルバムでカントリー・スターになった

『ガース・ブルックス』

翌年の1990年にリリースされたセカンドアルバムが『No Fences』

「史上最も売れたカントリー・アルバム」に。

アメリカのみで「1億2800万枚以上」のアルバム売り上げを記録。

ちなみにガース以外でアメリカ国内で1億枚以上のアルバム売り上げを達成しているのは、「エルヴィス・プレスリー」、「ビートルズ」、「レッド・ツェッペリン」、「イーグルス」のみらしい・・・。日本でも僕みたいなハマった人間が沢山♪

多くのアーティストに影響を与え続けているスーパースターです。

現在61歳。いつかは生で歌声を聴くことが出来るのか????

 

 

HI!心呼吸 9月20日(水)

M1>  TOUCH ME IN THE MORNING  /  キャロル・トンプソン

 

1960年にイギリス・レッチワースで生まれた

『キャロル・トンプソン』

幼少時代より音楽に触れて育った彼女。

12歳の頃にはすでに作曲を始めていたという噂・・・。

90年代のジャズ・サックス奏者「コートニー・パイン」の『I’m Still Waiting』に

フィーチャーされ、大ヒットを記録♪

そこから彼女は『UKラヴァーズ・ロックの女王』と言う異名を。

そんな「キャロル・トンプソン」の、スウィートでメロウな

ラヴァーズ・チューンはいつ聴いてもハッピーを与えてくれます。

2012年にリリースされた『Feel So Good』から。

このアルバムの面白いところは「ジョン・レジェンド」

「マーヴィン・ゲイ」の「ダイアナ・ロス」などのカヴァーに加えて

オリジナル曲も収録されているんですが、ユーミンの「卒業写真」なども・・・。

気持ちいい彼女の歌声は、衰えを感じません。

 

 

 

 

 

M2>   On My Own (With Michael McDonald) /  パティ・ラベル

 

「キャロル・トンプソン」のラバーズ・ロックの次に・・・

選曲に時間がかかって・・・悩んだ挙句、名曲に。

『パティ・ラベル』

彼女は1944年生まれ。現在79歳でいらっしゃいます♪

アメリカのR&Bシーンを代表するシンガー。

60年代から活躍する彼女の代表曲と言えば、

『マイケル・マクドナルド』とのデュエットのこの曲

『オン・マイ・オウン』♪

見事全米1位に輝いた代表曲になりました♪

1986年にリリースされたオリジナル・アルバム『Winner in You』に収録。

アルバムももちろん1位に♪

80年代の名盤として、改めて聴いてみてはいかがでしょうか?

「On My Own」・・・名曲。

 

HI!心呼吸 9月19日(火)

M1>  If This Is It (いつも夢みて)  /    ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース

 

イントロから胸がキュンキュンする音楽。

久しぶりに聞いてみてたまらなく「あの頃」に戻りたくなる1曲を。

『ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース』

1983年にリリースされた名盤

『スポーツ』

このアルバムを「カセットテープ」に吹き込んで、

カセットデッキや、ウォークマンで・・・懐かしいあの頃。

そんな思い出皆さんもありませんか?

野球の奨学金で大学に進学したという『ヒューイ』らしいタイトル。

83年のサードアルバム。

初の全米ナンバー1作品となった作品です。

その中からメロディアスなドゥー・アップ・ナンバー。

「If This Is It♪」いい曲です♪

あの頃、「いつも夢みて」過ごしていたっけ・・・。

 

 

 

 

 

M2>   (Do I Figure) In Your Life  /   ポール・キャラック

 

1980年代に大ヒットした『マイク・アンド・ザ・メカニックス』

その「マイク・アンド・ザ・メカニックス」の「サイレントランニング」

のボーカルで注目された『ポール・キャラック』のソロ作品。

メカニックスの時代の音楽は、僕にとっても大好きな曲ばかりでした。

1990年にリリースされたアルバム

『One Good Reason』

ポール・キャラックがメジャーヒットを飛ばしたアルバムとしても大事な1枚。

そしてこの曲「In Your Life」

アルバムの中でも新たなアプローチを感じた1曲。

力強く熱唱している彼の声を聴いて、レコーディングをこちらでどう?とレコード会社を

勧めたのは、『ヒューイ・ルイス』・・・

ヒューイ・ルイスが惚れ込んだ彼の声。

今では切なさをも感じるメロディは秋の風景にも似合います。