HI!心呼吸 5月4日(木)

M1>   エクアトリアル(赤道)  /     LO BORGES (ロー・ボルジェス)

 

ブラジル出身。ギタリスト。

シンガー・ソングライター『ロー・ボルジェス』

そんな彼とともに『ミルトン・ナシメント』が制作したのが2枚組アルバム『Clube da Esquina』(クルビ・ダ・エスキーナ)

直訳すると「街角クラブ」と言うらしい。

このアルバムがブラジル音楽史の中で、大きなインパクトを残したのは確か。

楽曲の良さだけでなくジャケットデザインなど。そんな功績を残した『ロー・ボルジェス』

ブラジル音楽はサンバやボサノヴァだけじゃない。

メロディのベースには同じリズムが流れているとは思いますが、

洗練された彼の音楽はブラジル音楽の概念を変えていったのです。

荒削りで、最高に美しいメロディ。

温かくて、優しい歌声と「ギター・サウンド」だけ・・・。

1979年に発表された名盤「ア・ヴィア・ラクテア」から。

 

 

 

 

 

M2>   Want to be with you  /   ZAN (ザン)

 

こちらはジャンルは違いますが、間違いなく後世に残してくれたサウンド。

ムーディーな素晴らしい曲を多数リリースした

『ZAN』

1989年のアルバムその名も

「ZAN」からです。

今からもう30年ほど前の曲なんです。

さてこのZANですが、当時のR&Bの主流は

「ニュー・ジャック・スイング」全盛♪

僕もその主流に憧れて「ニュー・ジャック・スイング」にハマっていくんですが、

そんな主流の中でリリースされたこの曲が輝いて聞こえたんです。

少し大人びていて、クール。

緊迫感のようなヒリヒリするような空気まで。

今聞いてもこのオシャレさは残ってます♪

 

 

HI!心呼吸 5月3日(水)

M1>   See The Lights(シー・ザ・ライツ)  /   シンプル・マインズ

 

1977年に結成されたスコットランドのロックバンド

『シンプル・マインズ』

1979年にデビューを飾り、80年代にはアメリカでも大ブレイク。

懐かしいサウンドをどうぞ♪

彼らの1991年にリリースされたアルバム

『Real Life』から。

シンプル・マインズと言えばアルバム「Once Upon a Time 」

などのビッグヒットが印象的ですが、

この当時のバンドサウンドには少し変化が現れます。

メンバーの脱退などの変化に伴って、ニュアンスが変化。

ヴォーカルの「ジム・カー」とドラム、

シンセのバランスなどは全盛期の勢いよりも、バンドの渋み。

マイナスではなくいい意味で変化した代表作な気がします♪

 

 

 

 

 

M2>    Glory of Love    /  ピーター・セテラ

 

「シカゴ」としての活動中に幾度となく脱退を噂された

『ピーター・セテラ』

シカゴの栄光の17年の歴史を支えたのは紛れもなく

この「ミリオン・ダラーヴォイス」

グループ脱退後、その才能の全てを捧げた

1986年の傑作アルバム!

『SOLITUDE / SOLITAIRE / ソリテュード~ソリティア』

ソフトさと甘美さを武器にその歌声で全世界を魅了。

今でもこの声に魅了されます。

現在は78歳!

1984年に公開された

『ベスト・キッド』の主題歌でもありました。

初めて聞くという若い人にも、この魅力は伝わるはず♪

 

HI!心呼吸 5月2日(火)

M1>  Will You Still Love Me Tomorrow  /     ナイロンズ

 

こんな優しいアカペラはいかがですか?

『ナイロンズ』

1980年代に活躍したカナダ出身の4人組アカペラ・ヴォーカルグループ

長年の歴史を持つアカペラ界のレジェンド。

過去には7枚ゴールド・アルバム。

6枚のプラチナムアルバムを誇るというスーパーグループ。

アカペラがお好きな方で、まだこのコーラスを聞いていないという方は

是非お聞きいただきたい。

バラードももちろんのこと、アップテンポのものも聴き応えたっぷり♪

1枚通して飽きさせない。

1994年にリリースさ『Because・・・』(二人のシーズン)から。

「キャロル・キング」のバージョンも有名ですが、『シュレルズ』がヒットを記録♪

 

 

 

 

 

M2>    Baby It’s You  /   シュレルズ

 

ということで『シュレルズ』です♪

たまにはこんな『オールディーズ』も良いですよね。

『The Shirelles』(シュレルズ)

1960年代前半のアメリカのガールズ・グループ。

学校の同級生である「シャーリー・オーエンス」

「ドリス・コーリー」「エディ・ハリス」「ビバリー・リー」

の4人組。

1961年にリリースされた

『Baby It’s You』(ベイビー・イッツ・ユー)はシュレルズの代表曲の一つ。

その翌年、1962年に『ビートルズ』がカバーしたことでも知られていますよね。

ビートルズのデビュー・アルバム

『Please Please Me』のB面3曲目に収録されています♪色褪せない♪

 

HI!心呼吸 5月1日(月)

M1>   In this neighbourhood  /    Workshy(ワークシャイ)

 

いよいよ5月がスタート♪

気持ちいいシーズンをこのコーナーでもお付き合い下さい♪

『Workshy』(ワークシャイ)

1986年ロンドンで結成されたユニット。

最初は3人組。最終的には2人になる訳ですが、

このアルバムはそんな彼らの原点。

3人組時代のデビューアルバム

1989年にリリースされた『The Golden Mile』

この当時は「スウィング・アウト・シスター」に並ぶ存在として人気を博した彼ら。

安定の穏やかさが売りのワークシャイ。

色んなアルバムが出ていますが、実はこのデビューアルバムが一番好きかも。

「クリスタ・ジョーンズ」のヴォーカルは最高です。

とても心地よい緻密な音。BGMとしても最高!

 

 

 

 

 

M2> Martian puppies(マーシャン・パピーズ)/  シチズン・ジェーン

 

ちょっと季節的には早い選曲?

ワークシャイからの夏チックな爽やかなサウンド。

ベルギー出身バンド。

『シチズン・ジェーン』

1990年代初頭に活躍した「フェイク・スイング・バンド」♪

基本にはJAZZYなメロディ。

アレンジも含めて、あまりにもオシャレに聞こえて大好きでした♪

1999年にリリースされた

『Summer is in town』から♪

分かり易いメロディが好印象「Martian puppies」

やっぱり夏っぽいな。

でもね・・・。

 

HI!心呼吸 4月28日(金)

M1> The Fool Sings Without Any Song /  ザ・チェンバー・ストリングス

 

今週の締めくくりはこの曲で♪

『チェンバー・ストリングス』

アナログ感たっぷりの暖かみのあるサウンド♪

職人気質の作曲のセンスは抜群です♪

そんな職人技を満喫できるのが2001年リリースのセカンドアルバム。

『Month of Sundays』

季節の節目に不思議と耳にしたくなる、

そんなメロディとサウンド♪

このアルバムの全体的な雰囲気もお気に入りですが、

メランコリックなメロディー・ラインとこの乾いた音。

とてもメローでエバーグリーンな曲たち。

ナチュラルなメロディなのに、そう簡単には書けないだろう美メロを♪

 

 

 

 

 

M2>    Heartbreak Time   /    ダリル・ホール&ジョン・オーツ

 

今週の締めくくりはこの曲にしてみました♪

1980年代最高のデュオといわれる

『HALL&OATESホール&オーツ』

2003年にリリースされた『Do It For Love』

80年代にはニュー・ウェイヴやテクノ・ポップ風のサウンドにも挑戦した彼ら。

このアルバムは今一度、「原点回帰」を思わせる

アコースティック・サウンドをベースになんとも心地いい。

ソウルフルなサウンドに仕上がっています。

「プライベート・アイズ」などが未だに使用されルCM。

まだまだ新鮮に耳に入ってくるスーパーデュオのサウンドは、

今に時代にももちろんフィットします

十分な気合も感じられる意欲作。

ダリル・ホールの歌声の若さをこのアルバムからも感じてください。

 

HI!心呼吸 4月27日(木)

 

M1>    Runaway Train /     ヴィクター・デイヴィス

 

『ヴィクター・デイヴィス』

2001年にリリースされたデビューアルバム

『Victor Davies』

「ヴィクター・デイヴィス」はロンドン生まれ。

ギター、キーボード、パーカッションなどをこなすマルチ奏者。

そしてシンガー・ソングライター♪

日本でもこの曲「Runaway Train」で話題になり、

ヴィクターの名前はじわじわとシーンに浸透。

そのときの衝撃・・・未だに忘れられません。

最初に耳にしたときの感動。一番の大好物の音の数々。

そこに彼の優しいソウルフルなヴォーカル。

巡り合えた喜びがありました。70年代のソウルや、

メロウなJazzお好きな方はおススメです♪

 

 

 

 

 

M2>    Without Your Love  /   マイケル・フランクス

 

1995年にリリースされたマイケル・フランクスのアルバム

「Abandoned Garden」(アバンダンド・ガーデン)に収録された1曲。

『マイケル・フランクス』はAOR界を代表するヴォーカリストの一人。

囁くようなヴォーカルスタイル。

心を癒してくれるような優しいサウンド。

アーバン・サウンドは日本でも人気を獲得。

ボサノヴァのアーティストとしてのイメージも多くの方に持たれているのかも。

「ジョビン」へのトリビュートがコンセプト。

なんですが、サウンドは「マイケル節」炸裂。

柔らかなアコースティックなアレンジ。

緩やかにもっと聞きやすいボッサといった感じ。

そこにはジョビンへの尊敬と、愛があふれる優しいアレンジです。

「アントニオ・カルロス・ジョビン」への入り口におススメ♪

 

 

HI!心呼吸 4月26日(水)

M1>  Heard a Word (ハード・ア・ワード) /  ミッシェル・ウィリアムス

 

『デスティニーズ・チャイルド』のメンバーだった

「ミッシェル・ウィリアムス」のソロ・シリーズ第1弾。

2002年にリリースされた

『Heart to Yours』

2002年メンバー3人それぞれがソロ活動を行うことで、

注目を集めた作品の中で「ミッシェル・ウィリアムス」がお気に入りでした。

さりげない上品さ、

しっかりと真摯な感じ。

メンバーの中で一番、メロウな世界感を得意とするミッシェル。

穏やかにメロウに、大切に歌い上げる曲たちに

骨抜きにされてしまいそうです。

デスチャのような派手さはないですが、落ち着きと温もりは健在。

穏やかにメロウでピースフルな彼女の歌声♪

 

 

 

 

 

M2>     Emotion   /   デスティニーズ・チャイルド

 

『Destiny’s Child』(デスティニーズ・チャイルド)

1997年にデビュー以来、なんと3000万枚以上アルバムセールスを誇る。

デスチャを選曲するって割りと大変かもしれません・・・w

このコーナーで選曲するのは実は初めて?

2013年にリリースされた

『LOVE SONGS』

コンピレーション・アルバムだから、

曲たちが良いのは当たり前だと言われればそうなんですが・・・。

「Love Songs」というタイトルの通り、甘くて艶やかなミッドテンポが中心に選曲。

デスチャのイケイケのアップテンポはなく、

しっとり,じっくり系がズラリ。

個人的には、この「Emotion」♪

アコースティックの爽やかなバラード♪このシーズンにフィットします♪

 

HI!心呼吸 4月25日(火)

M1>  Gentle On My Mind  /    タミー・ウィネット

 

こんな懐かしい1曲はいかがでしょうか?

『Gentle on My Mind』♪

『タミー・ウィネット』

色褪せない名曲たちは煌めいております。

いつの時代も♪

さて彼女は「カントリー・ミュージックのファースト・レディ」と呼ばれた人。

タミー・ウィネットの最大のヒット曲は

「Stand by Your Man」♪

ですが、この曲はカントリー史上、女性シンガー最大のヒット・シングルの1つでもあったんですね。

さてこの曲は「グレン・キャンベル」が1967年にカバーしてヒット!

そしてタミーも翌年1968年にこのアルバムでカバーしています。

1968年リリース『D-I-V-O-R-C-E』から♪

 

 

 

 

 

M2>  Valerie(バレリー)  /  リンダ・ロンシュタット エミルー・ハリス

 

1999年にリリースされた

『リンダ・ロンシュタット』と

『エミルー・ハリス』の2人のデュオ作品♪

『Western Wall: The Tucson Sessions』(ウェスタン・ウォール)

このアルバムの大好きなところは、

まるで70年代の雰囲気をそのまま再現したよう。

2人の原点サウンドをこのベテランが奏でます♪

ポップすぎない。

渋すぎない。

可愛らしくもあり。選曲抜群です。

乾いた音がこの季節を演出してくれます。

2人のさりげない、円熟味のハーモニーがたまりません。

お互いに譲り合うバランスは聞いていてホッコリさせてくれます♪

 

 

 

HI!心呼吸 4月24日(月)

M1>  Killing Me Softly With His Song (Bonus Track) /   デイヴ・マクマレイ

 

今週もこのコーナーでごゆっくりタイムを♪

デトロイト出身のサックス奏者

『デイヴ・マクマレイ』

忠実に優しいカバーを聞かせてくれます。

マクマレイのサックスのおススメの所は甘く力強い音。

こんなカバーはズルいです。

それまでジャズはもちろん、ヒップホップなどにもチャレンジ。

ジャンルを超えてプレイするスタイルはおススメ。

2003年にリリースされている『NU LIFE STORIES』

このアルバムには「マーカス・ミラー」「ボブ・ジェイムス」

「ジョージ・デューク」なんかが参加。

そんなアルバムのボーナストラックにこんなカバーです。

ロバータ・フラックのカバー♪

「Killing Me Softly With His Song」

 

 

 

 

 

M2>     Shining Symbol  /  ロイ・エアーズ

 

変わっては、1940年、ロサンゼルス生まれ。

ヴィブラフォン奏者『ロイ・エアーズ』

1993年にリリースされた2枚組のベスト盤

『シャイニング・シンボル/アルティメント・コレクション』

クラブ・ミュージック・クラシックス♪が盛りだくさん!

「RUNNING AWAY」、「EVERYBODY LOVE THE SUNSHINE」などの

ご機嫌なジャズ・ファンクを聞かせてくれます。

「これほど包括的なベストはない」

と1993年の時点で彼本人もコメント。

数多くのアーティストに影響を与えたロイ・エアーズ♪

アシッド・ジャズや、クラブ・ジャズにサンプリング

されまくっているゴールデン・ナンバーも目白押しです。

なんて豊富な!なんて数の名曲ばかりなんでしょう♪

 

HI!心呼吸 4月21日(金)

M1>    Help Me Be Good to You   /   ヘザー・ノヴァ

 

今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました♪

こんなアンニュイな歌声はなかなかない。

『Heather Nova』(ヘザー・ノヴァ)

2001年にリリースされた彼女の4枚目のアルバム

『South』

僕はこのアルバムで彼女の声を知ったのですが、

フェミニンでいてナチュラル。

しなやかでホッコリとした陽だまりみたい。

心地良い空気を運んでくれます。

ちなみにこのアルバムには『ブライアン・アダムス』がプロデュースした

「Like Lovers Do」という曲も収録されていますが、個人的にはこの曲がお気に入り。

彼女のハイトーンヴォイスがイキイキしている1曲。

幸せな気持ちになれる1枚です♪

 

 

 

 

 

M2> NEVER GONNA LET YOU GO (愛をもう一度) /  セルジオ・メンデス

 

今週の締めくくりはこの曲です♪

1960年代から、自らのバンド「ブラジル’66」を率いて

「マシュ・ケ・ナダ」など、多くのブラジリアンポップスの名曲をヒットさせてきた、

オールドファンには「セルメン」という愛称で親しまれている、

キーボーディストでプロデューサー『セルジオ・メンデス』

1983年、当時成熟期にあったAORのアルバムを制作。

『Sergio Mendes』

アルバムからのラブバラードであるこの曲が、全米最高位4位を記録。

アメリカでの彼の最大のヒット曲となりました。

この曲を歌っているのは因みに「ジョー・ピズーロ」と「リザ・ミラー」の2人。

プロデュース、アレンジをもちろんセルメンが手掛けている・・・

なんてきれいな歌・・・。

たまに頭の中をグルグルするんですよね♪