HI!心呼吸 4月6日(木)

M1>   アトランタ・グリーン  /   キャロリン・レンハート

 

1998年にリリースされたアルバム

『マイ・ラヴ・イズ・ヒアー』から♪

なんだか切なくて、ロマンティックな印象の1曲。

ジャズ・ヴォーカリスト

『キャロリン・レンハート』

日本でもシングルカットされたのでご存知の方もいらっしゃるはず!

CMソングとして使用されていました。

アルバム全体に爽やかな潤いがある印象。

音楽の潤いってこんな感じかもしれません。

彼女はジャズ・シンガーとして、日本でも高評価されるべき!

もともと『スティーリー・ダン』のバックコーラスでも活躍した彼女。

その安定した実力をごゆっくり味わって下さい♪

実力派なのにライトな歌声はさりげないBGMにもピッタリ。

少しノンビリと自分の時間を楽しみたい時にいかがですか?

 

 

 

 

 

M2>     Do It Again  /    スティーリー・ダン

 

1972年にリリースされた『スティーリー・ダン』

の記念すべきデビュー・アルバム

『Can’t Buy a Thrillキャント・バイ・ア・スリル』

ロック、ジャズ、ソウル、ラテン・・・様々なリズムの要素が

ミックスされたサウンド展開。

デビュー作にしてこの独自の世界観。

ジャズ好きのミュージシャンが集まったメンバーの顔触れは渋すぎる。

フェイゲン、ベッカーに加えて、

ドゥービーに移籍した「ジャフ・バクスター」(g)、

「ジム・ホッダー」(ds)、「デニー・アダムズ」(g)、

「デヴィッド・パーマー」(vo)の6人。

ラテン・ビートを採り入れた「Do It Again」はやはり名曲。

ドゥービー・ブラザーズを彷彿させるなぁ・・・。

 

HI!心呼吸 4月5日(水)

M1>   Open the door /   ベティ・カーター

 

ジャズ・ボーカリストとしてひとつのブランドを確立した

『ベティ・カーター』

「ディジー・ガレスピー」、「チャーリー・パーカー」の

グループにも参加し、「レイ・チャールズ」とも共演を果たしたという彼女。

1998年に生涯を閉じるまでアーティストの発掘、

育成などでジャズの世界に貢献したビッグ・アーティストでいらっしゃいます!

そんなベティ・カーターのライブアルバム。

1979年にリリースされた

『Audience With Betty Carter』からどうぞ♪

彼女の存在を感じることができる、リアルな1枚です。

息遣いや、リズム隊とのアドリブの生々しさ。

ぜひ、じっくりと「本物」のアドリブを楽しんで♪

そんな1枚から『Open the door』♪

 

 

 

 

 

M2>     Hurry Hurry /  ピーター・ベラスコ

 

マルチプレイヤーで超〜甘いファルセットボイス。

『ピーター・べラスコ』

JAZZ/POPアーティスト。

いろんな肩書きを持つアーティストが残した内容抜群の1枚。

2004年にリリースされた『Deeper』

甘いサウンドにこのファルセットな歌声です・・・。

スムース・ジャズ、AOR、ブラコン好きな方にはたまらないんでは?

これだけのスムース感でありながら、

アルバム通してマッタリしないのはどんな魔法をかけたのか?

サウンドはまさに和み系。

ややジャズカラーが強いのに、所々で入ってくるR&B、ソウル。

Hurry Hurry♪この心地よさ♪

HI!心呼吸 4月3日(月)

M1>     Sky Blue Sky  /    WILCO(ウィルコ)

 

アメリカ・イリノイ州出身のオルタナティヴ・カントリー・バンド

『WILCOウィルコ』

1995年のデビュー以来、バンドとして数枚のアルバムをリリース。

アーティスティックなロック・バンドとしてのスタイルは変わりません。

多くのアーティストからも支持されている所以のひとつ。

このアルバムは2007年にリリースされた

『Sky Blue Sky』

ヴォーカルの良さはもちろん。メロディの穏やかでいて躍動的のところはたまりません。

それは昔から聞いた感触も変わらない。

静と動を見事に組み込んだメロディ。

アルバムでは派手さを抑えて曲をメインに押し出している。

そうすることで情緒的な余韻を味わえる♪

儚くて。温かい。

タイトルトラックになっている「Sky Blue Sky」

ジャケットのイメージサラッと裏切る繊細さ♪

 

 

 

 

 

M2>    Slippin’    /    トビー・ライトマン

 

ソウルからブルーズ、R&B。

ミックスさせたようなバラエティーに富んだ曲がたくさん。

それらの曲の共通点・・・シンプルだということ。

洋楽好きな方は反応してくれそうな1枚。

アメリカのニュー・ジャージー州出身。

彼女のライティング・センス。

深みのある声にはほかに必要なものはないでしょう。

2006年にリリースされたアルバム『Bird on a Wire』から。

ソウルフルなグルーヴは彼女のスケール感を感じます。

エスニックのような他国のニュアンスもあったり、バラエティ豊か。

ロックなのにソウルやR&Bでの要素も。

そんな代表的な曲はこの『Slippin’』

落ち着いたグルーヴ感は最高です♪

 

HI!心呼吸 3月31日(金)

M1>    Somebody Loves Me /  Dinah Shore (ダイナ・ショア)

 

3月の締めくくりはこんな2曲にしてみました。

今年度もありがとうございました。

『Dinah Shore』(ダイナ・ショア)

1950年代から1960年代にかけてテレビなどでも活躍、

女優としても成功を収めた彼女。

そんな彼女が1959年に発表した1枚。

『Somebody Loves Me』

「アンドレ・プレヴィン」の編曲指揮のゴージャスなオーケストラをバックに

ゆったりと歌う珠玉のバラード集です。

このアルバムのラスト9曲目に収録されているのがタイトル曲

「Somebody Loves Me」

この曲では「プレヴィン」のピアノも聞けます♪ラブがたっぷり♪

 

 

 

 

 

M2> How Long Has This Been Going On?  /  VAN MORRISON

 

今月3月の締めくくりはこの曲でいかがでしょう?

『VAN MORRISONヴァン・モリソン』

1995年にリリースされたアルバム

『How Long Has This Been Going on』

「どのくらい続いているんだい?」

このコーナーも間もなく丸8年です・・・。ありがたいことです。

さて、ヴァン・モリソンがJAZZを愛していることは有名。

今までの作品もジャズの要素が入った曲も多かった。

このアルバムは特に彼が愛してやまないジャズ色が濃い1枚。

ジャズらしく無いのも特徴かもしれません、ブルースであったりフォークであったり。

自分らしい音楽をやっている感じ。この感じ・・・僕も大切にしていきたいです。

今年度もお世話になりました。ありがとうございました。また新年度にね♪

 

HI!心呼吸 3月30日(木)

M1>    Fastlove    /     ジョージ・マイケル

 

このアンニュイさを久しぶりに♪大人サウンド♪

今聞いたら、メチャクチャカッコいいわ~♪

『George Michael』

1996年にリリースされた『OLDER』(オールダー)

ボサノヴァとジャズを軸に、抑制をきかせた優美なオーガニック・サウンド♪

そのまとまり方の見後な佇まい。

彼のそれまでの様々な音楽的ルーツ。

それをバランスよくミックスしたバラエティ豊かな作品♪

ミディアムなリズムにブラックソウル的な要素で構成される浮遊感。

この頃のジョージ・マイケルの円熟味。

何と言ってもセクシーなこの世界。

改めて、今聞いてもカッコいい♪あの方もインスパイアされている・・・

 

 

 

 

 

M2>     Loca por Ti(ロカ・ポル・チ) /   Shakira (シャキーラ)

 

南米コロンビア出身のラテンポップシンガーソングライター

『SHAKIRAシャキーラ』

15歳で現地でデビューを飾ったまさに「歌姫」

日本でもシャキーラのブームがありました!

ラテンがアツかった流れは少し懐かしい♪

僕は大学時代、ブラジル人の友人と彼女の曲をよく聞いていたんです。

シャキーラは日本ではダンスナンバーで多く知られていますが、

こんなミディアムテンポの曲も多数。

そんな彼女の魅力はなんと言っても彼女の魅力はその歌唱力。

どこまでも伸びのある艶やかな歌声。

タイトルの「Loca por Ti (ロカ・ポル・チ)」の意味は

「君に夢中!」

またこの曲を聴きながら君に夢中になりそうです♪

 

HI!心呼吸 3月29日(水)

M1>       Lately  /   テヴィン・キャンべル

 

クインシー・ジョンズに見出され、

あのプリンスにも一目置かれた天才少年シンガー。

『デヴィン・キャンベル』

1996年にリリースされた彼の3枚目のアルバム。

『Back To The World』

この時、彼は19歳、20歳のころ。

デビューから一気に大人びていた彼が「真の大人」になって帰ってきた印象。

プロデューサー陣を総入れ替えし、若手を抜擢したこの作品は。

スローでメロウなR&Bが中心。

大人のR&Bを聞かせてくれます♪

今聞いても心地よいサウンド、日本盤に収録されたこの

スティーヴィー・ワンダーのカバーも大好きです♪

 

 

 

 

 

M2>   Maxine(マキシーヌ)  /    ジョン・レジェンド

 

『ジョン・レジェンド』

彼のちょっと懐かしい2ndアルバム

2006年にリリースされた『Once Again』から1曲♪

このアルバムのテーマはズバリ「LOVE」

衝撃のデビュー作からの2作目。

僕はこのアルバムで完全にノックアウトされてしまいました。

彼の甘くセクシーな歌声と、ピアニストとしての顔をしっかりと確認できた作品。

ウィル・アイ・アム(Black Eyed Peas)、

カニエ・ウェストなど豪華プロデューサーが参加している気合盤。

デビュー作の華やかさはないけれど、

そんなモノよりも「本物」を届けてくれた1枚。

彼だけのオリジナリティは、まさにレジェンド♪

 

HI!心呼吸 3月28日(火)

M1>     The Nearness Of You  /   noon

 

最近、再び会いたくて仕方がないアーティスト。

ジャズ・シンガー『noon』

数年前、僕のイベントにも出演して下さった彼女。

2007年にリリースされた

「Walk With Thee In New Orleans」(ウォーク・ウィズ・ジー・イン・ニューオーリンズ)

韓国をルーツにもつ大阪生まれのシンガー。

ハリー・コニックJr.を聴いてジャズを歌い始めたという彼女が、

憧れのニューオーリンズで現地のミュージシャンのサポートを受けて作り上げたのが、このアルバム。

ハリーのバンドで活躍する『リロイ・ジョーンズ』(tp)を筆頭に、

腕利きを集めたスペシャルバンドが彼女をサポート♪

小気味よく耳になじむ彼女の声はこの時期にもぴったりです!

どうぞ癒しの歌声をお楽しみ下さい♪

 

 

 

 

 

M2>  Those Good Old Dreams(遠い想い出) /   カーペンターズ

 

1981年にリリースされたカーペンターズ最後のアルバム

『MADE IN AMERICA』

カーペンターズにとって、久し振りのオリジナルアルバムになったこのアルバム。

リアルタイムで聴いていたわけではないのに、

こんなに胸の中でザワザワしてくるような、

無垢なカレンさんの歌声が清らかな気持ちにしてくれるなんて素晴らしすぎる♪

ヒットシングルがこのアルバムから生まれるわけですが、

僕はこの1曲目の「Those Good Old Dreams」♪

ラジオで聞いた時にあまりにも美しい曲でひと聴き惚れしたことを思い出します。

80年代のアルバムは、いろんな表情を見せてくれた

「カレン・カーペンター」からの最高の贈り物。

「幼い頃、なんでも空想していた子供だったの。

それを夢見て信じていたのよ♪」純真な彼女がココにいます。

 

HI!心呼吸 3月27日(月)

M1>      Give Us A Break  /   ジョン・セバスチャン

 

今週もこのコーナーで3月の最終をお楽しみください♪

70年代のアメリカン・フォーク。

耳が喜びます。

『ジョン・セバスチャン』

1944年3月17日、ニューヨークに生まれたシンガー・ソングライター。

良い時代を感じるのはメロディのセンスの良さと、アンニュイな世界感。

ハーモニカ奏者の父と「ラジオ作家」の母の間に生を受けた彼は、

音楽に囲まれていた事がすぐにわかる。

「ギブ・アス・ア・ブレイク」♪

この曲のファンになって随分と経ちますが、

この春にも聞きたくなりました。AORともソウルともいえる様なたまらない世界。

1998年にリリースされている『ザ・ベスト・オブ・ジョン・セバスチャン』から♪

 

 

 

 

 

M2>   Take it from My Heart  /    アン・マレー

 

春は自分と向き合うことも多いタイミング♪

こんな選曲にしてみました。

カナダ出身のシンガー・ソングライター

『アン・マレー」

1988年にリリースされたアルバム『As I Am』

(自分らしく)と訳すのが1番シックリくるのかもしれません。

デビューする前は地元の高校で体育教師をしていたという異色の経歴を持つ彼女。

その歌声はどことなく切なくて、凛としているよう。

爽やかであり、説得力のあるメッセージは教師の片鱗かも。

現在77歳でいらっしゃいます。

落ち着いた歌声。

何度聞いても落ち着きます。

自分らしく…真っすぐに、自分の心に正直に。

 

HI!心呼吸 3月24日(金)

M1>  WHENEVER YOU COME AROUND  /   ヴィンス・ギル

 

今週の締めくくりはこんな2曲でいかがでしょうか?

春の自然を前に、大音量で聴きたくなってしまう1曲♪

同時に気持ちいいシーズン。ドライブに出かけたくなるそんな曲を3月の後半で♪

『ヴィンス・ギル』

こんなに裏切りがない歌声はそうそうないかと・・・。

カントリー畑の典型的な美しい声をされています。

1994年にリリースされた「When Love Finds You」

このアルバムの1曲目を飾っているのがこの曲。

『WHENEVER YOU COME AROUND』♪

このアルバムがどんなにドラマチックな作品なのかって想像出来ちゃいます。

日本での知名度がないのがちょっとさみしい。

どうぞこの声に触れてください♪

さぁ、バーベキューでもしたくなってきた♪

 

 

 

 

 

M2>   Walk of Life  /    ダイアー・ストレイツ

 

今週の締めくくりはこんな応援歌みたいな1曲を♪

この曲はいつ聞いてもパワーをもらえるんですよね♪

『ダイアー・ストレイツ』

イギリスのロック・バンドですがアメリカの香りがプンプンするバンド。

そんな「ダイア―・ストレイツ」

1985年にリリースされた5枚目のアルバム

『Brothers in Arms ブラザーズ・イン・アームス』

アルバムからこの名曲です「walk of life」♪

ヴォーカルの「マーク・ノップラー」の力み過ぎない歌声。

優しく背中を押される気がするんです♪

「walk of life」は「いつもやるべきこと」という意味。

「アナタがすべきこと」をサラッと押してくれる感じが好きです♪

He do the walk, he do the walk of life♪さぁ!やるべきことやりましょう♪

 

HI!心呼吸 3月23日(木)

M1>   パリの橋の下  /  ジュリエット・グレコ&メロディ・ガルド―

 

ベルギーで生まれ。後にフランスで成功を天にしたシャンソン歌手「ジャック・ブレル」

そんなブレルの35周忌に当たる2013年にパリで録音されたトリビュートアルバム。

『ジャック・ブレルを歌う』

「今こそブレルに、あなたを愛していたことを告げる時だと思った」

そんな彼の作品を想いをたっぷりに詠うのは『ジュリエット・グレコ』

さて録音されたとき、彼女は86歳(2014年時)。

それだけでも驚きと尊敬と敬愛を抱いてなりません。

フランスを代表するシャンソン歌手であるグレコが、交流のあったブレルを思って詠った1枚。佇まい。空気感。エモーショナルな歌に感動します。

アルバム最後に収録されたこの曲「パリの橋の下」

ジュリエット・グレコとメロディ・ガルドーのデュエット。

1915年に発表されたシャンソンの名曲です。パリの橋の下に集う、さまざまな人に対する温かいまなざしを印象的に歌い込んでいます。

 

 

 

 

 

M2>    From Paris With Love  /    メロディ・ガルドー

 

ではデュエットしていた『MELODY GARDOT』(メロディ・ガルドー)

生死を彷徨う交通事故から奇跡の生還を果たし、

シンガー・ソングライターへ。

「ノラ・ジョーンズ」、「マデリン・ペルー」と並び2000年以降のアメリカ女性シンガー三傑の一人である『メロディ・ガルドー』

そんな彼女が2020年にリリースされたアルバム

『Sunset in the Blue』

自身のオリジナルに加え、ジャズ・スタンダードのカバーも。

「ムーン・リヴァー」などのジャズ・スタンダードのカバー。

彼女の現在とルーツを存分に楽しめる内容です。

ホワッとしたストリングスがバックに。

心地よさと、ゴージャスな癒しを味わえます。ごゆっくり♪