HI!心呼吸 12月26日(月)

M1>     スモール・タウン  /   ジョン・メレンキャンプ

 

今週で2022年も終わってしまいますね。

今年ラストの1週間もこのコーナーでごゆっくり♪

1951年.インディアナ州生まれ。

若々しくて、イキイキしたロックで世界から注目された

『ジョン・メレンキャンプ』(John Mellencamp)

代表曲は「ジャック&ダイアン」「ロック・イン・ザ・U.S.A.」など数えきれない。

 

1996年にリリースされた『KEY WEST INTERMEZZO』

新作からのファースト・カット。

アルバムを持っている人がこの4曲入りのシングルを手にしたのは、

ライヴ・テイクが収録されていたから。

そして4曲目に収録されたのは1985年のアルバム

『Scarecrow』に収録された名曲「スモール・タウン」のアコースティック。

飾り気なしの彼の声が年末には沁みます。

 

 

 

 

 

M2>    I Don‘t Know  /        マイケル・モラレス

 

年末になるとこの人を聴きたくなる。

何故かわからない。

クリスマスの華やかなメロディに比べて素朴だから?

『MICHAEL MORALES』(マイケル・モラレス)

テキサス出身のマルチ・プレイヤー。

グラミー賞へのノミネートは何度も。

「DEF LEPPARD」,「BEYONCE」などのプロデュースでも知られるアーティスト。

そんな彼の1989年にリリースされた

1stフル・アルバム『MICHAEL MORALES』

美しいメロディは今聞いても新鮮に耳に届きます。

AORの要素も含んだメロディアス名曲も多数。

ミドルテンポ主体のじっくり聴かせる作品で年末のピリッと感を♪

 

HI!心呼吸 12月23日(金 )

M1>     Christmas at Sea   /     スティング

 

今週の締めくくり♪クリスマス前にはこの2曲を♪

『STING』 スティングに締めてもらいましょう。

定番のクリスマス・ソングもいいけど、

たまにはこんな感じのクリスマス・ソングもいいんじゃないでしょうか?

スティングの声がとても心地いいのです。

クラッシックな雰囲気。まるで北欧の森の中にいるような気分にも浸れます。

クラシック系の匂いのするものだからでしょうか。

このクリスマスを主題にしたアルバム。

2009年にリリースされた『If on a Winter’s Night』

スティングがクリスマスアルバムを制作する・・・

意外でした。讃美歌に乗って歌っている。

アルバムの内容の素晴らしさ。浮ついた世俗的なクリスマス・ソングは一切排除♪

 

 

 

 

 

M2>      River   /    ジョニ・ミッチェル

 

今年のクリスマスの前にもこの曲を聴きたくなりました。

1971年発表。ジョニ・ミッチェルの初期の最高傑作である4作目。『Blue』

全編アコースティック・タッチでありながら、ジョニ・ミッチェルの独自のヴォーカル、

オープン・チューニングのギターの響き・・・単調に終わらない奥深さを魅せてくれる名盤。

『グラハム・ナッシュ』(クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング)はこんなコメントをしています。「僕たちは2年間カップルだったので、僕は彼女が『Blue』の多くの曲を作るのを見ていました。彼女がこの曲を完成させたのは、僕たちが別れた後でした。“River”は、僕たちの関係の終わりを記録しているので悲しくなったけど、同時に、とても美しい曲であり、彼女が勇気を持って自分の魂をさらけ出したことに感動しました。僕たちはとても愛し合っていたんだ。」グラハム・ナッシュの愛情を捨ててしまったジョニの想いが歌われた切ない1曲。この切ない名曲は日本人の切ないクリスマスの肌感に似ているのかも♪メリークリスマス♪ステキなクリスマスをお過ごしになって下さい♪

 

HI!心呼吸 12月22日(木 )

M1>    Christmastime  /    Aimee Mann (エイミーマン)

 

『Aimee Mann』 (エイミーマン)

アメリカ・バージニア州生まれのシンガーソングライター。

1980年代に活躍したロックバンド『ティル・チューズデイ』の元ボーカリスト。

そんな彼女が2006年にリリースしたホリデー・アルバム

『One More Drifter In The Snow』

グラミー賞も受賞している最初のクリスマス・アルバム。

ホリデークラシックと、オリジナルの曲のバランスの取れた1枚。

レトロなテイクはありません。

落ち着いたオーソドックスさはないですが、大人のクリスマス・アルバムといった感じ。

ミディアム・テンポ以下のカントリー+ジャズ風のクリスマス・ソング。

彼女のアンニュイな癖のあるヴォーカルと一緒にお愉しみ下さい。

落ち着いたクリスマスを過ごしたい大人のあなたに♪

 

 

 

 

 

M2>   クリスマス・ソング /   アルコ・イリス

 

今年のクリスマスはいつものクリスマスとは違ったクリスマスを過ごしてみたい♪

そんな方にはこんなクリスマス・ソングはいかがですか?

2017年の12月にもご紹介している1曲を♪

 

クリスマスのスタンダード・ナンバーに加え、

ボサノヴァのアレンジで聞かせてくれる『アルコ・イリス』

1991年にリリースされた

『Estrela de Belem』(暑い国から来たサンタ)

ツボを得た見事な選曲。

スタンダードをホッコリとした気分で聞かせてくれる南半球のクリスマス・ソング♪

半袖で楽しむクリスマス♪

思いを馳せてみましょうか♪

 

HI!心呼吸 12月21日(水 )

M1>   Body And Soul  /  Al Cohn / Zoot Sims (アル コーン / ズート シムズ)

 

1973年にリリースされた

『Body And Soul』

Al Cohn / Zoot Sims (アル・コーン / ズート・シムズ)

アル・コーン&ズート・シムズの競作。

数々の作品を残してきた彼ら。

このアルバムではブラジリアン・サウンドに挑戦。

「イパネマの娘」を始めとしたメドレーはファンはたまらない。

そしてなんといっても、このコンビの良さは僕なんかが言うまでもありませんが、

完璧な二人のテナーの掛け合いを満喫できます。

テナーバトルの名盤です。

スウィング・ジャズの名盤。

そしてなんといってもブラジリアン・メドレーが聞きモノ♪

 

 

 

 

 

M2>     Touch of Your Lips   /    チェット・ベイカー

1979年6月。

デンマークのコペンハーゲンで録音された名盤。

『The Touch Of Your Lips』

(ザ・タッチ・オブ・ユア・リップス)

孤高のジャズマン『チェット・ベイカー』

デンマーク出身の「ニールス・ペデル­­セン」とのレコーディングで魅せる艶。

詩的なトランペット・プレイを聞かせてくれる。

彼の淡々と枯れた味わいのトランペット。

ジックリと聴きたいアルバムです。

チェット・ベイカーのシンプルながら

彼しか出来ないような乾いたトランペットに寄り添う演奏。

落ち着いた12月の夜長にどうぞ♪

 

HI!心呼吸 12月20日(火 )

M1>   Ever Gonna Make It  /    サラ・ジェーン・モリス

 

イギリス・サウサンプトン出身のシンガー・ソングライター。

ポップス、ジャズ、ロックと幅広い音楽を操るアーティスト。

『Sarah Jane Morris』

この令和のタイミングで急に思い出した彼女のアルバム。

1998年にリリースされた

『Fallen Angel』

サラ・ジェーン・モリスにとってその当時、

数年ぶりのアルバムは、彼女の深くてスモーキーな声が印象的。

このギターから颯爽とスタートする

「Ever Gonna Make It」♪はこのタイミングで聴いても心躍ります。

何度も聞いた懐かしい1曲をご紹介♪

 

 

 

 

 

M2>      Don’t Look Back  /   ユッスー・ンドゥール

 

先ほどの『サラ・ジェーン・モリス』のアルバム「Fallen Angel」は

この『ユッスー・ンドゥール』や、「シャラ・ネルソン」などを手掛けた

「ROD BEALE」のプロデュースによる作品だったんですが、

『ユッスー・ンドゥール』

という名前を聞いたら聴きたくなっちゃいました。

セネガルの国民的歌手。

日本でも某車のCMで、独特の高音で「オブラディ・オブラダ」を歌っていたのが

『ユッスー・ンドゥール』

セネガルの伝統音楽に、さまざまな民族音楽や

ポップ・ミュージックのエッセンスを取り入れ、独自の音楽世界を展開したアーティスト。

2012年4月にセネガルの文化観光大臣に任命された元大臣です。

2000年にリリースされた『Joko』

この曲「Don’t Look Back」のバックコーラスは「スティング」さんがやってます♪

HI!心呼吸 12月19日(月)

M1>    My Gift To You  /    アレクサンダー・オニール

 

今週もこのコーナーでごゆっくり♪

クリスマス・ウィーク♪

1988年にリリースされた名盤から♪

ブラック・コンテンポラリー音楽の代表格であった。

【Alexander O’Neal】(アレクサンダー・オニール)

ダンスチューンもバラードも歌いこなせる80’s90’sを代表するシンガー。

1988年にリリースされた

『My Gift to You』

毎年、個人的にもこの時期に聞かないと気分も上がらないアレックスの声。

厳かでそして華やか。

ソウル、ブラコンフリーク必聴の1枚♪

ご存知80年代後半から超売れっ子プロデューサー「ジャム&ルイス」プロデュース。

クリスマスアルバム♪からどうぞ♪

 

 

 

 

 

 

M2>    Can’t Stop Dreaming  /    ダリル・ホール

 

もう1曲♪この時期に聴きたくなる1曲を♪

『Can’t Stop Dreaming』

1996年にリリースされた『ダリル・ホール』の1枚。

クリスマスのアルバムではないですが、

このシーズンには手に取ってしまう衝動にかられます。

「H&Oダリル・ホール&ジョン・オーツ」が昔から大好物な僕にとって、

このダリルのアルバムがリリースされた時はシビレマシタ。

色んなシチュエーションで活躍してくれました。

バンドとソロの中間に位置する様な作風。

H&Oとして歌われても違和感のないタイトル・トラック

「Can’t Stop Dreaming」♪

先行シングルだった「Justify」♪もキラキラしていてトキメク♪

どことなく懐かしく、それでいて古臭くない♪今も聞きたくなる♪

HI!心呼吸 12月16日(金)

M1>   Christmas Needs Love To Be Christmas / アンディ・ウィリアムス

 

今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました♪

まずは流石の歌唱。安定感抜群。

『アンディ・ウィリアムス』です♪

アンディ・ウィリアムといえば映画音楽のイメージですが、

クリスマス・ソングも数多く録音されました。

クリスマス・シーズンにはテレビ、

コマーシャルでもこの歌声はよく流れていたもの♪

スタンダードを歌わせたら・・・

間違いない。

お手本のような歌はイメージ通りのクリスマス・ソングを楽しむにはピッタリ♪

クリスマス・ソングです♪

『アンディ・ウィリアムスのChristmas Album』は1998年にリリースされています。

 

 

 

 

 

M2>  Nothing Compares 2 U   /   Sinead O’Connor(シニード・オコナー/

シネイド・オコナー)

今週の締めくくりは♪彼女の声にしてみました。

しっかりと前を向いていてほしい!という願いを込めて。

『Sinead O’Connor』(シネイド・オコナー)

アイルランド・ダブリン出身のミュージシャン。

そんな彼女の2ndアルバム。

1990年にリリースされた

『I Do Not Want What I Haven’t Got』邦題は『青い囁き』

シングル・カットされた、プリンスのカヴァー曲

「Nothing Compares 2 U」が世界中で大ヒット♪

「だって・・・何とも比べられないんだ。

君に代わるものなどあるわけないから・・・。」

クリスマス前に切ない選曲になってしまった・・・だけど好い曲です♪

HI!心呼吸 12月15日(木)

M1>   Send Some Love  /    ドイル・ブラムホールⅡ&スモークスタック

 

『Doyle Bramhall II』(ドイル・ブラムホールⅡ)

エリック・クラプトン、シェリル・クロウ、エルトン・ジョン、B.B.キング、

エリカ・バドゥなど超一流のアーティストと活動していたアーティスト。

アメリカ、テキサス州出身のミュージシャン。

シンガーソングライター。

そんな彼が自身のバンドとなる「スモークスタック」

をフィーチャーして発表された3枚目のソロ・アルバム。

2001年にリリースされた『Welcome』

スモーキーな歌声とサウスポーから繰り出される卓越したギター・プレイ。

初っぱなの「Green Light Girl」の図太いストラトのリフでノックアウトされます・・・w

メチャクチャカッコいい1枚♪そんな中にはこんなバラードブルースですよ・・・ズルい。

 

 

 

 

 

M2>    Wonderful Tonight  /    エリック・クラプトン

 

『Eric Clapton』(エリック・クラプトン)

エリック・クラプトンが1977年に発表したアルバム。

『スローハンド』

全米アルバム・チャートNo.2を獲得。

クラプトンの代表作に数えられる名盤の一つです。

「コカイン」「レイ・ダウン・サリー」

この曲「ワンダフル・トゥナイト」など代表曲が目白押し♪

作品の内容は70年代のレイドバックしたクラプトンの代表作。

アメリカでも大ヒットしたアルバム。

「スローハンド」のニックネーム・・・指の動きがゆっくり、

あるいは少ないなのに、生きた音が次々と湧いてくる・・・。

ということから付けられたらしい♪

Wonderful Tonight♪名曲をゆっくり聴く時間…最近ないですね…反省。

HI!心呼吸 12月14日(水)

M1>     I’ LL Stand By You  /   The Pretenders (ザ・プリテンダーズ)

 

『The Pretenders』(ザ・プリテンダーズ)

1978年にイングランドで結成されたロック・バンド。

中心人物は何といっても、シンガーソングライター

『クリッシー・ハインド』

もともとはオハイオ州生まれのアメリカ人。

イギリスの音楽誌に憧れて、記者になるためにイギリスに渡ったという人。

彼女のパワー溢れるボーカルが大きな特徴♪

そんな彼らの代表作。

1994年にリリースされた6thアルバム

『LAST OF THE INDEPENDENTS』

I’ LL Stand By You♪は泣かせるバラード♪

「ああ、なんであなたは、そんなに悲しそうなの?私はあなたのそばにいるから♪」

 

 

 

 

 

M2>     ALL I ASK   /    アデル

 

『Adele』(アデル)

なんて切ないバラードなんでしょうか。

グラミー賞を最多受賞。全世界で3000万枚を突破した「21」から5年後にリリース。

2015年11月に発表されたアルバム

『25』

プロデューサーにはテイラー・スウィフトやケイティ・ペリーのモンスター・ヒットを手がけた「マックス・マーティン」そこに「ブルーノ・マーズ」なども参加したことでも注目を集めた大好きな1枚♪

マイク1本だけで、世界中を魅了する。音楽が人に与える影響は決して軽視できないよな・・・と実感する1曲。

『ALL I ASK』♪

「あなたの気持ちが離れてしまっていることは分かっている「ALL I ASK」(お願いだから)せめて今夜だけ、恋人のように振舞ってよ。 最後の思い出をください・・・」切ない。

HI!心呼吸 12月13日(火)

M1>    Send One Your Love   /   Native Son (ネイティブ・サン)

 

『Native Son』 (ネイティブ・サン)

日本を代表するジャズ・ピアニスト

『本田竹広』さんの息子ジャズ・ドラマー『本田 珠也』(ほんだたまや)さんと、

「米木康志」(よねきやすし)さん(b)によるダイナミックなリズム・セクション。

そのリズム隊をバックにデジタルサウンドも取り入れた都会的な

ポップ・サウンドを聴かせるアルバム。

 

1985年にリリースされた

『Daybreak』

ちなみに当時「本田珠也」さんは『15歳』だったらしい♪

恐ろしい・・・

アルバムラストの「Send One Your Love」は名バラード♪

 

 

 

 

 

M2>     ホワイト・クリスマス    /   シャカタク

 

『Shakatak』(シャカタク)

こんなオシャレなクリスマス・アルバムをリリースしていたんです♪

ご存知でしたか?

世界的ヒット作『ナイト・バーズ』(1982年)以降。

現在に至るまで不動の人気を誇るUKジャズ・ファンク・バンド。

シャカタクが1990年にリリースしたクリスマス・アルバム

『クリスマス・イブ』

ここから90年代に何枚かのクリスマス作品を残しているんです。

まだバブルの香りが残る時代。

キラキラしているクリスマス。

フュージョン界でもクリスマス・アルバムが大流行したんですが

その中でも流石の仕上がり♪オシャレです。

山下達郎さんも取り入れる発想も斬新です♪