HI!心呼吸 1月4日(火)

M1>   Neve Na Bahia / バイーアに降る雪 /   ジルベルト・ジル

 

『ジルベルト・ジル』

ブラジルでは超有名なミュージシャンでありながら政治家としての顔も。

ボサノヴァに大きな影響を受けて音楽活動をスタートしたジルベルト。

しかし、ロック、ソウルなど多ジャンルの音楽の要素に影響を受けて、

独自の世界感を見つけていきます。

 

そんな彼の1991年の作品。

パッと目の前が開けてような明るさが充満。

ジルベルト・ジル流のブラジリアン・ポップス♪

『パラボリック』から♪

『バイーアに降る雪』

ハートウォームな歌声がたまらない名盤です♪

 

 

 

 

M2>      ダイアナ    /    カエターノ・ヴェローゾ

 

ブラジルが生んだ『天才』

『カエターノ・ヴェローゾ』

このアルバム最高です♪

 

2004年にリリースされた『異国の香り~アメリカン・ソングス』

聴き続けてきたアメリカン・スタンダードを

「天才」らしいアレンジで聴かせてくれます。

そして何と言っても選曲のゆがみ方が大好き。

要は「売れ線」を狙っていない。

ポルトガルなまりのヴェローゾのヴォーカル。

柔和で穏やかで癒されます。

アレンジが面白いし、バックを支えるのが長年ヴェローゾと組んでいる、

28人編成のオーケストラ♪

ダイアナ♪はご存知「ポール・アンカ」のカバーですが、

この豊かさは格別です♪今年も良い音楽を聴いていきましょう♪

HI!心呼吸 1月3日(月)

M1>    Say It(Over and Over Again) /   ジョン・コルトレーン

 

2022年がいよいよスタート♪

どうぞ今年も宜しくお願いいたします。

どんな新年をお迎えになられましたか?

 

今年もこのコーナーでごゆっくりと。

新年最初はこんなスタンダード・ジャズで♪

『ジョン・コルトレーン』

コルトレーンの作品は「激しくブロウ」するイメージのサックスを聴かせてくれるイメージも強いですが、一方でこんな「静」の側面を魅せてくれます。

まさにこの『Ballads』は(1961年から1962年録音)そんな側面を見事に聴かせてくれる名盤。

バラードを演奏するコルトレーンに接すると心が和みます。

最高のヒーリングミュージックでもある大好きな1曲から今年はスタート♪

 

 

 

 

 

M2> Hush,Hush,Hush(feat.アニー・レノックス) /   ハービー・ハンコック

 

2005年にリリースされた『ハービー・ハンコック』

『ハービー・ハンコック スーパー・コラボレーションPOSSIBILITIES』

この『ポシビリティーズ』の聴きどころは、

JAZZ、ROCK、R&B、すべてのジャンルを超越!

それはハービー・ハンコックでしか成しえないこと。

ジャンルなんて関係なく全てのジャンルのアーティストとの

コラボレーションを、いとも簡単にやってしまう。

スーパー・アーティスト・・・。

サンタナ、クリスティーナ・アギレラ、

スティング、ジョン・メイヤー・・・

この曲はアニー・レノックス(ユーリズミックスのボーカリスト)

とのコレボです♪

どうぞ今年も宜しくお願いいたします♪

HI!心呼吸 12月31日(金)

M1>   PRAYING FOR TIME  /   ジョージ・マイケル

 

今年もお世話になりました。

今年の最後のHi!心呼吸はこの2曲にしてみました♪

大好きな2曲です。

1990年にリリースされた『LISTEN WITHOUT PREJUDICE Volume One』

『ジョージ・マイケル』のセカンド・ソロ・アルバム。

この「PRAYING FOR TIME」、「FREEDOME 90」など名曲たちが並ぶ名盤ですが、

オープニングに「Praying For Time」

アルバムからのリード シングルでもある。

全米で1位を記録もしている。

一度聴いただけで、この曲の魅力を100%理解できる人の方が少ないでしょう。

しかし、こうしてこの時代に、大晦日に聴くことができる。

意味を感じながら。

明日からの1年が良い1年になるように祈りながら!

 

 

 

 

 

M2>    Ol’ ’55(オール′55)  /   トム・ウェイツ

 

今年のラストはこの声で。

「オール’55」(Ol’ ’55)

『トム・ウェイツ』1973年に発表した楽曲です。

アルバム『Closing Time』

胸が苦しくなるほどの切なさと、高揚感と、ノスタルジーな気持にしてくれる。

大学時代の友人にプレゼントしてもらったレコードは今でも宝物だ。

レコーディングの大半はロサンゼルスの「サンセット・サウンド・レコーダーズ」で行われたらしい。

「オール’55」はトムのデビュー・シングル。

この「’55」とは「1955年型の車」を意味している。

歌の主人公はそれを「old ’55」と親しみを込めて呼んでいる。

ちなみにこの歌が録音されたのは1972年で、

リリースされたのは1973年のこと。随分前の車の事。

もう少し君といたかった。切ない風景。テールランプのパレード。

この声でこのコーナー締めくくり♪ありがとうございました。

 

 

 

HI!心呼吸 12月30日(木)

M1>  Rush Rush(あふれる想い)/   ポーラ・アブドゥル

 

元チアガール!ジャネット・ジャクソンなどの振付師としても活躍した

『ポーラ・アブドゥル』

1991年リリースのセカンド・アルバム

『スペルバウンド』

甘く伸びやかなヴォーカルは愛らしく、切なくて魅力的。

モンスター級の大ヒットとなったデビュー盤に続くこのセカンド。

プレッシャーの中でリリースされた作品は

アーティストとしての飛躍度が増した充実の1枚に!

「プリンス」や「ドン・ワズ」までが参加しているから驚きです!

今、こうして聴いてみるとアルバム全体の統一感も抜群。

アップテンポからスロウまで時代を感じるけど良いですね!

ポーラ・アブドゥルが初めて挑戦したラブ・バラード♪

「Rush Rush(あふれる想い)」は名曲です♪

 

 

 

 

 

M2>    Always  /    アトランティック・スター

 

今年も明日で終わり♪

そんな年末はお馴染みの曲をゆっくり聴いてみましょう♪

『アトランティック・スター』(Atlantic Starr)

1980年代から90年代初頭にいくつかのヒットを放っていますが、

その中でも唯一の全米No. 1の大ヒットとなったのが

ご存知「Always」です。

 

1987年にリリースされた『All In The Name Of Love』に収録された1曲。

このアルバムはメンバーの脱退やレコード会社とのいざこざなどがあって、

いろんなトラブルを経て、ようやく活動を再開させた87年の作品。

デヴィッドとバーバラのデュエットによるこのバラード『Always』が

チャートのNo.1に!まさに新しい門出を飾るにふさわしい作品になったんですね。

「君に人生をささげるよ!あなたへの愛はいつだって変わらない♪」

HI!心呼吸 12月29日(水)

M1>    Hold On My Heart   /    ジェネシス

 

『Genesis』(ジェネシス)

イングランド出身のプログレッシブ・ロック・バンド。

1970年代のプログレの全盛時代には確固たる地位を確立。

「フィル・コリンズ」を中心とした、

彼らならではの暖かいメロディが詰まった名作

1991年にリリースされた『We Can’t Dance』

イギリスで1位、アメリカで4位を記録.

世界各国で大ヒットを記録した名盤。

「フィル・コリンズ」在籍時のラスト・アルバム。

ラストアルバムにふさわしい音数。

心が落ち着くメロディはこのアルバムの最大の魅力。

音にも自信が満ち溢れている。

もはや曲の長さ、短さ、そんなものは関係ない。良いモノは残るんだねぇ♪

 

 

 

 

 

M2>   Thank You For The Moment  /   デヴィッド・ピーストン

 

お母さんは「セントルイスのゴスペル歌手」

叔母はソウル界でも名の知れた「フォンテラ・バス」

音楽一家の血を引くシンガー

『デヴィッド・ピーストン』

このアルバムジャケットの印象そのままに、このダイナマイトバディーから発せられる

メガトンボイス!

声量の素晴らしさとファルセットのバランスの良さは、

この年末に心を穏やかにしてくれます♪

アレンジもバランスよく完璧な才能がありすぎです♪

1989年にリリースされたデビューアルバム

『Introducing…David Peaston』

ゴスペルシンガーのコミットの深さが痛いほど伝わる1枚。

年末にいかがですか?

 

HI!心呼吸 12月28日(火)

M1>    Close to You  /   Lee Ryan(リー・ライアン)

この声もなんて良い声なんだろう。何度聴いていても飽きがこない。

イギリスのR&Bグループ「BLUE」のメインボーカルとして活躍した

『リー・ライアン』

 

グループの時から素晴らしい歌声を披露していましたが、

ソロになってから、若干の軽さも抜けて、ドシッとした歌声。

味わい深く聴けるように層が厚くなった感があります。

 

このソロアルバムでは更にLEE独自の声が良く活かされています♪

彼のファン、BLUEファンの皆さんも久しぶりに聴きてみては?

声に彼特有の深みと抑揚があるので愛が来ないのも彼の魅力。

2005年にリリースされた『Lee Ryan』

彼のデビューアルバムです。

 

 

 

 

 

M2>    トーク・トゥ・ミー  /    ドン・シコーニ

 

『Don Ciccone』(ドン・シコーニ)

以前もこのコーナーでご紹介しているアーティストです。

このドン・シコーニ「元フォー・シーズンズ」に在籍していた実力者。

グループを脱退後、アレンジ・作曲等の裏方として活躍していたんです。

しかし、この人のヴォーカルが素晴らしいんです♪

この方「フォー・シーズンズ」の後には別のグループの

リード・ヴォーカルを担当してたんです♪

 

このアルバムは1992年にリリースされた『Lovers Players』

AORブームの終わる間際にリリースされた1枚。

AORの匂いも残しつつ、スーッと耳に入り込んでくる彼の声は心地いい♪

TOTO とかが好きな人にはおススメです♪

年末に耳心地いい音楽を♪

HI!心呼吸 12月27日(月)

M1>    Thank You  /     シンプリーレッド

 

今週もこのコーナーでごゆっくりと♪

いよいよ今週で今年も終わっちゃいますね。

今年も本当に「ありがとうございました」。

 

今週は『Simply Red』(シンプリーレッド)

1985年にリリースされた『Love & the Russian Winter』から♪

 

後に『IT`S ONLY LOVE』(ラヴ・ソング・コレクション)

ラブソングを集めたベスト盤がリリースになるんですが、この曲ももちろんクレジットされているラブソング♪

ミック・ハックネルの声がメロウソングにピッタリ。

美しいメロディーと甘い歌声は何回聴いても心地よいものです。

『THANK YOU』はリズミカルなメロディーが気分を高揚させてくれます。

 

 

 

 

 

M2>      Dreams    /     クランベリーズ

 

1993年にリリースされた『Everybody Else Is Doing It So Why Can’t We』

『クランベリーズ』(The Cranberries)

1989年アイルランドのリムリックで結成された、

オルタナティヴ・ロックバンド。

クランベリーズを聴きたいけど、どこから入ればいいのか判らないという人には

絶対にお勧めはこのデビューアルバム。

いきなりこの作品でヒットを記録し成功したクランベリーズ。

聴いていて気持ちが良い曲達が並びます。

リリースされてから30年程になる・・・全く時代を感じさせない。

アイルランドの涼しい風を「ドロレス・オリオーダン」が連れてきます。

心地良いメロディーに、ドロレスの変化球が微妙に変化して特別なサウンドになる。

こんな美しいアンビエントなフォークロックになったりするんですね。

年末年始に聴きたくなるのは何故なんでしょう♪

HI!心呼吸 12月24日(金)

M1>    Same Old Lang Syne    /      ダン・フォーゲルバーグ

 

いよいよ明日はクリスマス♪

今週の締めくくりはこんなクリスマス・ソングで♪

『Dan Fogelberg』の代表作。

1981年にリリースされた『イノセント・エイジ』

当時は2枚組のアルバムからヒット曲が連発しました。

Hard To Say♪

Leader Of The Band ♪などなどがヒットチャートを賑わします。

 

その中でも『Same Old Lang Syne』

この曲は今の時代でも大事にしたい名曲です♪

「クリスマスを家族と地元で過ごし,クリスマス・イヴに高校時代の彼女に偶然再会してこの曲を書いたんですって♪」

クリスマス・イヴにはどんなドラマが待っているのか♪

 

 

 

 

 

M2>    The Christmas Song  /     ナット・キング・コール

 

MerryChristmas♪

皆さん!今週の締めくくりがクリスマス・イヴなんて♪

今年も選曲に悩みました。

どんな曲がいいのかなぁ・・・。

色々きいたんですが、駄目でした。

締めくくりは、僕の神様『ナット・キング・コール』

 

『ナット・キング・コール』のカバーで有名なクリスマス・ソング

『ザ・クリスマスソング The Christmas Song』は、

火曜日にもお送りしましたが

『メル・トーメ』が1944年に発表した1曲。

その1年後、翌年1945年に「ナット・キング・コール」によるカバーによって

定番のクリスマス・ソングとして愛されいくんですね♪素敵なクリスマスを♪

 

HI!心呼吸 12月23日(木)

M1>     I Need You   /     モーリス・ホワイト

 

クラシックソウルの代名詞。

『モーリス・ホワイト』

「I Need You」♪

は時代を超えて愛される1曲ですね♪

貫禄の一枚というのは、こんなアルバムを言うんでしょう♪

1985年リリースされた『Maurice White』

 

バブル景気の絶頂に溢れていたダンスフロア。

チークタイム♪

FMの番組のパワープレイ。

R&B界の名グループ「アース・ウィンド・アンド・ファイアー」

のバンドリーダー。フロントマンの実力を見せつけた1枚。

甘く伸びやかなモーリスの歌声はやはり美しい♪

 

 

 

 

 

M2>    Christmas Time Is Here  /   サラ・マクラクラン

 

このクリスマス・アルバムもオススメですよ♪

ゆっくりと耳を傾けたくなる1枚。

完全にBARで聴きたい個人的な選曲ですが・・・。

全体的には、しっとりとした流れ。

ウインターソングを集めたもので、サラ・マクラクランの

オリジナルの曲のアルバムではないのですが、

彼女らしさが満ちた暖かくて光の中にいるみたいな心地よさ。

どこまでも透明で、気にならない静けさ。

染み入るような歌声。

『ダイアナ・クラール』を迎えて歌われたこの曲は、

アルバムのラストを飾っています。

こんな優しい「Christmas Time Is Here」♪

2006年リリースされた『Winter song』から♪MerryChristmas♪

 

HI!心呼吸 12月22日(水)

M1>   Here comes the flood  /    ピーター・ガブリエル

 

『ピーター・ガブリエル』

1977年にリリースされた『Peter Gabriel』

彼のファーストに収録されたこの名曲をどうぞ♪

昔よりはこの曲の意味をちゃんと受け入れることができてきたかな・・・。

あまりにも素晴らしい歌詞であることは音楽好きの間では有名。

『Here Comes The Flood』

僕が生まれてすぐにリリースされた曲ですが、

年末になると聴きたくなるというか、聴かなきゃってなる。

色あせるどころか時代に沿って感動が増してくる曲。

限りなく深く、切なくて、まるで文学作品のような世界。

自らの命をかけて命をつないでいく。

そんな思いを歌っています。クリスマスのタイミングでも心に来ます♪

 

 

 

 

 

M2>   Can’t Stop Dreaming  /     ダリル・ホール

 

『ダリル・ホール』

1996年にリリースされた『Can’t Stop Dreaming』

このシーズンに聴きたくなるのはこのリズムもあるのかもしれない。

どことなく懐かしく、それでいて古臭くない。

HALL&OATESのファンのみならず、

AOR、ソウルファンの皆さんも楽しめる1枚であることは間違いない。

そして、ロマンチックでありドラマチック。

そしてアダルティな世界も演出できる。

こんなアルバムはなかなか出会えない。

僕にとっても大事な1枚。

 

このアルバムは今は日本版のみ販売となる貴重な一枚だとか。

さぁ、クリスマスムードを盛り上げていきますか♪